魚を釣るなら新品ルアーを買うよりフックの交換が重要!!

魚を釣るなら新品ルアーを買うよりフックの交換が重要!!

今回は、フックの重要性について。

先月の釣行で掛けバラシが多かったので、錆びてしまっている物も含め、使用頻度の高いルアーのフックを交換しておく事に。

ちなみに、フック交換時は邪道のスプリットリングプライヤーが使いやすくて、本当に手放せません。※フック交換方法はコチラ↓

最近は曲がったフックしか交換していませんでしたが、次回の釣行に備えるべく、主力ルアーのフックがキンキンになると気持ち良いですね。

パッと見た限りでは、まだまだ使えそうなフックであっても、フックポイント(針の先端)が鈍っており、刺さりが悪くなっている事は多く、こういったフックを使えば掛けた魚を逃してしまう原因になります。

フックの刺さり具合が釣果にも影響するので、新品と使い込んだフック先端の状態を比較しつつ、フック交換の重要性をメモしておきます。

新品ルアーよりもフックが大切!!

釣れない時間が続いていたのに、ケースから出したばかりの新品ルアーに交換したら一撃で釣れた。という経験をされた方も多いと思います。

その場合、『新しいルアー』を神ルアーのように感じてしまいますが、そのルアーに付いている『新しいフック』によって釣れているケースも少なくないかと。

錆びたフック
錆びついたフック

先月の釣行で掛けバラシが頻発したバリッドですが、持ち込みたいカラーが見当たらなかったので、適当に選んだルアーでした。

フック交換
バリッドのフック交換

今後も見据え、フックの交換は完了。

サビてしまうと刺さりにも影響が出るし、針先も鈍ると分かっているものの、普段使わないルアーはこういった状態になっている事が多く…。

そこで…
錆びたフックの先端(拡大写真)

最近マイブームの、顕微鏡モードで針先をチェック!!

肉眼で見た感じでは、シャンク辺りのサビが酷いものの、ベンドから先は使えない事も無いと感じてましたが、拡大するとアウトなくらいサビてますね。

そして、気になる針先は…。

先端
先端がグニャグニャ

超拡大
錆びたフック・先端の超拡大写真

針先の金属が捲れ上がり、先端がボロボロになってますね。

※撮影直後にゴミかと思い、フックや背景を何度も拭いてみましたが、このギザギザは取れなかったのでフックの金属かと。

シャンクが錆びているだけかと思い、何気なく使っていましたが、フックの先端が捲れていれば刺さりも悪くなりますよね…。

使用済み交換フックと新品フックの比較!!

肉眼では問題無さそうに見えても、思いのほかフックポイントはダメージを受けているという事が分かったので、手持ちの新旧フックを顕微鏡モードで比較。

まずは、過去に交換したフックを、金属ゴミのケースから物色。

使用済みフック
使い古したフック

パッと見た感じ、フックポイントがまともそうな使い古しフックをチョイス。

何年前に交換したかは分かりませんが、フックポイント周辺にサビは無く、指の腹で触ると多少の引っ掛かりを感じる程度。

先端
使い古したフックの先端

超拡大
丸みを帯びた先端

拡大写真を見てみると、フックの先端にサビは無いものの、ポイントが丸みを帯びて鋭さを失っているのが確認できます。

次は、新品のフックを見てみます。

比較するのは、勝負ルアーに使用するPE対応のトリプル『STX-58』で、新品ケースのスポンジから抜き取った物。

STX-58
PEライン専用フックSTX

何度も過去記事で紹介しているように、ポイントはキンキンに鋭く、親指の腹に軽く触れるだけでチクっと刺さります。

先端
フックの先端

超拡大
先端は鋭利

超拡大・正面
新品フック・先端の超拡大写真

こうして見ると、使用済みフックとの違いは一目瞭然!!

漢字の練習を終えた子供達の鉛筆のように、先端が丸くなっている使用済みフックに対し、新品のSTX-58はどこまでも鋭利でシャープ。

パッと見た感じでは、まだまだ使えそうなフックも、拡大すると先端が鈍っている事が分かりました。

フックの交換が重要・まとめ

今回は、新品と使用済みフックの状態を、拡大写真で確認してみました。

こうして見ると、やはり新品のフックポイントは鋭く、瞬時に触れる魚体にも刺さってくれると思われます。

一方、使用済み(使用中)のフックは、キャスト時に当たるボディや根回り、ケースの中で当たるルアーなどによって、いつの間にか鈍くなっている。

秋のサヨリパターンで遊ぶ時は、新品のルアーフックをSTX-58に交換してから使ったりしますが、持ち運びを含め、使用頻度の高いルアーのフックポイントには注意が必要ですね。

バリットに付いていたフックを見ると、サビが酷いのは勿論、先端のポイントも金属が捲れ上がり、掛けバラシ状態になるのも納得。

以前、プロアングラーの方々が、ルアーにフックを付けた状態で持ち運ばず、キャストの直前でフックを装着して使うと言っていましたが、数少ないチャンスを確実な物にするためには、こういった工夫も必要だと頷けます。

※さすがに、普段の釣行でキャスト毎のフック脱着は現実的では無いかも知れませんが、フックポイントの鋭さを極力キープする・こまめにチェックするといった努力が釣果に繋がるのでしょうね。

フック交換
STX-58に交換

冒頭で書いたように、パッケージ開封直後の新しいルアーを使ったら一撃で釣れた。この場合、フック由来の事案が3~4割はありそうな気がします。

兎にも角にも、硬い口周りを滑っていかに鋭く刺さるかで釣果も変わるため、フックのサビを見るのでは無く、先端の鋭さをチェックする事が重要かと思います!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「テクニック」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、4月18日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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