壁裏(石膏ボード)から柱を探す機械『下地センサー』が穴開け不要で便利!
今回は、ビスを効かせる下地(柱)の探し方について。
引っ越しで欠かせないのが、カーテンレールなどを設置する際の下地探し。通常、石膏ボードをコンコン叩けば、大抵の場合は位置を把握できますが…。
賃貸や新築の場合、壁や壁紙には極力傷を付けず、可能な限り一発でビスの効く下地を探したいですよね。
二年前に引っ越した当時、カーテンレールや柱棚を設置する際、新築の壁にバカスカとビスを打つのに抵抗があったので、面白いアイテムを買ってみました。
壁紙を傷つける事無く、石膏ボードやベニヤ板の裏側にある下地を探せるので、引っ越しやDIY時に持っていると便利なアイテム。シンワ測定『下地センサー』の使い方やレビューをシェアしておきます。
シンワ測定・下地センサー(スーパー)について
まず最初に、カーテンレールや手摺・棚板など、重たい物を固定する際は、石膏ボードの裏にある下地(柱)にビスを打ち込み、強度を得る事になります。
指や工具で壁を叩いていくと、コンコンという音が変わる部分が有り、下地の存在を把握できますが、より明確に検査できるアイテムがコチラ!!
パソコンのマウスのような形をしたセンサーですが、これを使えば石膏ボードや壁紙を傷つける事無く、ビスの効く下地を探すことが可能です。
このシリーズにも幾つかのラインナップが有り、今回購入した『下地センサー(スーパー)』は、壁裏の金属・木材・プラスチックなどの検索に加え、電線も探知できる電線警告機能も付いています。
下地センサーの使い方
下地センサー(スーパー)は、使い方も簡単。電池を入れたら壁に押し当て、スイッチを入れてスライドさせるだけ。
スライドしている最中に、壁裏の金属・木材・プラスチックなどを見つけたら、センサーが反応して矢印を表示してくれます。
これだけの簡単作業。
この矢印部分をマークしておき、今度は反対側からセンサーを掛ければ、壁裏に隠れている柱の太さを把握する事も可能になります。※公式動画参照。
公式・使い方
下地センサー使用の具体例
日常的に使う物では無いので、使用頻度は高く無いものの、額やタオル掛けなど簡単なDIYで活躍してくれます。※面倒な時はコンコンで済ませますが。
引っ越し当時、便利に使えたのが棚柱の設置。ネットやホームセンターで買えば、棚柱(数百円)・ストッパー(数百円)・化粧板(5枚分で二千円程度)といった感じで揃うものの…。
これを入居前に追加すると、化粧板1枚で五千円といったレベル。
クローゼットに棚柱を設置依頼すると、〇万円の追加工事となるので、ホームセンターで材料だけ入手し自分達でDIY。
サクッとビス打ち。
棚柱を取り付けた後は、カバー付きの棚受けと、カットした化粧板を設置して収納スペースの完成です。
二千円程度の化粧板を、ホームセンターで五枚にカットしてもらったので、一枚4~500円で済みましたが、これを発注すると棚板だけで二万五千円…。
こういった追加工事の場合、殆どが人件費となっており、何かのついでがあれば安く仕上げてもらえる事もあるようですが、小さな出費が重なると財布に響くので、センサーで下地を探し、スムーズに取り付けられると便利です。
壁裏(石膏ボード)から柱を探す・まとめ
今回は、石膏ボードやベニヤ板の裏側にある下地(柱)を探すことのできる、マウス型の『下地センサー(スーパー)』を紹介してみました。
日常的に細々と使う物ではありませんが、今回のような引っ越しや、ちょっとしたDIYに持っていると便利ですね。
下地の無い石膏ボードに、ビスを打っても効かないので固定できず、最悪の場合はボード部分が割れてしまう事もあったり…。
※サイズも然程大きく無いので、工具箱にポンと入れておけば、邪魔にもならないかと思います。
一応、下地の無い部分には、アンカーを打って固定する方法もありますが、埋め込むための穴も大きくなってしまいますし、可能な限り柱へ打ち込む方が無難かと。
賃貸や新築の住居へ引っ越した際、こういったセンサーを持っていると、思いのほか便利で作業が捗りますよ!!(^^ゞ
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装備が内装屋さんですね。笑
引っ越しのドサクサに紛れ、細々した物まで買ってしまいました~!!(^^;)