シーバス釣り入門!必要な道具と装備について!!
- 投稿日2017.06.10
今回は、シーバス釣りを始める際に必要となる道具について。
今までに釣り経験が有り、バス釣りや他のソルトルアーフィッシングを楽しまれていた方は、ある程度の道具を流用できると思いますが、これから釣りを始められる場合、釣り場で使う道具を揃える必要があります。
ただ、一度に全てを揃えるとなると結構な金額になるので、代用できる物は代替品を使い、お金をかけた方が良いアイテムを中心に考えても良いかと。
一応、シーバス釣りに必要と思われる道具や装備をリストアップしておきますが、足りない物があった場合や、アイテムについての詳細記事を投稿した際は、随時追記して対応したいと思います。それでは早速!!
シーバス釣りに欠かせない必要な道具
まず最初に、シーバス釣りで遊ぶ際、必ず必要になってくる必須アイテムをリストアップしたいと思います。これらの道具は、釣りを楽しむうえで欠かせない物ばかりなので、購入前に時間を掛けて入念に下調べをした方が良いかと。
【釣り竿】シーバスロッド
シーバス釣りに使用する釣り竿で、釣りをする場所や釣り方にマッチさせるため、様々な長さや硬さの釣り竿が販売されています。
ロッドを選ぶ基準としては、オールマイティーに使用するのであれば、9F(フィート)前後の長さで、硬すぎないML(ミディアムライト)からM(ミディアム)程度の、スピニングリール用がオススメかと。
しばらくの間、趣味としてシーバス釣りを楽しんでみるつもりであれば、店頭で販売されている「入門セット」的な安価な物を選ばず、最初から1~2万円程度のミドルクラスを購入しておく方が無難です。
追記:詳細記事
「初めて買うシーバスロッドの選び方!!」
【リール】海水対応のリール
釣り糸を巻き取るリールで、様々なタイプが販売されていますが、海水(ソルトゲーム)対応のスピニングリールがオススメです。
リールを選ぶ際、注目するポイントは大きさと巻取り量。シーバス釣りで使用するなら、3000~4000番前後の大きさを基準に選定し、リールハンドル1回転で巻き取れる糸の長さも確認しておく。※この辺りは好みによって変わる部分。
リールに関しても、数千円程度の安価な物が販売されていますが、釣り糸がグシャグシャに絡まるトラブルが起きやすいので、最初から1~2万円程度のミドルクラスを購入される事を、釣り竿以上にオススメしておきます。
追記:詳細記事
「初めて買うスピニングリールの選び方!!」
【釣り糸】PEラインかナイロン
リールに巻きつける釣り糸ですが、一般的な釣り糸のイメージとして浸透しているのは、ツルンとした素材のナイロンラインかと。
一方、現在のシーバス釣りでは、刺繍糸のような質感になっている、感度の高いPEラインという釣り糸が主流となっています。PEラインには伸びにくく引っ張り強度が高いといった特徴があるものの…。
釣り糸自体が細く、擦れに弱いので単体では使えず、ルアーと釣り糸の間にショックリーダーシステムという補強が必要となります。この結束(補強)が手間なので、釣りに慣れるまではナイロンラインからスタートしても良いと思います。
【釣り糸】ショックリーダー
前項でも書いた通り、PEラインという釣り糸を使う際に必要となる、フロロ素材やナイロン素材で作られた補助的な釣り糸です。
PEラインは擦れに弱いため、比較的擦れに耐性のあるフロロやナイロン素材の釣り糸をPEラインの先端に結び付け、釣り糸が切れてしまうのを防ぐ目的でセットします。PEラインを使用する場合、欠かせないアイテムとなっています。
シーバス用ルアー
シーバス釣りに使用する、プラスチックや鉄板で作られている疑似餌で、それぞれのタイプやカラーを合わせると、驚くほどの種類が販売されています。
他魚種向けに設計されたルアーを使っても良いのですが、目についた物を適当に買ってしまうより、まずは同一メーカーの主要なルアーを中心に、一通りのレンジ(ルアーが通る深さ)を意識して揃えてみるのも良いかと思います。
スナップ
釣り糸の先端に結束し、ルアーの交換を簡単にするアイテムです。
ロックの仕様が違っていたり、ルアー接続部分の形状が異なっていたりと、様々なタイプの物が販売されているので、好みに合った物を探してみて下さい。
