小学生がトウモロコシを種から育てて収穫する観察日記

小学生がトウモロコシを種から育てて収穫する観察日記

今回は、次男君が育てたトウモロコシのお話。

最初はビワだけを育てていた次男君ですが、「食べられる植物を育てたい!」という事で、我が家の玄関先には次男君菜園が誕生。ビワを含め、植物を育てる記録は、“園芸”タグに記事を書き溜めてあります。

これまた昨年の観察日記になりますが、少し前に投稿した『枝豆』と同時に植えたのがトウモロコシ。※枝豆の観察日記は↓

この枝豆は美味しく収穫できたものの、トウモロコシは…。

夏場の焼きもろこしを夢見て種植えをしましたが、一体どうなる事やら…。という事で、トウモロコシの観察日記を書き残しておこうと思います。

トウモロコシの種植え

冒頭の枝豆と同じタイミングで、トウモロコシも一緒に種植え。※土が足りなかったので、実家に余ってたタキイの種まき培土を追加。

適度な穴を作り、ポイポイっと種を植えていきます。

パッケージ
枝豆とトウモロコシの種のパッケージ

任務完了!!
トウモロコシの種を植える次男君

ついでに、ビワの鉢に生えていた雑草も抜いて、次男君が直々にお手入れ。

抜く!!
ビワの雑草抜き

完了!!
トウモロコシの種植えを植えたプランター

ビワの転倒防止を兼ね、トウモロコシと枝豆のプランターを密着させ、次男君の玄関先菜園は整いました。

※ビワが大きくなり過ぎて、ちょっと風が吹くとパタンパタンと倒れていたり。そろそろ、大きな鉢に移してあげないと根っこもパンパンだ。

トウモロコシの発芽から収穫まで

枝豆と同様、土の表面が乾けば水をあげるといった感じで、大雑把に育てていきます。

種植えから10日後
種植えから10日後・爪楊枝の先端ほどの芽が発芽

種植えから15日後
種植えから15日後・鋭い葉が出てきました

枝豆は一週間ほどで発芽したので、トウモロコシはまだかなぁと思っていると、10日を過ぎた頃にペコっと生えた小さな芽を発見!!

そこからは日々成長して、種植えから15日が経った頃には、鋭い葉が出てきました。

種植えから20日後
種植えから20日後・鋭い葉が大きくなってきました

種植えから25日後
種植えから25日後・茎や葉も大きくなってきました

その後は葉がピロ~ンと伸び、先に成長していた枝豆に迫る勢いで大きくなっていきます。

種植えから30日後
種植えから30日後・一気に葉が伸びました

種植えから40日後
種植えから40日後・葉がグングン伸びています

この頃になると、葉にウェーブがかかりはじめ、畑で見かけるトウモロコシの雰囲気に近づいてきました!!

※奥にボンヤリ写っている枝豆と比較しても、背丈はグンっと伸びて大きくなっています。

種植えから45日後
種植えから45日後・更に葉がグングン伸びています

種植えから50日後
種植えから50日後・葉が伸びて腰高あたりに

その後もグングン葉を増やし、大きくしながら縦横無尽に成長!!

密集しながら育つ枝豆と合わさり、玄関先はジャングルのようになってきました(笑

種植えから60日後
種植えから60日後・雄しべができた

珍しく次男君が水やり
水やりをする次男君

種植えから二ヶ月ほど過ぎた頃、トウモロコシの雄花が!!

相変わらず、玄関先はジャングルのようですが、次男君は枝豆とトウモロコシの成長が嬉しいようで、日々観察していました。

種植えから70日後
種植えから70日後・雄しべが熟してきた

雄花がしっかりしてきたので、ブログの盟友『ばんぱく』さんに教えて頂いた受粉を行ってみる事に。

トウモロコシの受粉の方法

トウモロコシの受粉方法はとても簡単です。一番簡単なのは雄花を切り取って、花粉を落とす方法ですが、ハケや筆を使って受粉させても良いでしょう。

1.トウモロコシの雄花をカットして切り取る
2.雄花を雌花に近づけて揺すり、花粉を全体的に落とす
3.受粉後は、水を切らさないようにしっかりと水やりする

また、トウモロコシの受粉の際に雄花を切り取ることで、アワノメイガという害虫の被害を予防することもできます。

アワノメイガは、トウモロコシの雄花に引き寄せられてやってきます。トウモロコシで産卵をして、幼虫が雌花につき、食害に遭ってしまうので、雄花をなくすことで被害を抑えることができます。

トウモロコシの受粉が成功すると、雌花の色が茶色く変色します。茶色く変色したら、成功の証拠です。

引用元 :『GreenSnap

受粉作業

雄しべを切り取る

雌花に受粉
雌しべに受粉作業

雄花を切り取って、別の株の雌花に擦り付ける。

初めての作業で成功したのか不安でしたが、色々と調べた結果、雌花が茶色く変色したので成功したようです。

種植えから80日後
種植えから80日後・茶色く枯れてきた

トウモロコシの小さな実

受粉作業を行ってから数日後、よく観察してみると、トウモロコシの小さな実のような物が!!

ただ、記録的な酷暑の影響を受けてか、葉や茎が茶色く変色を始め…。

種植えから90日後
種植えから90日後・茶色く枯れた

種植えから100日後
枯れてしまったトウモロコシの実

酷暑対策として、屋外の遮光シートを購入したものの、設置する間もなくガンガン枯れていく…。

せっかく育ち始めた実の部分も、みるみるうちに枯れてしまい…。

収穫失敗
枯れてしまったトウモロコシの実

根もギッシリ
土ごと抜けるトウモロコシ

ほんの数日で、茎の根元以外は茶色く枯れ果て、残念ながら収穫出来ず。

皮をめくってみると、トウモロコシになり始めた痕跡があっただけに、もう少し早く遮光シートを設置すれば結果が変わったのかもと後悔…。

トウモロコシを種から育てて収穫・まとめ

今回は、枝豆と同時に植えたトウモロコシの観察日記を書いてみましたが、少し早く収穫した枝豆と違い、記録的な酷暑でアっという間に枯れてしまいました。

受粉作業あたりまでは順調に育っていただけに残念!!

ただ…。近隣の農家さんのトウモロコシを見ても、我が家のトウモロコシと同じ状態でガッツリ枯れており…。

こんな感じ
畑に植えられたトウモロコシも茶色く枯れている

それだけ気温が高かったという事なのか…。

自家製の焼きもろこしを楽しみにしていたので残念ですが、これに懲りず色んな植物にチャレンジしたいと思います!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「子供の成長記」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、6月25日現在「育児&遊び場」には「 87件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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