【ネタバレ注意】オーズ10th復活のコアメダルの衝撃ラストと感想と掴めぬ腕
今回は、何年間も楽しみに待ち続けた『仮面ライダーオーズ』完結編について。
過去記事でも書いた通り、人間の「欲望」をメインテーマにした『仮面ライダーオーズ』は、平成二期ライダーの中で一番好きな作品。
本来であれば敵側となる怪人の”アンク”と、誰よりも巨大な欲望を持つ”火野映司”の絆は深く、最終回は何度見ても涙が溢れます。
そんなオーズですが、最終回で消えてしまったアンクと、アンクを復活させるために旅を続ける映司の、正式な完結編が制作されるという事で狂喜乱舞。
映画の発表があってから数ヶ月間、数年越しに見られる「いつかの明日」を楽しみに待ち、公開された映画を見に行ってきたものの…。
映画のエンドロールが終わり、再び照明が戻った時。館内には重い空気が立ち込め、ここまで異様な雰囲気に包まれた映画は生まれて始めて。
仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
数日経っても消化できない衝撃で、本当に何とも言えない状態に…。
自分の中では、こういった物語は理解できる反面、長年待ち望んだ「いつかの明日」では無く、言葉にできない喪失感の方が大き過ぎる…。
賛否両論が巻き起こっているレビューを見ても分かる通り、色んな解釈のあるラストだったので、自分の受けた感想を正直にレビューしておきたいと思います。
オーズ10th復活のコアメダル・プロローグ
グリードと戦い、人々の未来を守った火野映司。映司が相棒のアンクを復活させるべく、旅に出てから10年の月日が流れた西暦2021年。
古代オーズが800年の眠りからよみがえり、復活したグリード”ウヴァ””カザリ””メズール””ガメル”と共に、世界を混沌と恐怖に陥れていた。
復活のコアメダル・トレーラー
その一報を受け、旅に出ていた火野映司が帰還するも、古代オーズの力が強過ぎて劣勢に立たさせる。
残された人類が、レジスタンスとして古代オーズと戦う中、2つに割れたコアメダルが修復され、消滅したはずのアンクが復活するが……。
楽して観られる続編が無いのは何処も一緒だな!
※これ以降は作品の内容に触れるのでネタバレ注意。
まず最初に、冒頭でも書いた通り、頭では理解できる部分もあるが、長年待ち望んだ「いつかの明日」という結末では無かったという事。
何年もの間、極寒の地で人気洋菓子店の列に並び、ようやく至福の極上ケーキが食べられると思った瞬間、「外は寒かったでしょ?ゆっくり温まってね」と、ペヤングの『獄激辛やきそばFinal』を無理やり口に詰め込まれた感じ。
これだけ期待されてた作品が、低評価の嵐になっている原因は、衝撃のラスト…。というか、開始直後に発覚した”映司の死”が全てだと思います。
古代オーズ
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
約1時間という関係上、突如復活した古代オーズやグリード達の起源が無いのは仕方ありませんが、正直なところ全部が全部、薄過ぎて雑な印象を受けました。
グリード達の復活
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
メズールも!
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
人間形態を含め、久しぶりに揃ったグリード達。
レジスタンスや人類を恐怖に陥れいているわりに、ウヴァがチョロッと戦った後は、一瞬で古代オーズに粛清され開始早々リタイア。
グリード達が出てきて「来た!来たっ!!」とワクワクしても、あっという間に気持ちが萎んでしまう。他のシーンに関しても同じですが、濃密な物を詰め込むには1時間弱だと短すぎるように感じました。
この結末、俺にとって損だった
そして、映画を見始め残念だったのが、開始10分ほどで火野映司が死んでいる(瀕死)と分かり、映司では無く”ゴーダ”として物語が進行した事。
冒頭でアンクが復活し、「おかえり、アンク」のシーンではボロっと泣きそうになるくらい感動しましたが…。
名シーン?!
