釣りを趣味として楽しみ続ける為に
今回は、釣りを楽しむ為に必要なお話。
ブログを制作していた二ヶ月の間に、投稿したい案件が沢山溜まっているので、カテゴリーを気にせず書き起こして行こうかとも思いましたが…。
基本的に、ブログコンテンツの中心となるのは釣り関連の内容ですし、まずは釣りのジャンルから投稿しようかと。
ただ、ここしばらくの間は釣りに出掛けて無いので、シーバス釣りの釣行記やタックルのインプレは書けません。なので、まずは現在感じている大切なお話しから、小さな足跡を残して出発しようと思います。
釣り場が減っている現実について
今年に入って以来、TwitterやFacebookといったツールを使い始め、SNS歴は1ヶ月に満たないものの、皆様のアカウントを拝見させて頂き感じたのは、釣り場・釣り人への意識が時代と共に変貌を遂げようとしている事。
その最たるものが、釣り禁止エリアの増加ではないでしょうか。
こういった話には疎いので、周りの方から伝え聞く事が殆どですが、つい最近も地元神戸のメジャースポットが釣り禁止になってしまったようです。
また、東京の河川でも同じように投げ釣りが禁止になったエリアがあるとの事。どちらのケースも真偽のほどは分かりませんが、釣り禁止の発端としては、一般の方に対してルアーで怪我を負わせてしまったというもの。
一昔前であれば、当事者同士の話し合いとなっていたのかも知れませんが、遊具の無くなった公園や近年の報道を見ても分かるように、コンプライアンス重視というか何かあれば即座に禁止という世の中になりました。
世間の意識や風潮が変わってるのに、釣り人の意識が変わらなければ、次々と釣り場は減ってしまいます。
マナーや信頼といった心の要素は「貯金」と同じで、コツコツと貯めるには努力が必要ですが、減っていく事に関してはアッと言う間に無くなります。
地元のアングラーさんが、日々ゴミを拾い・近隣の方々に挨拶をする。一生懸命釣り場保全に努めても、心無いアングラーよってパッケージが捨てられていたり、騒音・違法駐車だったり、今回のような事故が起きれば簡単に釣り禁止となってしまう。
今後も釣りを趣味として楽しむのであれば、釣り場を選べるに越したことはありませんし、一般の方から迷惑そうな目で見られるのも辛いと思います。
こういった問題は常に提唱されてきましたが、世間の流れが早く厳しくなった現在、今までよりも強くブレーキを掛けないと、踏ん張れない時期に突入している気がします。
マナーの再確認と徹底が大きな課題
こういった話は追々しっかり書き起こそうと思っているので、今回は簡単に要点だけをまとめますが、釣り禁止の流れに強くブレーキを掛けるには、以前から言われている通りマナーの向上しか手段は内容に思います。
ただ、これが一番難しい…。
一言でマナーと言っても、明確な法律やルールがある訳でもありませんし…。身近な道交法を例に挙げても、車が来ていなければ赤信号でも横断する人が居るように、共通の意志によってルールを守るのは不可能に近いのかも知れません。
更にはこのご時世、マナー違反だと注意でもしようものなら、どんなトラブルに巻き込まれるか分かったものじゃない…。
釣りを楽しまれてる方々には周知のマナーなのかも知れませんが、まずはこの記事を読んでくださっている方だけにでも、何かを伝えられる事が出来ればと思い、釣り場と自分を守るために必要な項目を書いておこうと思います。
キャストの時は安全確認!!
まずは、SNSでも問題に挙げられていた事故防止について。針の付いたルアーを投げているので、キャスト前には周囲の安全確認が必須。横断歩道も左右確認してから渡るように、キャストの直前も人が居ないかを確認する。
特に、写真のような遊歩道沿いは、散歩をされている方も多いので注意が必要。
また、橋や道路の周辺からキャストする場合、通行されている方に当てないよう精度の高いキャストを出来るのが上級者では無く、歩行者が通り過ぎるのを待って安全を確認してからキャスト出来る、心の余裕を持っている方が上級者かと。
ゴミは持って帰る!!
