おすすめコンデジ!PowerShot G7 X Mark IIを半年使った感想と使用例
今回は、普段から持ち歩くコンデジのお話。
ちょうど一年ほど前、ウェーディングをしている最中に、二年近く愛用していたキヤノンのコンデジ「PowerShot S120」を水没させてしまい…。
その代替機(釣り用のカメラ)として、オリンパスのタフカメラ「STYLUS TG-4 Tough」を購入しました。※リンク先は旧ブログ。参考記事
釣り場へ持ち込む以外にも、近隣へ出掛ける際の普段使い用カメラとしても持ち歩き、旅行や幼稚園の行事・ちょっとしたお出掛けの際は、ミラーレスLUMIX GX7 MarkⅡを持ち出すといった二台体制で運用。※リンク先は旧ブログ。参考記事
しばらくの間、この二台を使い分けていたものの、普段使い用として持ち歩いている「STYLUS TG-4 Tough」には苦手な状況があるというか…。
映り込む色合いによって、解像が甘くなるようなシーンが度々あり、ストロボを使用した際の仕上がりもイメージと違う(これは好みの問題)。釣りにだけ使うのであれば工夫次第で何とか出来ますが、子供達との何気ない時間を切り取るには少しだけ役不足か…。
という事で、愛用のメーカー・キヤノンの「PowerShot G7 X Mark II」というコンデジを購入し、半年以上使ってみたので、実際につかってみたレビューや当機で撮影した写真を掲載してみたいと思います。
PowerShot G7 X Mark IIについて
愛用していたS120の次期モデルが発売されず、翌年に販売されたのが「PowerShot G7 X」でした。当時は、S120と比べてアドバンテージが少なく、サイズや重量が増えたので購入を見送り。※背面のチルト液晶が下側にも可動すれば買ってたかも。
そんな「G7 X」ですが、次期モデルの「G7 X Mark II」が発売され、新映像エンジンが採用されたり、高感度性能も大きく進化。
更には、ツルッとしていた「G7 X」と異なり、持ち手部分にグリップが搭載され、背面液晶が下側に可動したりと、魅力的な仕様になっていたので、気軽に持ち歩く普段使い用のカメラとして購入してみました。
購入前にも実機を触って確認していましたが、パッと持った感触としては、やはり今までの「S」シリーズと比べ、ズシっと重たく若干大きい印象ですね。
初期設定と使用準備
まずは、同梱されている専用電池(NB-13L)を充電し、その間に液晶保護シール等を貼り付け、PowerShot G7 X Mark IIの使用準備を進めます。
今回は、キヤノンの純正の予備バッテリーと日本製の液晶保護シール、キヤノン純正のG7 X Mark II専用ソフトケースなども一緒に購入。
まずは、液晶に指紋を付けてしまう前に、保護シールの貼り付けから。こういった作業は苦手なので、いつもの如く奥様に丸投げ。
次にメモリーカードですが、価格や容量のバランスを考えて、今回はトランセンドの128Gメモリーカードを購入しておきました。
メモリーカードに関しては、撮影後のデータは消去せず、フィルム時代のネガと同じような感覚で残しているので、256Gを選ぶと読み込みに時間が掛かり作業が進まないので、現状のスペックでは128G辺りが妥当かと。
使用準備とバッテリーの充電を終え、初期設定を行ってみましたが、表示される指示に従い進めるだけなので、説明書を読まなくてもサクサクっとセットする事ができました。※強いて挙げれば、現在の時刻を調べる(WEBで確認)のが手間だった程度です。
PowerShot S120とG7 X Mark IIの比較
同じ被写体を撮影できれば、画像の違いも比べる事が出来たものの、S120は水没して塩漬けになっているので起動できず…。とりあえずは本体サイズの比較が中心になりますが、S120とG7 X Mark IIを並べてみたいと思います。
こうして見比べてみると分かりますが、やはりPowerShot G7 X Mark IIの方が一回り厚くなっており、重量もズッシリと重たいイメージ。
更には、それぞれの専用ケースに収納すると、大きさの違いは一目瞭然で、何気なく持ち運べたS120に対し、G7 X Mark IIは多少のスペースを必要とします。
キヤノン純正の専用ケースが、カッチリしているハードタイプとは言え、S120と比べると厚みが1.2~1.5倍ほどあるので、お出掛け時のバッグは少し大きめの方が良いかと。※と言っても、ミラーレスよりは小さいですが…。
PowerShot G7 X Mark IIのケースについて
