車にロッド(釣竿)を収納するホルダーの注意点と車上荒らしへの対処
今回は、車に装備するロッドホルダーのお話。
釣り番組や雑誌を見ていると、車の天井にロッドが固定され、綺麗に並べられているシーンを目にする事があります。
かくゆう私も、現在の車に乗り換える前は、カーメイトから販売されていた、ZR306という8本挿しロッドホルダーを使用していました。
車種によっては、ロッドを折りたたまず収納できたりと便利ですし、何よりもメカっぽさが男心をくすぐるアイテムですよね!!
今回は、車で使用するロッドホルダーの使い方やメリット・デメリット、車上荒らしに合わない為の対処法など、ロッドホルダーに関する情報をまとめてみたいと思います。
車載タイプのロッドホルダーについて
私が使っていたのは、カーメイトから販売されていたロッドホルダーで、アシストグリップ(ドアの上にある取っ手)を外し固定するタイプの物。
ロッドの収納方法としては、グリップ部分のホルダーを押し込めばカチッとロックし、黒いボタンを押せばロックを解除できるといった商品です。
車載ホルダーを利用する場合、こういった商品を使うのが手っ取り早いかと思いますが、ルーフ部分にロープを渡すタイプの物も販売されています。
また、市販されている物を使わず、車載ホルダーを自作する人もいらっしゃるようで、「ロッド 車載ホルダー 自作」などのワードで検索を掛けると、沢山の具体的な手法を探す事が出来ます。
車載ロッドホルダーのメリットとデメリット
こういった商品を使う事によって、メリットとデメリットが生まれますが、数年間使っていて実際に感じた項目をリストアップしてみたいと思います。
総合的に考えると、デメリットの方が大きくなってしまうような気が…。
車載ロッドホルダーを使うメリット
- ロッドの収納場所に困らず、釣り具や荷物を置くスペースを確保出来る。
- ロッドの破損を回避する事が出来る。
- 予めセッティングを済ませた状態で、ロッドを積んでおく事が出来る。
- 2ピースを連結した状態で収納出来る。※車種によっては不可
- 見た目も格好良く男のギア感が漂う
ロッドホルダーを利用する最大のメリットは、荷物のスペースを確保出来る事と、何かの拍子で踏んだり荷物を置いたりする事が無くなるので、ロッドの破損を防ぐ事が出来る事。後は、釣り場に到着した際も、準備時間が短くなるといった感じ。
車載ロッドホルダーを使うデメリット
- 車上荒らしに狙われやすくなる。
- 車の振動でカタカタ鳴る場合がある。
- 車種によっては、圧迫感を感じる事もある。
- 車種によっては、フロントガラスとロッドティップが干渉する事もある。
- 家族から不評で文句を言われる。
振動による音鳴り等は、慣れてしまえば気にならなくなりますが、一番の欠点として挙げられるのが、車上荒らしに目を付けられやすくなる事。
釣行毎にロッドを持ち込むなら問題ありませんが、車の中に放置しておくと、車上荒らしを呼び込む要因になってしまいます。
釣りに使う車が車上荒らしに合わない為の対処法
先に書いておきますが、実は車上荒らしの被害にあった事があります。10年近く前の話しですが、車載ロッドホルダーにはステラやブランジーノがぶら下がっている状態で、助手席に置いてあった釣り用のバッグだけを盗られました。
助手席側の鍵穴が潰されていたので、気が付くまで数日掛かってしまったものの、被害としては大量のルアーが詰まったバッグだけ。
高価なロッドやリールに手を付けて無いので、犯人の目的は見える所に置いてあったバッグで、釣り具の知識は無かったのだと思いますが、それでも数万円の被害…。それ以降、車の中に高価なロッドや釣り具は置かず、釣行毎に持ち帰るようになりました。
車上荒らしに合わない為の対処法
- リールやロッドを置きっぱなしにしない。
- 車の外から見える位置に高価な釣り具は置かない。
- 基本的な道具は、釣行毎に持ち帰る。
- 釣行の際は、決まった駐車場を利用しない。
- 毎回同じような時間の釣行を避ける。
まずは、車の外から見て、何も置いて無い状態にしておくのがベスト。万が一車に置いておく場合は、タオルや雑巾などで覆い、ダイレクトに見えないよう工夫する。
次に、盲点となりがちな、釣行中の被害についてですが、釣り人の行動はパターン化されている事が多いかと。
例えば、仕事が休みになる決まった曜日の同じ時間、通い慣れた釣り場へアクセスしやすい駐車場・駐車位置を利用して、釣行の間は数時間戻って来ない。本人としては、休日前の楽しい一時かも知れませんが、決まった行動パターンを把握されていたら…。
車の中が「釣り具置き場」になっている場合、甚大な被害になってしまいます。
まずは、車内に釣り具を置かない・放置しない事が大切。駐車場での準備も手早く行い、他の人から極力見られないのがベター。
また、行動パターンが読めてしまうような定番の駐車場をつくらず、出掛ける釣り場や駐車場を適度に散らして、車上荒らしからマークされないようにする。自己防衛の手段として、こういった工夫が必要になるかと思います。
車載ホルダーの注意点と車上荒らしへの対処・まとめ
今回は、車の天井に設置する「車載ロッドホルダー」の話を中心に、車上荒らしの被害に合わない為の工夫についても書いてみました。
こういった項目から考えると、ロッドを置きっぱなしに出来るのであれば、魅力十分のロッドホルダーですが、バス釣りのように何本も釣り場へ持ち込む場合、釣行毎に積み降ろすのは大変かも知れませんね。
また、天井の低い車に設置すると、頭上にロッドがある感覚になるので、通常よりも圧迫感を感じる可能性が高くなります。
ロッドホルダーに釣り竿をセットして釣り場へ向かうと、釣りへのモチベーションは一気に高まり、タックルの所有感に嬉しくなるのも事実。
友達同士で釣りに出掛ける際も、スペースを確保できるので便利ですし。※足元にロッドを転がしておくと、不意にガイドを踏んでしまったりするので、大勢で乗り合う時は天井にある方が破損防止に繋がります。
なので、釣行毎に積み降ろす事が大前提となってしまいますが、デメリットで挙げた項目をカバーできるのであれば、使って損は無いアイテムだと思います!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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