
烈車戦隊トッキュウジャーに感動!レビューとベストエピソード!!
今回は、スーパー戦隊シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」のお話。
プライムビデオを利用し、懐かしい番組を見ていた私の影響か、我が家の子供達も「宇宙刑事ギャバン」等の新旧メタルヒーロー系、そこから派生し「仮面ライダーウィザード」に「海賊戦隊ゴーカイジャー」と、次々にコンプリート。
当ブログのヒーロー系記事
ちょっとした空き時間を利用し、我が家の男衆3人でヒーロー物を見るのが定番となり、1話見終わる毎に盛り上がっていますが、最近の子供向け番組は、大人が視聴しても見入ってしまうほど完成度が高いですね!!
名セリフ「命をかけてこの星を守る!それがスーパー戦隊ってもんだろっ!!」でボロボロ涙を流した、海賊戦隊ゴーカイジャーを見終わったので、夏休みの一挙放送で録り溜めていた「烈車戦隊トッキュウジャー」を見ていく事に。
先日、二ヶ月ほど掛けて見終わりましたが、コミカルな見た目に反して、ゴーカイジャーに負けす劣らずの感動作!!
中盤で衝撃的な事実が発覚してから、物語は一気に進み…。40話(全47話)前後からは、毎回ウルッと涙がにじむ…。そして、感動の最終話へ!!※子供達と一緒に見てなかったら、確実に涙がポロポロっと溢れ落ちてます。
海外ドラマにも負けない、練り込まれたストーリーで、親子そろってドキドキできる名作「烈車戦隊トッキュウジャー」の紹介と、レビューについて書いてみたいと思います!!※一部ネタバレするので、これから見る予定の方は要注意で!!
烈車戦隊トッキュウジャーとは?!
海賊戦隊ゴーカイジャーから2作品後、歴代38番目のスーパー戦隊シリーズとなる「烈車戦隊トッキュウジャー」は、その名の通り「烈車(※列車)」をモチーフにした作品なんですが、ストーリー性が高く、ドラマ色の強い内容になっています。
序盤は謎が多いものの、悲しい出来事を背負って戦っている事が判明し、テーマと同じく明と暗を持ったストーリーにググっと引き込まれてしまう…。
トッキュウジャーの世界
人々の負の感情を利用し、闇の路線を広げる悪の帝国「シャドーライン」に対し、高いイマジネーションを持つ者にしか見えない「レインボーライン」が存在。
闇の力で街を飲み込むシャドーラインと対峙するため、レインボーラインは想像力の高い人間、ライト(赤)、トカッチ(青)、ミオ(黄)、ヒカリ(緑)、カグラ(ピンク)の5人を「烈車戦隊トッキュウジャー」として送り出す事に。
トッキュウチェンジ!!
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
トッキュウジャー
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
ただ、メンバーの5人は記憶を無くしており、お互いが幼馴染である事しか覚えておらず、自分達の出身やトッキュウジャーになるまでの経緯を思い出せない。
そこで、レインボーラインの烈車に乗り込み、シャドーラインの陰謀を阻止したり、闇に落ちた街を開放しながら、自分達の過去を探す旅に出る。
烈車で旅を続ける
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
車掌は関根勤さん!!
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
闇に落ちた街を開放していくうちに、トッキュウジャー達の記憶も少しずつ戻り始め、自分達の出身は、シャドーラインに支配された町「昴ヶ浜」では無いかと推測。以降は、シャドーラインと戦いつつ、昴ヶ浜を探す旅になるものの…。
といった感じで、無双しながら悪役を倒すだけでは無く、メンバー同士で過去の出来事を想い出しつつ、闇に支配されてしまった自分達の故郷、「昴ヶ浜」を探すといったドラマ色の強いストーリーになっています。
烈車戦隊トッキュウジャーの見どころ!!【ネタバレ注意】
前項でも書いた通り、序盤から中盤に掛けては「自分達の記憶探し」といった感じで、小気味良い物語が展開されるのですが、魅力的なキャラが増えたり、衝撃的な事実が発覚したりと、中盤以降はイッキ見したくなるほど夢中になります。
その中でも、個人的なイチオシポイントを、リストアップしてレビューしたいと思います。※ここからはネタバレが含まれます。
トッキュウ6号こと虹野明はシャドーライン出身!!
