シーバス釣りのPEライン選び(太さ・号数・ポンド)について・後編
はい。
前回に続き、今回もPEラインの太さのお話。
前回の記事で、PEラインのパッケージの表記について書きましたが、今回はラインの太さで何が変わるかを、ザックリと簡単にまとめてみたいと思います。
まずは、どの辺りが太い・細いの基準になっているのか。
※遊ぶ場所によっても変わると思いますが。
個人的なイメージで言うと、通常の港湾等であれば1号辺りが基準かと。1号よりも大きい号数は太め、1号~0.8号辺りが中間、0.8号以下が細め。※勝手なイメージですけど。
太い・細いのメリットとデメリットは対極にあるので、両ラインのメリット分部をリストアップしてみます。
■ 太いライン (1.2号~1.5号以上)
・直強力が高い
・視認性が高い(見やすい)
・魚をコントロールしやすい
・魚を掛けた後も安定感がある
・多少の根掛かりならルアーを回収出来る
・流れにラインを乗せたライン中心のドリフトが出来る
■ 細いライン (0.6号~0.4号以下)
・抜群の飛距離
・風の抵抗を受けにくい
・流れの抵抗を受けにくい
・流れにルアーを乗せたルアー中心の流しが出来る
といった感じでしょうか。
※デメリットは逆をイメージして下さい。
個人的に一番のメリットだと思うのは、太いラインを使った際の「多少の根掛かりならルアーを回収出来る」という項目。
0.8号以下なら切れて回収出来ないような根掛かりでも、太いラインを使っていれば、フックを曲げたり牡蠣殻を引っぺがしてでも、ルアーを回収出来るシーンが多くなります。
現在、釣り復帰してからは秋のシーズンを見越して1号のラインを巻いて(0.8号が売り切れだったので)いますが、0.8号と比べても根掛り回収率は全然変わってきます。
シーバスを始めたばかりなら、根掛りの度にラインが切れて釣り場でリーダを何度も組むといった事態は避けたいでしょうし、その都度リーダーを組んでいたら、釣りをしている時間よりもリーダーを組んでる時間の方が長くなってしまいます。
そうなってしまうと、釣りが楽しく無くなっちゃいます。
※海にも財布にも優しく無いですし…。
なので、始めたばかりで遊んでいる場所の状況が分からない、釣り場でリーダーを組みたくない。そんな場合は、1.5号辺りを巻いておけばトラブルは少なくなると思います。
1号や0.8号を使ってみてもいいかもしれません。
交換時期まで1.5号を使っていれば、細くした際の違いがハッキリと分かると思います。
飛距離は変わってきますし、操作性も変わります。
逆に、視認性は悪くなり、キャスト時の指への負担も大きくなります。また、直強力が下がるので、今まで回収出来ていたような根掛りで、ルアーを回収出来ないシーンも増えるかもしれません。
こうやって書くと一見デメリットばかり増えるように思えますが、やはり「飛距離」という言葉に魅力を感じてしまうんでしょうね(汗)
0.6~0.4号の極細PEを使った釣り。
これは、過去に記事を書いてますので、そちらをご覧下さい。
■ シャローフィネスの感想~シャローフィネスとは~編
■ シャローフィネスの感想・0.4号の準備編
■ シャローフィネスの感想・デメリット編
■ シャローフィネスの感想・メリット編
■ FGノットの強度を高める為に
この極細PEを使った釣りは、限定的で神経を使うので、ガッツリとシーバス釣りに慣れた頃、興味があればチャレンジされるのも有りかと…。
圧倒的な飛距離の伸びには感動すらしますが、付随する条件が多いので…。復帰直後では、さすがにチャレンジする気にはなりません…(汗)
………。
と、まぁ色々書きましたが。
個人的な感想として、1号~0.8号辺りの太さが、メリットとデメリットのバランスが取れてるような気がします。
PEラインの太さ選びに関しては、遊ぶ場所やノット強度を考慮して、「ここは根掛りが多いから太めのラインで」や「引っかかる物も無いし飛距離が欲しいから少し細く」といった具合で、一通り試してみられればいいのではないでしょうか。
その都度ラインを巻き変えていたら軍資金が持たないので、最初にリールの替えスプールを買っておき、1.5号と0.8号位を巻いて場所によって使い分けてもいいかもしれませんね。
それでは、長くなりましたが今回はこの辺りで失礼します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「テクニック」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、11月1日現在「 シーバス釣り 」には「 935 件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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シーバス用PEライン選びは
「1号」「100M」「堅い」「最安値」
で決まりです。
実釣においては、僕が鈍感なのか、0.8号でも1.2号でもあまり違いは感じません(汗)
自分の使いやすいラインキャパの下巻きセッティングが1号100M用に固定してあって、今の量を変えたくないので、たぶんこれからもそのままです。
マックスで巻いてもらった下巻量だとスプールギリギリになるのですが、それだと人差し指でのフェザーリングをしない僕はライン出すぎて使いにくいので、2割くらいは減らしてます。
ちなみにピン狙いの時はハンドルを持つほうの左手の指でライン触って放出を止めます。
ライン選びの基準が真逆だったんでビックリ!!
シーバス用PEライン選びは
「0.6~0.8号」「150M」「しなやかシルキー」「値段は問わず」
で決まりです!(笑)
※おまけに、スプールはパンパン派です(笑)
こないだ久々に1号使ったんですが、やっぱり違いは出ますよ~。多分、キャスト時にルアーが飛んで行く印象がドッシリしてるというか…。
まぁ、気持ちの問題かもしれませんが…(^_^;)
でも、ラインを太くすると、根掛りを外す時の安定感は増えますね。普通なら切れそうな掛かり具合でもキッチリ外せましたし。しばらくは、1号で通すかもしれません。
スプールは、パンパンが気持ちいいです(笑)
以前は、人差し指フェザーリングが出来ていたんですが、グリップの持ち方を変えてから、スプールまで指が届かなくなっちゃいまして…。密かに練習してるんですが、バランスが悪くなるので、現在は左手フェザーリングが主流です(^_^;)