人生初ボートシーバスで連発二桁釣果!キャプテンに感謝!!
- 投稿日2024.04.16
今回は、釣りに行ってきたお話。
子どもの成長というのは早いもので、我が家の長男君も中学生になりました。
以前から、学校行事へは参加する派の私なので、入学式ももちろん出席で。長男君のクラスを確認していると、そこには驚くべき名前が!!
これは、クラス発表用紙を写メし、急いで「同じクラスですよ!」とDMせねばっ!!ポチっとな。
そのお相手がコチラ!!
※画像はフリー素材としてブログから拝借
ブログ全盛期、近隣界隈のシーバスを根こそぎ釣っていくヤバイ集団の一員、その名も『西宮釣り日記』の”らっきょうさん”です!!
街中で出会ったら目も合わせられないイカツイ風貌のらっきょうさんから「ボートに乗りに来なければ息子の安全は保障しない!」と脅されたので、これは素直に従わなくては…。
という事で、人生初のボートシーバスにチャレンジしてきました!!
突如決まったボートシーバス!!
冗談はさておき…。数年前に引っ越した際、らっきょうさん宅は自転車の距離と聞いていましたが、まさか中学校で子供同士が同じクラスになるとはビックリ!!
初めてらっきょうさんにお会いしたのは、近隣アングラーが集結した例の決起集会(2011年)なんですが、私は深夜釣行、らっきょうさんは早朝釣行が多く、コラボどころか釣り場でお会いした事すらありませんでした。
そんな感じで、十数年間ブログのコメントは入れるものの実生活で接点の無い二人でしたが、子供のクラスが一緒となった連絡の際「よかったら次の休みにボート行きましょう!」と誘って頂き、思い切ってご一緒させてもらう事に。
実は、二十歳の頃にオールナイトで車を走らせ、完徹のテンションのままに激荒れの東尋坊クルーズに乗り込み、一撃で酔った苦い経験がトラウマになり船は苦手。
更には、自分の好きな時にスパっと終わってサッと帰られない沖堤防のような感覚もあり、自分はボートシーバスに一生乗らないだろうなぁと思ってたのですが…。
らっきょうさんから「二人だけの釣行だし気楽にいきましょう!」と声を掛けて頂いたので、ガツンと一発チャレンジしてみました!!
初めてのボートシーバス準備!!
先程も書いた通り、ボートシーバスは完全にノーマークの釣りだけに、何をどう準備して良いのか全く分からず、らっきょうキャプテンに色々と教えてもらいながら準備を開始。
ロッドは短めがいいとの事だったので、セブンハーフを使おうかと思いましたが、せっかく誘って頂いたので、思い切ってボート用のロッドを新調する事に。
即納だった『ラテオ69MSスピニングモデル』をポチっと。
今回のボートシーバスはトントン拍子で急遽決まった為、準備期間は三日しか無く焦りましたが、何とかロッドも前日に到着して一安心。
サッと組み立て握ってみましたが、やっぱり短いですね。
次に準備したのが、二年ほど巻き替えていないラインの交換。釣具のケースを探るとストックがあったので、これまた一安心!!
そして、らっきょうキャプテンからは「岸ジギタックルも持ち込むように」と言われたので、クローゼットをゴソゴソ探して発見!!
8年前に使用していた、岸壁コマンダーとアンタレスに決定。
最後に、持ち込むルアーは好きな物で大丈夫との事でしたが、やはりVJへの反応が良いようなので、VJ-16とゼッタイなど持ち込むルアーのフックをガンガン交換!!
ここに、ライジャケやらグローブやら偏光グラスを追加し、釣りに使用するタックル一式は準備完了。後は、おまじない的に…。
ネットで検索したところ、船釣りの必需品となっていた『アネロン』を購入!!
そして若い頃の轍を踏まないよう前日は早めに寝て、睡眠を取って身体を休める。※遠足前みたいにドキドキで眠れませんでしたけど(笑
10匹釣るまで帰れまテン!!
そんなこんなで準備を済ませ、ボートシーバス当日は子供達が登校するより前に父親達はマリーナへ向け出発!!
※何故か、らっきょうさんにはヤンキーだと思われていたようで、会って早々「もっとダーティーでヤンチャな印象だったけど普通のお父さんじゃないですか!!」と言われてしまい…。
いやいや!