レインボーラインの保線作業員を担当している男は、自分の周りにだけ雨が降るというシャドー怪人。その体質に罪悪感を感じ始めた頃、空に架かる虹を見た事により、シャドーラインを抜けレインボーラインを守る仕事に就く。
ライト達の仲間になった後は、虹野明(にじのあきら)を名乗り、トッキュウ6号としてトッキュウジャーの一員に。
元シャドー怪人なので、心を通わすコミュニケーションには難があるものの、動物の前ではデレデレになったり、銭湯が大好きだったりと、見た目とのギャップが最高!戦闘力も高く、シャドーラインの幹部とも互角に渡り合えるほど。
シュバルツ将軍(左)
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
終盤では、シャドーラインの元幹部「シュバルツ将軍」と行動を共にし、トッキュウジャー達の前に立ちはだかるものの、皆の気持ちを理解できたアキラは、本当の意味でトッキュウジャーの仲間になる。このシーンは、感動の涙が出ること間違い無し!!
キラキラを求める闇の皇帝「ゼット」の存在!!
シャドーラインを束ねる「ゼット」は、闇の皇帝でありながら、キラキラした「光り」に魅了された矛盾を持つ。自身が惹かれる「光」が何なのか分からず、もどかしそうにキラキラを追い続けるものの、終盤では「昴ヶ浜」を襲った時に見た事が発覚。
一般的な戦隊モノでは、「正義」対「悪」の図式となりますが、この「ゼット」が登場する事によって、悪側でもヒューマンドラマが展開され、光を求める悪の総大将といった存在が、物語のクドさを打ち消してくれています。
ライトやトッキュウジャーの「キラキラ」に感動したりと、純粋な「悪」では無く、光に焦がれた憎めない「悪」といった感じで、物語のシュールな雰囲気を強めてくれます。※個人的には、トカッチの次に大好きなキャラクターだったり。
トッキュウジャーは子供だった!!
第32駅を見ていた人全員が、言葉にならない衝撃を受けたと思われる、ストーリーを大きく左右する事となった出来事。実は「トッキュウジャー」の5人が、「10歳の子供」だったという新事実が発覚!!
シャドーラインの皇帝「ゼット」によって、闇へ落ちようとしていた昴ヶ浜。その際、強いイマジネーションによって難を逃れた5人は、レインボーライン総裁の力により、シャドーラインと戦うため、強制的に大人へと成長させられていた…。
なので、成長する過程の記憶が無いのは当然。更には、無理に成長させたショックで、記憶も無くなっていたという、子供番組ではお目に掛かれない展開に。
通常(成長した)の姿!!
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
本来の姿!!
出典 :『©東映特撮YouTube Official』
この事実が発覚するまでは、テンポ良く進んでいた物語ですが…。自分達の住んでいる街が闇の皇帝に襲撃され、イマジネーションの力で脱出できたものの、取り残された家族や兄弟は、闇に囚われ死んだも同然。
更には、シャドーラインへの対抗策として、レインボーライン総裁によって無理やり成長させられ、子供だった直近の記憶も失ってしまう。
そんな10歳の子供達が、「昴ヶ浜」を救おうと旅を続け、心も身体も子供に戻れず「家族の記憶からも消えてしまう」可能性を受け入れ、大切な人達を助ける為にシャドーラインと戦う。かなり、シュールな展開だと思います。
トッキュウジャーの魅力としては、こういった悲しい事実を背負いながら、明るくコミカルに旅を続ける部分にあるかと。
また、単純な「闇=悪」では無く、自身の能力に嫌気が差し、シャドーラインを抜けてレインボーラインへ入った「虹野明(ザラム・トッキュウ6号)」の存在や、キラキラを求めるゼットの苦悩なども、ストーリー性を高めていました!!
烈車戦隊トッキュウジャーのベストエピソード5選!!
