ボートシーバス!長男君は初めてのシーバス釣果!!
- 投稿日2024.04.21
今回は、釣りに行ってきたお話。
偶然にも子供達が同じクラスとなり、トントン拍子で決まったボートシーバスに連れて行って頂き、二桁の釣果を叩き出した前回の釣行。
浜で修行のようにキャストを繰り返す釣りとは違い、ベイトの反応を見ながら、魚を求め次から次へとランガンするボートの釣りに感動!!
そして、今回は子供達が初めてのコラボとなる『クラスメイト釣行』が実現し、親子揃って再びらっきょうキャプテンのお世話になってきました。
キャプテン曰く「帰り道、その少年の顔つきは新たなことを体験したぶん、少しだけ成長したようにみえた。」と言わしめた今回の釣行…。
※西宮釣り日記『大阪湾ボートシーバス 54回目』参照。
この物語は、ある海域の荒廃に闘いを挑んだ、熱血釣師たちの記録である。
シーバスボート界において全く無名の弱体アングラーが、荒廃の海から健全な精神を培い、わずか数時間でシーバスを釣り上げた軌跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余すところなくドラマ化したものである。
愛は奇跡を信じる力よ
釣行前日「ベタ凪なので長男君と一緒にボートいかがですか?」とキャプテンに誘って頂いていたものの、その日はガッツリと仕事で休む事が出来ない…。
申し訳なくお断りを入れるが、らっきょう艇の専属クルーさんも長男君を誘ってくれたようで、学校から帰って来るなり「釣りに誘ってもらったぁ!!」と飛び跳ねながら大喜び。
この純粋なキラキラ笑顔を見た後は、たかが仕事の一日くらい何とか持ち堪えてやる!という事で、ボートに乗ってから出勤するという強行軍で出掛ける事に。
時間に制限があるので、らっきょうキャプテンが「早く釣ってくれよ!!」と念を送っている図(笑
実は、我が家の長男君。三歳頃から釣り竿は握っているものの、安全面を考慮して連れて行く場所が浜や川なので、子供のキャストでは確実に飛距離が足りず、シーバスは釣り上げた事が無い。
今までの釣果といえば、アジ・ボラ・メバルなどで、本格的なフィッシュイーターは未経験。
その事を知ってか、らっきょうキャプテンも気合が入り、今日は絶対にシーバスを釣らせる!「信は力なり!!」と長男君を激励。
専属クルーさんと二人で、テキパキと出船準備を進め、到着から数分で出船!!※出勤の時間制限があるので、メッチャ急いでくれてました(汗
それは涙で始まった
前回の感触から考えると、ムコイチ方面の停泊船辺りでサクッと釣れるのでは?と考えていましたが、釣りあるあるの状況が一変。
あれだけベイト反応があった海域が沈黙し、いくつかの停泊船を周ってみるも撃沈。時間が無いので数投で見切りをつけ、らっきょうキャプテンは一路神戸方面を目指します。
余談ですが、小学生の頃から「ボートに乗って釣りがしたい!」と言ってた長男君。まずは、その夢が実現したものの、出発前の酔い止めは「乗り物強いから大丈夫!」と、まさかの拒否で出船。本当に大丈夫かいな…(^_^;)
前回の釣行で、ラインブレイクしてしまった曰く付きの穴撃ち。
らっきょう艇のクルーさんは流石といった感じで、ボートには乗り慣れて自由自在に動けるし、アンダーハンドでビシバシ奥へキャストを決めます。
ただ、そう簡単には魚が出ず。ここも早々に見切って、可能性がありそうなスポットをランガンで次から次に撃って進みます。
クルーさんが、サクッとシーバスを釣り上げる!!これまた、やり取りも安定し完全に場数が違うといった感じ。
一方の長男君は、ミスキャストを含め、今まで自由気ままなキャストしかして来なかったので、全くキャストが出来ずルアーをチョポンとしか落とせない…。これは、大苦戦の予感…。
one for all、all for one
随時、私の出勤時間を気にしてくれる、心優しいらっきょうキャプテン。クルーさんのシーバスを皮切りに、停泊船・橋脚など片っ端からランガンし、船上の全員でベイトやシーバスの反応を探す作戦に。
今までは写真の撮影係りとしてカメラを持っていた私にも、らっきょうキャプテンから「MACOさんは縦に探る!」と岸ジギタックルを手渡され…。
釣っちゃうんだなぁ!これが!!(笑
自分の息子が釣れていない現状の空気を読まず、ゼッタイでシーバスを釣り上げ魚が居る事は確認。
苦戦するクラスメイトを救けるべく、クルーさんは完全にロッドを置き、付きっきりで長男君の面倒を見てくれるように。
ルアーがエビったらフックを解き、ラインが絡んだらラインを解き、VIP待遇でアシストしてくれるクルーさん。ありがとう御座います!!
釣ってから泣け
その後、長男君はシーバスを掛けるも一瞬でバラしてしまい、人生初シーバスならず…。時間が迫るなか、移動を繰り返しては魚探と魚をチェックし、反応が薄ければ即座に移動の超高濃度ランガンを決行。
その中でベイト反応があるスポットを発見。クルーさんが長男君の面倒を見てくれている間に、らっきょうキャプテンからは例によって縦の調査指示が。
やっぱり…。釣っちゃうんだなぁ、これが!!