釣り用のバッグ
釣り場に持ち込むルアーケースやドリンク、スナップ・ショックリーダーといった小物類を収納しておくバッグです。
慣れるまでの間は、適当なバッグで代用しても問題ありませんが、釣り専用のバッグにはドリンクホルダーが設置されていたり、装備品が持ち運びやすい設計になっていたりと、釣りに特化した仕様となっているので、購入しておいて損は無いと思います。
フローティングベスト
ルアーケースや小物・装備品を収納できる機能を持った、ベストタイプの救命具です。シーバス釣りでは、足場の高い防波堤や流れの早い河川を釣り場にする事も多く、水難事故防止の為にも救命具の着用が必須。
水に浸かりながら釣るウェーディングや、ゴツゴツした岩場等で釣りをする場合は、こういったベストタイプの救命具がマッチします。
自動膨張式ライフジャケット
ボンベが内蔵されており、落水した場合はフローターが飛び出すタイプの救命具です。※自動で飛び出さなかった場合、手動で作動させる必要があります。
岩や護岸に擦れてフローターが破損しないような場所、フローティングベストを着るには暑い夏場など、こういった自動膨張式のライフジャケットを着用するのがオススメです。
タモ(タモ枠+タモシャフト)
シーバスを釣った際、魚を掬うために使用するタモです。60~80cmを超える大きなシーバスを掛けると、タモが無ければ釣り上げる事はほぼ不可能。
一般的なスタイルとしては、シーバスを掬うタモ枠部分と、タモに装備されている柄(シャフト部分)は別々に販売されている事が多いので、好みにあった大きさのタモ枠と、釣り場で必要になる柄の長さを考えて選んで下さい。
シーバス釣りで持っていると便利な道具
次の項目として、ロッドやリールのように、そのアイテムが無くては釣りが出来ないという物では無いものの、持っていると便利で快適な釣行の為にもオススメしておきたい道具を、簡単にリストアップしてみたいと思います。
フィッシュグリップ
魚が釣れた際、口の部分に挟み込んで使う道具です。安価な物から高価な物まで、様々な形状のフィッシュグリップが販売されています。
シーバスの口に刺さっている針を外す時は勿論、タチウオなど歯の鋭い魚が釣れる事もあるので、安全面から見ても持っておいて損は無いアイテムだと思います。
プライヤー
魚が釣れた際、口に刺さっている針を外す時に使用するプライヤーです。釣り上げた直後の魚は暴れる事も多く、刺さっている針を素手で外すのは危険が伴うため、基本的にはプライヤーで外す事をオススメしておきます。
ルアーに付いているリングを外す目的で、先端にポッチの付いたプライヤーもありますが、大きすぎてリングに入らなかったり海水で錆びたりするので、リング用のプライヤーは別途購入し、針を外す専用の大きなプライヤーを準備するのが無難です。
フィッシンググローブ
釣行時に着用するグローブ(手袋)ですが、寒い冬場は勿論の事、ルアーに付いている針が刺さるのを防ぐ役割もあるので、個人的には必ず着用しているアイテムです。
グローブの素材や、何本の指が出ているのかといった形状など、様々なタイプの物が売られているので、好みに合ったグローブを選べば良いかと思います。
偏光グラス
朝や昼間といった、明るい時間の釣りに欠かせないのが偏光グラス。
パッと見た感じ、一般的なサングラスと同じように見えますが、水面のギラツキを抑える効果があるので、光の反射が強い時間帯に大活躍してくれます。
滑りにくい靴
釣り場で多い事故の一つとして、ヌメリによるスリップ(転倒事故)が挙げられます。何の変哲も無いテトラや岩に見えても、足を乗せた瞬間ツルっと滑る事は多々あります。
そういった場所での転倒は、落水事故に直結するので、靴底が滑りにくいよう加工されている物を履くのが安心です。※上記の写真は、スリップに強いとされている、ハイパーVソールという商品です。
PEシザー
PEラインを切りやすいよう、ギザギザ加工が施されたハサミです。
刺繍糸をイメージして頂ければ分かりやすいかと思いますが、一般的なハサミでPEラインをカットする場合、両サイドを引っ張りながらタルミの無い状態にしないと切れないので、釣り場ではPEシザーが活躍してくれます。
スパイラルコード
一般的に市販されているスパイラルコードですが、釣り場に持ち込む小物類に装着しておくと、道具の紛失を防ぐ事が出来ます。