最終話となる、終着駅「輝いているもの」がベストエピソードにランクインするのは言わずもがな。なので、最終話以外から個人的なベストエピソードをチョイスしてみました。※掲載はランキングでは無く、放送順となっています。
やはり、感動の嵐が巻き起こる終盤のチョイスが増えてしまいますが、この他にも紹介したいエピソードが沢山あり、どの話も楽しむ事が出来ました。
第26駅「銭湯で戦闘開始」
出典 :『©東映株式会社 / 第26駅 銭湯で戦闘開始』
コミカル部門で大好きなエピソードがコレ!実は銭湯好きだったアキラが中心となる話しで、ヘルメットからお風呂セットが出てきたり、ライト達に銭湯のイロハを教えたりと、ニヤニヤが止まらないストーリーになっていました!!
第32駅「決意」
出典 :『©東映株式会社 / 第32駅 決意』
トッキュウジャーは、10歳の子供達だった事実が発覚する衝撃的なストーリー。ライト達の成長が早く、このままトッキュウジャーを続けると、子供の姿に戻れなくなり、家族や大切な人の記憶から消えてしまう…。今後へ進むための、超重要エピソードでした。
第41駅「クリスマス大決戦」
出典 :『©東映株式会社 / 第41駅 クリスマス大決戦』
シュバルツはノアと手を組み、自らの命と引き換えにゼットからグリッタを解放する事に成功。一方、シュバルツと共に行動していたアキラは、涙ながらに自分を案じてくれたライト達の想いを理解し、再びトッキュウジャーとして仲間になる感動エピソード!!
第45駅「君が去ったホーム」
出典 :『©東映株式会社 / 第45駅 君が去ったホーム』
グリッタの協力で、闇から開放された昴ヶ浜。ただ、成長した姿では元の生活には戻れず…。ライトの想いにより、パスを焼かれた4人は10歳の姿に戻ると同時に、トッキュウジャーの記憶を失ってしまう…。ここから最終話まで、涙が止まらない感動の連続!!
第46駅「最後の行き先」
出典 :『©東映株式会社 / 第46駅 最後の行き先』
闇のトッキュウ1号となったライトは、一人でゼットに立ち向かうも完敗。一方、子供に戻った4人は、以前と同じ日常を送るが違和感を感じ…。秘密基地にて、ライトと一緒に写った写真を見つけ、全ての記憶を取り戻すシーンは号泣必至!!
番外編・第42駅「君に届く言葉」
昴ヶ浜が再び闇に飲まれ、意気消沈するメンバー達。車掌の心遣いにより、忘年会を開催する事に…。物語りの終盤、忘年会の演し物として「保線員バンド」が登場するも、なんと!ノリノリのビートパンク、トッキュウジャーのOPを歌ってるバンドの方々でした!!
といった感じで、個人的に選んだベストエピソードを書き出してみましたが、終盤では感動の波が押し寄せ、各話を見終わる毎に目頭がジンジンする…。
特に、10歳の子供に戻り、トッキュウジャーだった事を忘れたメンバーが、秘密基地の写真を見てライトを思い出すシーン。
写真の裏に目的地を書き込み、パスに変わった瞬間、突如としてトッキュウ烈車が現れ、ライトの元へ急ぐ。最終話の皆の台詞「絶対に5人で助け合うこと!」に、これはイカン!と涙を堪えたほど。本当に、ストーリー性の高い内容だと思います!!
烈車戦隊トッキュウジャーに感動!まとめ
今回は、38代目のスーパー戦隊「烈車戦隊トッキュウジャー」を紹介&レビューしてみましたが、文中でも書いた通りストーリー性の高い、感動が練り込まれた作品といった感じで、芯の部分は「子供向け」というよりも、大人が楽しめる物語りかと。
特に、前項で書いたように、アキラが本当の仲間となるシーンや、私イチオシのキャラクター「トカッチ」の恋模様だったり…。
一見、明るくてコミカルな雰囲気のトッキュウジャーですが、実は悲しい出来事を背負ったシュールな物語といった二面性に魅了されます。ちなみに…。
ギャラクシーラインSOS
行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー
映画の2作品も見ましたが、本作同様に楽しむ事が出来ました!!