シーバスが釣れず苦戦中の長男君をよそに、ゼッタイでシーバスを追加。※クルーさんがタモ入れしてくれました!!
そして、いつの間にかジギングタックルを持っていたキャプテンも、無言でシーバスを釣り上げており、船内は長男君を除いて全員安打。
ベイト自体は居るようなので、こうなってくると問題なのは長男君のキャスト技術…。この現状を見ていた三人は…。
私:「落とすか…」
クルー:「落とした方がええんちゃう?!」
キャプテン:「落とそう!!」
という事で、キャスティングゲームから岸ジギタックルに交換。
初めてのベイトリールなので、バックラッシュだけに注意して使い方を伝授。
後は、船や護岸の隙間に落とすだけの作業ですと伝え、ランガンしながら長男君は岸ジギ・クルーさんはキャスティングで探っていると…。
クルーさんが、キャスティングで釣り上げ、いよいよ長男君の釣果が重要に。
帰港時間は迫ってくるし、でも長男君にもシーバスを釣らせてあげたい。そんならっきょうキャプテンの気持ちが痛いほど伝わってきます。
愛すればこそ
これまた、テンポ良く停泊船や護岸を撃ちながら移動を繰り返し、最終的には朝イチにチャレンジしたエリアで長男君が釣ってくれる事に賭け…。
※酔い止めも飲んで無いし大丈夫かいな?と思っていましたが、専属クルーさんの横に座り、二人でキャッキャ言いながら楽しそうにクルーズしてました。
船内は、個人でシーバスを釣り上げるためでは無く、いかに長男君に釣ってもらうかという空気に変わっており、最後のエリアを前にキャプテンの魂にも熱が入る。
船員を一列に並ばせ…。
らっきょうキャプテン:「お前はゼロか?ゼロの人間なのか?ジグを落とすのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わるのか?それでいいのか?お前はそれでも釣り人か?悔しくないのか!!」
長男君:「悔しいです!!今まではボーズがあたり前だと思っていたけど…。にやついてごまかしていたけど…。今は悔しいです!!」
気合を注入してもらった長男君は、出来るだけキワにジグを落とす。
親指で調節されながらスルスル落ちるライン…。船内全員がその竿先に注目していると、ピクッピクっと魚からの反応が出ている!!
アワセ遅れに悶絶しながら経過を見守ると、突如としてギュギュギュ~っとロッドが絞り込まれ、「ライン擦るな!」「ゆっくりでええヨ!!」と船内から声援が飛び、最後はクラスメイトのクルーさんがタモ入れ。
今日イチ?のスズキサイズ!!
※これは60UPあったと思います(^_^;)
らっきょうキャプテン:こんな嬉しいことはありません!「釣れる」そう信じてても不安でした。でも、こいつらがこんな素晴らしい釣りをやってくれて!信は力なりです!泣かせてください!思い切り泣かせてください。釣ったぞー!!
全員の安堵と、これで帰れるという喜びが爆発!長男君は、人生で初めて釣ったシーバスにご満悦!!(本当に良かったぁ)
長男君は初めてのシーバス釣果!まとめ
今回は、出発時間やメンバーが二転三転しながら、最終的には出勤前釣行という事で出発したボートでしたが、やはりらっきょうキャプテンの判断と操船技術が冴えてました!!
※キャプテンが絶妙なポジションをとってくれているのに、ラインやガイドにフックが絡んでいたりとスムーズにスタート出来ない長男君…。キャストを含め、相当な練習が必要ですね…(^_^;)
長男君の釣果にて、全員安打で無事帰港する事が出来ましたが、釣果よりももっと大切な物も手に入ったかと。
別々の小学校から集められたクラスメイト。
出発時、車に乗り込んだ際は多少のぎこちなさがあった二人も、一緒にシーバスを狙い、救けてもらって…。一緒に揺られ、笑い合っている間に距離が縮まり、『友』という空気が濃くなって行く…。
ブロガーさんのお子様と一緒にデッキに立ち、子供同士がシーバスを追いかけて友となっていく風景を見られただけでプライスレスです!!
こうした釣行があるのであれば、早ければ早いほど良いなぁと思っていただけに、出勤前の短時間で船を出して下さったらっきょうキャプテンに感謝です!!
※ちなみに、二人は自称「小学校一フォトナが上手い」達人らしく、夜はオンライン対戦の約束をしてました。結果、我が家の長男君がコテンパンにやられたみたいですけど(笑
友となるキッカケは作れたと思いますので、後は二人で仲良く試行錯誤しながら、楽しいと思える中学生活を送って下さい!!
兎にも角にも、長男君の初シーバスが釣れて良かったし、そのシーンを目撃する事が出来て本当に良かった!らっきょうさん、クルーさん。本当にありがとう御座いました!!(^^)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「釣行日記」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、10月13日現在「シーバス釣り」には「 200件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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