学校行事から先生との懇談も全て参加する、クリーンで良い父親ですよ(笑
14年間の隙間を埋めるように、子供の話やら釣りの話やらで盛り上がり、気が付けばアっと言う間にマリーナへ到着。そして、らっきょう艇に乗船!!
某研究所で登場する風景に感動!普段は遠目から見ているエリアに入るって、ドキドキしますね~!!
そして、ロッドホルダーにロッドをセットし、らっきょうキャプテンから注意事項を聞いたらいよいよ出船!!
普段見ている景色、立っている立ち位置を海側から眺める貴重な経験!!
まずはムコイチ方面の台船や停泊船を撃ってみるという事で、らっきょう艇は速度と波しぶきを上げてガンガン進みます!!
周囲の海と魚探を眺めながら、らっきょうキャプテンが「今日は最低10匹釣ってもらいます」とポツリ。
ここ数年で3~4匹程度しか釣って無い体たらくっぷりの私に、10匹の釣果は厳しいですよ~!!っと笑い飛ばしたものの、キャプテンの目を見ると…。ガチだ…。これは、10匹釣らねば沈められかねない…(汗
ボートシーバス・台船撃ち編
実は、前々日に様子を見に出船してくれていたようで(西宮釣り日記:大阪湾ボートシーバス52回目参照)、その時の感触は好調そのもの。
VJを投げていれば釣れますよ!と絶妙なプレッシャーを掛けられつつ、到着した先にはテレビで見ていたようなシチュエーションが!!
息を呑むような滑らかな操船で、気が付けば絶妙なキャストポジションに着けてくれるらっきょうキャプテンから「普通ならVJ投げれば1投目から出ます!」とナチュラルなプレッシャー。
そういう事であればと、背後からの視線を痛いほど感じつつキャスト。初めてのロッドで不慣れな足場から投げた割に、絶妙なスポットへ着水!!
あとは引いてくるだけ…。と、ロッドでラインをコントロールしながら巻いていると…。(ヤ、ヤバい…。出ないっ!!)
心の声が漏れそうになった瞬間、らっきょうキャプテンから「あれ?!おかしいなぁ。いつもは1投目で出るのに」と、更なるプレッシャーを掛けられたり(笑
冗談はさておき、魚探にも反応が薄いようなので、数投で見切りをつけ別の停泊船を撃ちに即移動。
先程と同様、絶妙な操船でキャストポジションを取ってくれたらっきょうキャプテンの合図でキャスト。良い位置に着水し、リトリーブを開始すると数秒後にググっと!!※久しぶりの『ググっと!』(笑
元気いっぱいのシーバス!余裕の50UP!!
と、数年ぶりの釣果と久々に嗅ぐシーバスの匂いを満喫しながら、プライヤーでフックを外していると、「これは50無いですやん!」とジャッジの厳しいらっきょうキャプテン(^_^;)
更には、「そのサイズで写真撮るんですかっ?!」「まさかメジャー当てないですよねっ?!」と、これまた厳しいお言葉が!!(笑
とりあえず、二年ぶりくらいに釣ったシーバスなので、サイズはともかくブツ持ち写真まで依頼し、そそくさとリリース。
ただ、久しぶりに魚が釣れた事により、船酔い云々は何処かへ吹き飛び、脳内からは変な汁が出まくっている状態。急いそと次のキャストをすると、着水直後にこれまたググっと!!
ガッツリ黒いチヌ、余裕の年無サイズ!!
連発の釣果、良型の年無に興奮しつつフックを外していると、「あ~、それは年無まで5cmほど足りないですね~」と、相変わらずジャッジがシビアならっきょうキャプテン(笑
ならば!!
と、次のキャストではリトリーブ中にフッと速度を落とし、食わせの間を演出。そして、ここでガツン!と思った瞬間にググっと!!(本気で気持ち良い!!)
ギリ50UPのシーバス!?
すると、恒例のように「これは余裕の40チョイですね!!」と、らっきょうキャプテンのジャッジ。※いや、これは40チョイなの分かってました…(^_^;)
そして、次のキャストでも同じサイズのシーバスが掛かり、気が付けば人生初の4連続ヒット!!
そこから数投していると…。いつの間にか、らっきょうキャプテンが静かに釣り上げ、無言で即リリースしてるし!!(笑
サクッと良型を釣り上げ、ブログ用の素材を提供してくれるキャプテン!!