次に、釣り場のゴミ問題。餌釣りの場合は、使用した餌のパッケージや汚した地面を洗うといった作業が含まれますが、シーバス釣りの場合はルアーのパッケージやカットしたライン、煙草を吸う方であれば吸殻など。
酷い時にはロッドのパッケージが捨てられていた事もありましたが、釣具店から釣り場へ直行する場合、パッケージが不要であれば店頭にてスタッフさんに伝える。
その場所を管理する方々のご厚意によって、楽しく遊べる釣り場として成立しているポイントも多々あるので、そういった方々に迷惑や不快な思いをさせないよう、落ちているゴミは拾って帰るくらいの配慮が必要だと思います。
水中にルアーやラインを残さない!!
少し変わった項目で言えば、ルアーを根掛かりさせて水中に残さない配慮も必要かと。旧ブログで記事にした事がありますが、現在もルアーロストゼロ記録は更新中で、根掛かりでルアーを失くさなくなって四年目に突入します。
障害物に当てて割ってしまったルアーはあるものの、水中にフックやラインを残していないのは少しだけ誇れるかと。
ルアーを失くさなくなった理由は単純で、使用ラインを太くしている事と、手の内に入っている釣り場でしか遊んでいない事。何処を通すと根掛かるのか把握していますし、1.2号前後のラインは価格もお得で経済的です。
確かに、細糸を使った方が飛距離は出ますし、風の抵抗も抑えられるかも知れませんが、釣果よりも水中に危険物を残さない工夫と、心の余裕があっても良いと思っていたりします。これら上記項目は、釣り場に欠かせないマナーだと思います。
ライフジャケットは着用する!!
最後の項目として、自分の見を守る事が釣り場の保全にも繋がりますので、足場の高いポイント・水深のあるポイント・柵の無いポイント・ウェーディングをする時などは、必ずライフジャケットを着用する事。
これらの他にも、深夜に大きな声で話をしない・キャスト音の響く住宅街で釣りはしない、車は路駐ではなくコインパーキングに駐車する等、細かな事は沢山あると思います。
釣りを楽しみ続ける為に・まとめ
今回は、釣り場を減らさない為に個人で出来る注意事項について書いてみましたが、やはり針の付いた物を投げているので、一般の方への安全確認と配慮は必要かと。また、釣り場のゴミ問題に関しても、状況はシビアに変わってきているように思います。
十数年ほど前の話しですが、釣り場のゴミを拾って持ち帰り、本日拾ったゴミとしてブログでアップする活動が流行りかけた時期があったものの…。
斜に構えた人々から「わざわざブログに載せるな」「カッコつけるな」「偽善」といった、否定的なコメントが入っていたりで、最近では殆ど見かけなくなってしまいましたね。ゴミを拾って下さる方々へ感謝こそすれど、批判するのはお門違いも甚だしい。
こういった、マナーやルールの話をすると、言葉尻を捉え否定的な発言をする人が現れるのが常でしたが、そういった方々もそろそろ正面を向いて取り組まないと、釣り場が減る流れを食い止める事が出来なくなります。
釣りを楽しむのであれば、釣りをする事が出来る釣り場が必要です。
これだけ早く情報をシェア出来る世の中になったので、釣り場保全に有益な活動を行って下さっている方々の足を引っ張るのでは無く、自分でも出来そうな事には賛同して、小さな事からコツコツと始める意識を、時代に求められている気がします。
と、今更ながらSNSを使い始め、受け取った感想を書いてみました。
良くも悪くも、この1~2年でSNSの存在感や発言力がグンっと高まったように感じます。現在では、SNS発信の報道も増えて来ましたし…。
それだけに、事故やトラブルがあれば、管理者側も「禁止」という処置を取らざるを得ない。そうしなければ、収集がつかない世の中になったのでしょうね。
とりあえず、自分に何が出来るかを探しつつ、今後も継続的に考えて行こうと思います。長くなりましたが、これにて当ブログの第一歩とさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「釣り関連の話」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、11月28日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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