シーバス釣りの場合、真っ暗な釣り場や水に浸かりながら遊ぶ事も多く、何気に使ったフィッシュグリップやPEシザーを置き忘れてしまう事が多々あるので、そういった道具はコードで繋いでおくのがベターです。
ヘットライト
夜間に釣りをする場合、欠かせないのがヘットライト。
ルアーの交換などは月明かりだけでも可能ですが、真っ暗な釣り場へ向かう道中や釣り糸が絡んだ時、ショックリーダーを結び直す場合など、両手をフリーにできるヘットライトがあると便利です。
フラッシャー
チカチカと点滅して、周囲に釣り人の存在を知らせるフラッシャーと呼ばれる道具。
水に浸かりながら釣りをする、ウェーディングの際に使われる事の多いアイテムですが、丘から釣りをする場合でも危険回避に役立ちます。
シーバス釣りを楽しむための道具
最後のリストは、直接的には必要で無いものの、持っているとシーバス釣りの楽しみが増える道具について挙げてみます。今までの項目のように、「絶対に必要」「持っていると便利」といった物ではありませんが、個人的には持ち歩いている道具です。
デジタルカメラ
釣れたシーバスの記録や、釣り場の状況にポイントの形状、ちょっとした風景写真を撮影するためのデジタルカメラです。
スマホのカメラでも代用できると思いますが、自分の場合はブログ掲載用の写真だったり、釣り場の夜景を撮ったりするためコンデジを愛用しています。※水没などの危険があるため、こだわりが無ければ防水カメラの方が安心かと…。
メジャー
釣れた魚の大きさを計測するためのメジャーです。
あっても無くても困る物ではありませんが、自分の場合はブログ掲載用の写真に使ったり、大きなシーバスが釣れた際の計測に使っています。
ゴミ(お持ち帰り)袋
釣りに出掛ける際、必ず持ち歩いているのが大容量で厚手のゴミ袋。家庭ゴミを入れるような、一般的なゴミ袋です。
基本的に、釣ったシーバスはリリースしますが、エラを傷付けてしまい蘇生が難しい場合や、タチウオや青物など美味しく食べられる魚が釣れる事もあるので、そういった魚を持ち帰れるよう、常にビニール袋はバッグの中に入っています。
シーバス釣り入門!必要な道具と装備!!まとめ
今回は、シーバス釣りを始める際に必要となる道具をリストアップしてみましたが、これらの道具以外にも様々なアイテムが挙げられると思います。
全体的なイメージとして、まず最初に書いておきたい事は、趣味としてシーバス釣りを楽しむ場合、ある程度の出費が必要になるという事。
お試し感覚でチャレンジしてみる場合、釣具屋さんの店頭に並んでいるお手軽入門パックでも遊べますが、リールやラインなど道具由来のトラブルの頻度・使用感を考えると、追々必ず買い換える事になると思います。
パッと思いついた気まぐれの暇つぶしでは無く、しばらく続けてみるつもりであれば、最初から不満の少ない物を選んでおく方がベターかと。
これらの道具の中で、一番費用を掛けるとすれば、やはりリールになるかと。安価なリールを使うと、釣り糸が絡まるトラブルが発生したり剛性が低かったりと、釣りの基本動作から楽しめなくなる可能性が高くなってしまいます。
釣りをしている最中、常に触れる事になるリールとシーバスロッドに関しては、ある程度の投資をしておいた方が買い直しの出費も少なく、初期タックル(道具)で長く楽しむ事が出来ると思います。
兎にも角にも、シーバス釣りを始める場合、リールとロッドに費用を掛けて、使用するルアーや小物類は徐々に揃えて行けば良いかと。
何やかんやと書いてみましたが、それぞれのアイテムに関しては徐々に詳細記事を書いてみる予定ですし、足りない物があれば追記したいと思います!!(^^)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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また、10月13日現在「シーバス釣り」には「 200件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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