チェイスやバラシを含めれば、ものの数分の間にどれだけの魚からコンタクトがあったのか数え切れないくらい。お、恐るべしボートシーバス…。
ボートシーバス・穴撃ち編
体感にして10分程度で、次から次に魚と遊ばせて頂きテンション爆上げ状態でしたが、徐々に反応が薄くなったので移動。
今度は神戸方面へ船を向け、普段は滅多に無いシチェーションの『穴撃ち』にチャレンジさせて頂けるようです!!
先程と同様、絶妙なポジションを取ってくれる、凄腕らっきょうキャプテン。
キャプテンの操船と風の流れでジンワリ流れる船体とタイミングを合わせ、VJを奥のコーナーへと送り込む。
最初はキャストも決まらず申し訳ない時間もありましたが、スポ~ンとコーナー壁際に着水させると数巻きでググっと!!
ジャスト50ほどのシーバス。良いサイズのカタクチを吐いてました。
実は、この魚とのやり取りの最中、ロッドポジションを換える際にラインが護岸のフチに触れた気がしたのですが、その後のキャストで良型を掛けた瞬間、申し訳ないラインブレイク…。
揺れる船上でのFGノットという、船酔いまっしぐらな修行を経てリカバリー。
穴撃ちで使えそうなブルーブルーのルアーを持ち込んでいたので投げてみるも、釣り人なら分かる『ペチン』と嫌な音が聞こえるので、リップが無くなる前に終了。
この辺りは、然程ベイトの影も映っていないようなので、船を流しつつテンポ良く撃った後、再び湾奥目指して移動を開始。
ボートシーバス・岸ジギ編
目的地へ向かう道中、ギャラリーが見ている大型の停泊船や、テレビでお馴染みの橋脚等を撃ちながら移動するも、チェイスやバラシで釣果は得られず。
※バラした際は「気にせずガンガン投げて下さい!」と優しいフォローを入れてくれるらっきょうキャプテン。一方で、チェイスを食わせきれないと「今のは腕の問題ですわ!」と厳しいお言葉も(笑
目標の10匹が達成出来るのか不安になるも、岸ジギタックルに持ち替え、護岸に設置されているバンパーの隙間にゼッタイを落とすと…。
スルスルスル~…。
コツン!ググっと!!
岸ジギ独特の当たりを拾うと、一気にロッドが絞り込まれ真下へ走るパワフルなファイトの開始!!
50UPの元気シーバス!!※これは50以上ありました(笑
いや~!
ボートでの岸ジギ面白いぃ~!!
普段、オカッパリで岸ジギをやってると、あって水深4~5M程度なので直ぐに着底し、フォールよりも巻き上げで集中するウェイトが大きいものの、ボートからだとガンガン落とせるし、フォール中の反応がビシバシ出てくる!!
食わせ切れなかったバイトも含め、この感覚にシビレながら、ボートを流してくれるらっきょうキャプテンと呼吸を合わせ、僅かな隙間にゼッタイを落とす…。
ゼッタイにバレない食い方のスズキサイズ!!
※らっきょうジャッジでは60無いとの事(笑
その後、バラした際のジグがキャプテン目がけて飛んで行く危険な事案が何度か発生し、申し訳ない気持ちで一杯になりましたが、更に数匹釣って大満足。
この辺りで風が出てきたため、停泊船を撃ちつつマリーナ方面へ戻る事に。
本日最大サイズはチビ冷音で!!
六甲アイランド周辺をクルーズしながら、大きな停泊船の周りを撃つ。
相変わらず、絶妙なキャストポジションを取ってくれるらっきょうキャプテンの操船に感謝しつつ、いつものようにチビ冷音を少し沈めてチョイチョイアクションを入れると、ゴゴっ!とロッドが絞り込まれる!!
ゆっくりで良いですよ~。とキャプテンに声を掛けて頂き、しばらくやり取りしてから浮かせて掬ってもらう。
今日イチサイズの良型70オーバー!!
※らっきょうキャプテン的には、あって65cmとの事(笑
これも大型の停泊船からで、船底の深さを加味しながらチビ冷音を落とし込み、アクションを入れつつ食わせの間を作った瞬間のバイトで快感そのものでした!!
最後は朝イチ台船リベンジ!!
六甲アイランドのキリンやマリンパークを眺めながら進むと、あっという間に芦屋が見えてきて船はムコイチ方面へ。
本日最後のポイントは、朝イチで魚を出せなかった台船に決定。
車で神戸~西宮間を車移動すると30~40分掛かりますが、ボートならあっという間に到着しますね…(^_^;)
そろそろ魚もストックされているハズという、らっきょうキャプテンの読みを信じ、台船のキワキワを狙うも…。ミスキャストで距離が足りんっ!!(汗
プレッシャーを掛けないよう、急いそと回収していると直後にググっと!!
