西宮・高熱時の発熱外来とPCR検査実施病院の探し方(第七波)

【兵庫県・西宮】高熱時の発熱外来とPCR検査実施病院の探し方

現在、新型コロナウイルス第七波の真っ只中。

感染者数も日々記録を更新し、今のところ天井知らずですが、かくゆう私も執筆時現在コロナに罹患中。

先に発熱した子供達から感染してしまったようで、4日経っても39℃を推移しており、一般的に言われている『ただの風邪』とは違います。

子供達の発熱時
40℃を超える高熱

事の始まりは、前日まで元気だったのに突如として40℃を超す高熱。市販の検査キットを使用したところ『コロナ陰性』の結果にホッとしたのもつかの間。

翌日には、もう一人も同様の高熱を発し、これはマズイという事で病院を探すも、近隣の発熱外来は話し中・留守電のオンパレードで、何とか翌日に予約を取れたのですが結果は陽性。

現在、発熱外来を始めコロナの検査を行ってくれる病院を探すのは本当に大変なので、まずは単刀直入に結果を書いておきます。

発熱外来はパンク状態!近隣の個人医院を探す!!

グーグルで「○○市 発熱外来」と検索を掛けても、結果として表示される病院は既にパンク状態で、電話回線を切っているか話し中で繋がりません。

一応、かかりつけ医を受診できたのですが、コロナの検査は行っておらず、血液検査から「ウイルスによる発熱」としか診断されず、解熱剤を処方されて終了。

40℃を超える子供達を見て不安になり、何とかできないものかとTwitterのフォロワーさんに聞いてみたところ、近所でPCR検査を行っている病院がある事を教えて頂き、当日は予約が埋まっていたので、翌日朝イチからネット予約で枠を確保。

陽性でした
コロナに感染された方へ

実際、コロナ陽性になっても特効薬は無く、このペライチのプリントを渡され、解熱剤を飲んで寝ておくしか対処法が無いとの事ですが、高熱がコロナによるものなのか、溶連菌などの抗生物質を必要とするものなのか、検査をしないと判断できないので、やはり結果を調べる必要があるかと。

今回検査を行ってくれたのは、「○○市 発熱外来」や「○○市 PCR検査」といったワードではリストアップされてこない病院でしたが、過去に受診した事のある近所の病院で完全に盲点でした。

なので、現在はネットで調べてからが主流になっていますが、地元密着型の個人医院などでは、当日の検査数に限りがあるものの、PCR検査を実施している病院もあるので、病院探しに行き詰まったら近隣の病院を当たるのが吉かと。

市販の抗原検査キット『研究用』は当てにならない!

我が家の子供達が高熱を出していると知り、義実家がドラッグストアで入手した『抗原検査キット』を持って来てくれました。

発熱から半日ほど経ったタイミングで、初めて検査キットを使ってみたところ、その時に出た結果は「陰性」で、ホッとしたのもつかの間…。

抗原検査キット
市販の抗原検査キット

内容
市販の抗原検査キット内容

唾液を採取し、試薬と混ぜてからキットの上に3滴垂らすと、10分前後でラインが現れ判断します。

陰性
市販の抗原検査キットの検査結果

この数時間後に受けたPCR検査で陽性が出ているので、市販されている『抗原定性検査キット(研究用)』の精度は殆ど無いのかもしれません。

「研究用」抗原定性検査キットとは

抗原定性検査キットには、国の承認が得られていない「研究用」と称する製品が市販されているものがあります。

ドラッグストアやインターネット等を通じて広告・販売され、比較的簡単に購入することが可能ですが、国の承認を得られていないため、検査性能は保証されていません。そのため、研究用のものは診断に用いることができません。

中には、あたかも国が承認したものであるかのような表記をしていた事業者に対し、国から景品表示法に基づく行政指導がされた例もあります。

体外診断用医薬品を選ぶ

抗原定性検査キットの購入にあたっては、厚生労働省及び消費者庁より「体外診断用医薬品」を選ぶよう、注意喚起がされています。

「体外診断用医薬品」に分類される検査キットは、国が臨床的有効性を認めた検査キットです。キットを購入する際は、体外診断用医薬品かどうかをよく確認してから購入するようにしてください。体外診断用医薬品であれば、キットにその旨の表示があります。

体外診断用医薬品は一般的に医療機関等での使用が想定されているものですが、特例的に薬局で購入することができます。

また、事業所で購入される場合は医薬品卸売業者からも購入することができます。購入方法につきましては、以下の厚生労働省ホームページに「職場での検査に関する一般事業者からの問合せに対応できる医薬品卸売業者等」のリスト及び「職場における積極的な検査等の実施手順(第2版)」がありますのでご確認ください。

一般事業者からの問合せに対応できる医薬品卸売業者等について

兵庫県民なら無料の『西日本PCR検査センター』を活用!!

一応、症状が出ていない方向けのPCR検査として、西宮と芦屋にある『西日本PCR検査センター』が心強う存在になってくれます。

実は、子供達の発熱から濃厚接触の待機期間が終わる際、念のためにと思い、兵庫医大近くにある西日本PCR検査センターで検査を受けていました。

小曽根線沿い
兵庫医大の近くです

西日本PCR検査センター
西日本PCR検査センター

二号線からなら、阪神電車の高架を超えて直ぐです。

西日本PCR検査センター

西日本PCR検査センターでは、厚生労働省健康局結核感染症課及び国立感染症研究所が、『臨床検体を用いた評価結果が取得された2019nCoV遺伝子検査方法について(2020年9月30日版)』として公表している中で、感染研法との陽性一致率及び陰性一致率を求めた結果が、陽性一致率及び陰性一致率ともに100%である製品を使用しております。