やはり、コミカルなタッチがトッキュウジャーの魅力でもありますし、子供トッキュウジャーが出て来る、バック・トゥ・ザ・フューチャー的な要素も面白い!!
ちなみに、子供達にリクエストされ、トッキュウジャーの変身ブレスを買ってみましたが、最近の玩具は本当に良くできていますね!!
劇中同様、チケットくんの声優・山口勝平(乱馬やウソップ)さんの「変身いたしま~す!白線の内側に下がって~お待ちください~!!」という台詞が飛び出し大満足!
※放送終了が2015年という事もあってか、トッキュウジャーの変身ブレス「トッキュウチェンジャー」は、海賊戦隊ゴーカイジャーのモバイレーツよりも探しやすく、新品で入手する事が出来ました。
今回は、最終話を見た直後から記事を書き始めたので熱量が高く、思ったより長くなってしまいました…(^_^;)
ゴーカイジャーを見終わった時も思った事ですが、最近のスーパー戦隊シリーズは、子供向けであると同時に、大人が見ても引き込まれる構成になっていますね!!※ゆえに、玩具等を買ってあげたくなってしまう…(笑
我が家のように、小さなお子様がいらっしゃるのであれば、一緒に見られる事をオススメしたいですし、大人の方にも海外ドラマ感覚で一度見て頂きたいっ!!40話から巻き起こる感動の嵐に、「見えた!号泣のイマジネーションっ!!」(笑
兎にも角にも、38代目のスーパー戦隊「烈車戦隊トッキュウジャー」は、お気に入りの作品となりました!!(^^ゞ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「アニメとドラマ」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、4月18日現在「テレビ&ムービー」には「 44件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。

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トッキュウジャー、我が家にもボロボロのチェンジャーがまだ現役で動いてます。
下の子が時々思い出したように取り出してきて遊んでますね〜
列車をセットした時の、ジャンジャカジャーン!が耳に残りますね(^^)
個人的には、敵とは言いつつ、ゼットが男前過ぎて痺れてました。
強過ぎるし〜
それに比べるとここ最近の戦隊モノはちと残念なものが多いように感じます。
仮面ライダーシリーズは、目下、ガイムが我が家では盛り上がってます〜
毎度です!!(^^ゞ
ゴーカイジャーを見終わった後、夏休みの特番で一挙放送されてたので、お試し感覚で見てみましたが、個人的にはメガヒットのスーパー戦隊でした!!
ゼット、男前だし光に焦がれてるので、憎めないキャラなんですよね~。更には、グリッタ嬢との関係も素敵な感じで…。あんなにガチンコで戦わなくても、ライトとの会談で丸く収まるような気にすらさせてくれます!!(笑
で、このチェンジャー…。
最近の玩具は、ホント良くできてます!!
ちなみに、ウィーザードの指輪やゴーカイジャーのレンジャーキーにしても同じですが、セットするアイテムで台詞が変わるという…。コレクターズ心に火をつける仕組みになってますよね!!(笑
ガイムは、ウィーザードの映画に出てきてた程度しか知識が無いのですが、戦隊にライダーに見るのが多すぎます…(^_^;)
※スマホの着信音、Amazonから探してトッキュウジャーの電話の音です(笑
ガイムのストーリーも、なかなか良いですよ。
機会があれば見てください〜(^^)
了解しました!!(^^ゞ
まずは、次男坊と二人で見てみます!!
ゴーカイもトッキュウも東映のプロデューサーは宇都宮孝明氏。
彼のプロデュースは以降ジュウオウジャー、ルパパトと続きます。
どれも外さない面白さがありますよ。
コメントありがとうございます!!
偶然にも、ジュウオウジャーの一挙放送があったので、新年早々にイッキ見しました!!更には、現在放送中のルパパトも、子供達と一緒に楽しく視聴中です!!(*^^*)
それにしても、ゴーカイジャーとトッキュウジャーの終盤は、感動の嵐で胸が熱くなりました!!
※最近、志尊 淳くんをテレビで見掛ける事が多く、その度に「ライトや!!」って我が家のチビーズが騒いでいます…(^_^;)
ルパパト、今後の展開も楽しみにしてます!!(^^ゞ