お腹デップリのメタボシーバス!!
※らっきょうキャプテン的50cmチョイ(笑
なんやかんやで、このシーバスが10匹目となり、常々カウントされていたキャプテンの課題もノーコンティニューでクリアとなり、無事マリーナへ帰港する事ができそうです(笑
人生初ボートシーバス・まとめ
今回は、子供同士が同じ中学校、しかも同じクラスとなる偶然が重なり、急遽トントン拍子で決まったボートシーバスでしたが、これだけの釣果と新しい発見が次々あったり、結果的に大満足の釣行となりました!!
人生でノータッチだったボートに、まさかこのタイミングで乗る事になるとは…(笑
オカッパリとは違い、ポイントに到着して軽く撃って、シーバスがスレたり反応が薄ければ即座に次へ移動。これが、本当のランガンといった感じで、滅茶苦茶テンポの良い釣りでした!!
心配していた船酔いは、ところどころで「大丈夫か?!」と思うシーンもありましたが(特にFGノットの組み直し)、怪しくなった頃にポイントに着き、即シーバスからのアクションがあったので無事クリア。
帰港する頃には、波風が心地良く感じるほどでした。
初めてのボートシーバスという事で、この記事では書ききれない発見や考察が沢山ありましたが、今回の釣果は何と言ってもコノお方…。
らっきょうキャプテンのポイント選定と判断、そして風や流れを読んだ抜群の操船技術によるもの!!
ベイト反応や風を見ながら、気が付けば抜群のキャストポジションに船を操船してくれて、コチラとしては投げて巻くだけ。更にはタモ入れサービスまで付帯しており、申し訳なくなるほどの大名釣行でした。
なにぶん初めてのボートだったので、キャストの感覚やタイミングなど、微妙に呼吸を合わせられないシーンもありましたが、もし次があれば多少はマシにアジャストできるかも?!(笑
前回の釣行記『2024年のシーバス釣り始動!!』で書いたように、肘の痛みが三ヶ月近く継続中で、魚を掛けた瞬間ややり取りの最中など、ピリリっと痛み堪えきれない部分もあり、色々とご迷惑を掛けてしまいましたが、布団に入っても思い出すほど楽しい一時を過ごさせて頂き、本当にありがとう御座いました!!
※今回の釣行は、西宮釣り日記『大阪湾ボートシーバス 53回目』にて掲載して下さっています。
本当に「こんな事があるのか?!」と思うような偶然から実現したボートシーバスでしたが、久しぶりの魚を掛けた感触とやり取り、約二年ぶりに嗅いだシーバスの香り、どれをとっても最高でした!!
父親同士は初めてのコラボを楽しめたので、子供達も仲良く、お互いから何かを感じて成長し、素敵な一年を過ごしてくれると良いですね。
兎にも角にも、らっきょうキャプテン。今回の大名釣行、本当にありがとう御座いました!メッチャ楽しかったです!!(*^^*)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「釣行日記」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、10月13日現在「シーバス釣り」には「 200件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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おつかれさまでした〜
書き出しで吹き出しました笑
さすがの文章と写真のクオリティですね〜
初めてのロッドも使いこなしてましたねー
お互いフィジカル面は不安がありましたが笑
また日が合えば、もしくは仕事開始までの短時間でも両ジュニアを連れて行きましょう!
ボートに乗せて頂き、本当にありがとう御座いました!!
2日経った今でも感触が残ってるし、思い出してはニヤけてます!!(*^^*)
※冒頭の書き出しは、西宮釣り日記読んだ瞬間に「まるっと使える!」と思い、何気にパクらせて頂きました!!(笑
それにしても、やっぱり今回の釣果は全てらっきょうキャプテンのおかげですわ~。自分なんか、前に投げるかジグを落とすしか作業してませんもん!!(^_^;)
かなり濃密な体験をさせて頂きました!!
仕事開始までの短時間、良いですね~!!
何なら、子供達は制服で参加させて、ムコイチ周辺を撃ってから、そのまま正門で降ろして登校させましょうか!!※一日中眠たいし、顔や髪はネッチャネチャするでしょうけど(笑
兎にも角にも、本当にありがとう御座いました!
穴撃ちで困らない程度に、キャストも練習しときます!!(笑