店舗におけるPCR検査サービスは、感染症予防の一環として定期的にPCR検査を行われているなど、医療行為が不要にも関わらず検査の必要性がある方を対象に、そのご負担を軽減する目的で提供するものです。

そのため、発熱などの症状がある方、濃厚接触者については、検査をお断りし、医療機関での受診をお勧めする可能性がございます。

引用元 :『兵庫県民対象無料PCR検査

西日本PCR検査センター利用方法

1.ネットで事前予約(1枠10名程度)
2.会場へ向かい唾液を採取
3.身分証明書を掲示して終了

といった感じで、別段難しい手続きは無く、強いていえば唾液を絞り出すのが大変だったくらい。※梅干しの写真に優しさを感じました。

受付から最終確認まで流れ作業のように終わるので、所要時間も10分程度(唾液の出方次第ですね)。

個別ブース
個別ブース

唾液を採取
唾液を採取

実は、正直に書くと炎上案件なのかもしれませんが、検査の帰りにスーパーで食料品を買い出し帰宅。その後もシャカリキに看病と家事をこなし、眠りについた明け方に悪寒を感じ発熱。

同時に、西日本PCR検査センターから検査結果がメールで届いており、内容を確認するとコロナ陽性。

実際、何の症状も無く、ようやく待機期間が終わったと一安心していたので、まさかの陽性&40℃を超える発熱で戸惑いが大きい。

要は、ココなんだと思います。

自身の事で申し訳ないですが、コロナを保持し陽性になっていても元気に通常活動ができる。そして、自身が感染している事を知るのは、PCR検査か発熱等の症状が出てから。このタイムラグが感染爆発の原因の一つでは??

こんな状態で、お祭りや花火、人の多いレジャーに出かければ、一発で感染者数は激増してしまいます。

高熱時の発熱外来とPCR検査実施病院・まとめ

今回は、自身が罹患中で困った事が多々あったので、同じ状況にいる方の参考になればと、取り急ぎ文章にしてみました。

冒頭でも書いたように、ネットで調べてヒットする発熱外来は、ほぼ確実に繋がらないと思って間違い無いので、近隣の個人医院から検査実施の有無を当たってみて下さい。

また、検査キットを使用する場合は、「研究用」ではなく「体外診断用医薬品」を購入する事。

一応、症状の出ていない人向けとあるので、最終手段になりますが、無料のPCR検査を受ける事もできるので、頭の片隅においておくと良いかも知れません。

※ネットで『倉持院長、コロナ「2類、5類」議論の前に必要な事を指摘』という記事にもあるように、検査を求める患者が医療機関にあふれる状況に「各県複数箇所にPCR検査センターを作れば問題は解決すると思います。検査ができないから風邪症状の方も接触疑いの方も、医療機関も困っている。精度の低い抗原検査をバラ撒くのではなくPCR検査できれば問題は解決します。」と、その通りだと思います。

突如として高熱を出せば、コロナか他の病気の切り分けに検査は必須です。ただ、それ(検査と診察)を病院が一挙に担っているいるからリソースが不足し、全員が疲弊する。

今回紹介した無料のPCR検査場でも、「症状が出ていない人限定」にせず、だれでも受け入れる検査を行えば医療への負担も減るのに…。

まぁ、現在は医療全体がパンク中なので、こういった改善も素早く行ってくれると、頼れる政府となるんですが…。そのうち、症状が出ててもOKになりそうな気もします。

ちなみに…
一時的に熱が下る

私の現状としては、40℃の熱が出てから4日目。

現在、解熱剤を飲んだ瞬間はこの体温まで一気に下がりますが、二時間もすれば39℃まで逆戻り。発熱が本当にしつこく、なかなか安定して下がらない。

また、喉の痛みは殆ど無く、代わりに酷い悪寒と頭痛・寝るのも辛い関節痛に、下痢・食欲不振など具合の悪いオンパレード。

報道で「コロナはただの風邪」と言われてたりしますが、これだけ高熱が続き寝起きするのがやっと。だたの風邪とは、やっぱり違うと思います。

※横になってしまうと熱が再上昇するため、朦朧としながら記事を書いてみました。

お祭りや花火といった人混みの映像が流れると、実際に自分が感染る前と後では感じ方も違ってきます。

兎にも角にも、現在は自衛しか手段が無いのでキッチリと対策をして下さい!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「生活」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、11月27日現在「ライフ」には「 98件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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コメント
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  1. とっと より:

    コロナで一番しんどかったのは、発熱外来探しでした。やっと見つけて事前に症状を伝えていたので、検査、薬を処方され、支払いは後日で、とてもスムーズでした。見つかるまでがしんどかった。

    • MACO MACO より:

      コメントありがとうございます!
      やはり、発熱外来探しが一番難しかったのですね。

      こちらも、本文で書いたように検索結果に出てくる病院に電話をしたところ、留守電か話し中で全く繋がらず…。お友達情報で、何とか翌日に検査を受ける事ができましたが、ぐったりしている子供達を見ると、気が焦ってしょうがない…。

      第六波のタイミングでも、既に病院探しが困難だったという話を聞いたので、こういう状態は続いているのでしょうね。

      せめて、PCR検査を外部に切り分ければ、医療リソースへの負担はグンっと減ると思うのですが、現在は発熱・風邪症状のある方、濃厚接触者、医療リソース全てが身動きの取れない状態で…。

      この波も早く収束すれば良いのですが、人混みノーガードの状態を見ると、まだまだ拡大しそうな気がしますね…。

      兎にも角にも、テレビや報道で感染者数の発表を聞いている時と、自分達が感染して病院探しを始めてからは、現状を一気に思い知らされたようでギャップに驚きました。

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