前項で純正ケースについて触れましたが、ハードタイプでしっかりとしており、ケースから取り出さずに撮影できる仕様になっています。また、ストラップを使用すれば、カバーを開くだけで手早く撮影する事も可能。
ただ、カメラ底面にある三脚ネジ穴に、ケースを取り付ける仕様となっているので、メモリーカードの出し入れを頻繁に行う私には都合が悪く…。
現在は、サードパーティ製品の合成革ケースを使っています。一応、PowerShot G7X MarkII用のケースとなっており、収納時にレンズ部分が気持ち程度干渉しますが、指で持ち上げれば全く問題無いレベル。
このケースを使い始めて半年以上経ちますが、カバー部分がマグネット式の開閉となっており、ワンタッチで使いやすく好印象。
更には、ポケベルを思い出して昭和の香りが漂ってしまうものの、背面にあるベルト通しの穴は本当に便利で、子供達と一緒に公園やテーマパークへ出かけた際には大活躍。サッと取り出せてサッと収納できる当ケースはお気に入りの逸品です。
PowerShot G7 X Mark IIを使った使用例
しっかりと撮影したい時は、持ち出しに便利なミラーレスを使っているので、荷物を減らして身軽に出掛ける時や、パッと撮影して直ぐに移動するといった具合に、記録程度の撮影が多くなってしまいますが、G7 X Mark IIで撮った写真を並べてみます。
実は、旧ブログの頃からG7 X Mark IIで撮った写真を混ぜていたので、見覚えのある物もあるかと思いますが、予めご了承下さいませ。
屋外での撮影
屋外で使った際、真っ先に気がついたのは、自動で適正な明るさに設定する「オートNDフィルター」の存在。内蔵されてるNDフィルターによって、三段分の減光を自動で行ってくれるので、明る過ぎるシーンでもキッチリと写してくれます。
食べ物や料理を撮影
絞り優先AEに設定し、後はカメラ任せで撮る事が多いのですが、出掛けた先で食べた料理や食材を撮影した場合、多少の色かぶり感はあるものの、レンズの先端から5cmの距離まで寄れるアドバンテージは大きく、シズル感の強い写真を撮る事が出来ます。
夜間や夜景・室内(暗所)での撮影
ノイズリダクションの評判が良く、しばらく採用されてきた「DIGIC 6」と比べ、最大約14倍の情報量を扱える「DIGIC 7」を搭載。光量が不足するような状況下でも、ブレを押さえてノイズのみを徹底的に除去してくれるので、高感度撮影も安心です。
色彩豊かな花の撮影
広角端F1.8・望遠端F2.8の24-100mmと、明るいレンズが採用されているので、ズーム撮影でも明るく円形に近い優しいボケ味を楽しめます。また、広角端は5cmのマクロ撮影が可能なので、ググッと被写体に寄って迫力のある写真を撮ることが出来ます。
ストロボを使った撮影
ポップアップ式のストロボを使った撮影ですが、嫌な白トビも無く違和感もありません。一応、ストロボ部分は上方向を向くので、指で抑えたバウンス撮影が出来るものの、角度不足のため多少の濃淡が…。なんちゃってバウンスは、使わない方が無難かと。
おすすめコンデジ!PowerShot G7 X Mark II・まとめ
ブログを始めるまでは、職場で使っているEOSを持ち出して使っていましたが、普段使いカメラとしては流石にかさばるので、旧ブログを始める際「PowerShot S90」を購入。以来、「S95」「S100」「S120」と新モデルが出る度に買い替えてきましたが…。
S120の次期モデルは販売されず、翌年に登場したのが「PowerShot G7 X」。一応、恒例になっている買い替えを検討してみたものの、S120の使い心地が良かったので、G7 Xの購入は見送りました。
そのS120を水没させてしまい、G7 X Mark IIの購入に至りましたが、サイズと重量が増えている以外は違和感なく使えて一安心。
今回のG7 X Mark IIを使って良かったと思える点は、背面にあるチルトタイプの液晶画面。
釣った魚のブツ持ち写真を撮る事は殆ど無いので、釣り場に関してチルト液晶の出番は少ないのですが…。子供達と出掛けた際、三人で写る記念撮影を撮る際、子供達と並んで構図を確認できるのは本当に便利。
今までの「S」シリーズと比べると、サイズや重量は増えてしまっているものの、撮影の感覚や設定には違和感が無く、撮りたい物をキチっと納めてくれるので、持ち歩き用のカメラとしては満足度が高くてオススメです!!(^^ゞ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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