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
その後、鴻上会長やヒナちゃん達と再会したアンクが状況を説明され、再び映司に会いに行くと所々でおかしな言動があり…。
誰だ?お前!!
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
ゴーダでした…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
伊達さんや後藤ちゃん、懐かしいメンバーの登場でワクワクしていましたが、ゴーダから説明された映司の死(もしくは瀕死の状態)によって、再会シーンの感動が吹っ飛びました。
何年も待って楽しみにしてたのに、映司の偽物グリードが微笑みながら言い放つ、あんな価値の無い「おかえり、アンク…」ってあるの?!
その後は、メダルを求めたり「歌は気にするな」など、どんな懐かしいシーンでも、「映司じゃないやん」という事実が、感動やワクワクを全く誘わない。
メダル!!
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
仕方なく投げるアンク
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
映司が死んでゴーダが代わりに進行している。
一事が万事、その事実が懐かしさを邪魔するし、逆に不快にすら感じていると、物語はアッという間に終盤まで進んでおり…。
アンクと…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
ヒナちゃんが…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
可哀想に思えて仕方ない…。
ワクワクしたいシーンや気持ちはあれど、それに映司の死とゴーダが蓋をしている状態が終盤まで続き、そろそろ救われるのかと期待しながら見ていると、衝撃でもあった映司との死別…。
最後の最後で、今までの映司はゴーダでした。と裏切られるよりは、冒頭から判明していたので良かったですが、このラストが受け入れられないファンが多いのも事実じゃないでしょうか。
わかってる…お前がヤレと言うなら…
中盤から終盤にかけ古代オーズを攻略すると、案の定ゴーダが裏切りました。
※実は、この後に映司とアンクが完全復活し、ゴーダを倒してからヒナちゃんと三人でアイス食べて終わるのかと思ってたりしました。
仮面ライダーゴーダ
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
結果は違っていましたが、この辺りでの救いは『伊達さん』と『後藤ちゃん』の懐かしいコンビが見られた事。
伊達さんに関しては、『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』や、別役の『スペース・スクワッド』等で見ていましたが…。
伊達さんに
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
後藤ちゃん
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
キンキンの伊達さんは本当に格好良いですし、二人の掛け合いも面白く、中盤辺りから匂わせていた切り札も登場!!
仮面ライダーバースX
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
後藤ちゃんがコアメダルを持った瞬間から、二人での変身まではオォっと思ったものの、そのバーズXが殆ど役に立たず…。
そうこうしていると、映司とアンクが語り始め、物語のラストに突入してからはボルテージが上昇しました。
映司の体を依り代にしているアンクが、「わかってる…。お前がやれと言うなら…」と、まさに最終回の流れを再現した辺りで、ようやくスイッチが!!
タジャドルコンボエタニティ
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
これは来るのか?!と思った瞬間、二人の声で「タカ!クジャク!コンドル!!」からのタジャドルコンボエタニティ!!
そして…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
やっぱり出た!攻撃直後に映司の幻がっ!!
完全に最終回をトレースしている状態が激アツな展開でしたが、なぜ…。なぜ、「Time judged all」が流れないっ!!
この激アツな中、最後はアンクの力を受け取った映司が復活し、ヒナちゃんと三人で手を繋いで終わるのかと思いきや、本当に死んでしまった映司…。この一時間、何を見ていたんだ?!と不思議な喪失感で幕を閉じました。
仮面ライダーオーズ MOVIE大戦MEGA MAXの流れ
何の救いも無く、主人公が死んで終わった。あまりの衝撃的な最後だったので、もう少し情報が欲しいと思い、珍しく映画のパンフレットを購入。
そして、俳優陣のインタビューの中で、渡部君が「あの映画の中でアンクは未来から来て、映司に黙って未来へ帰る。復活した理由を聞かれても「気にするな」としか言ってない」と発言がありました。
そう言われてみると、合言葉のようになっている「いつかの明日」の元となった映画では、アンクは未来から来ているし、寂しそうな何とも言えない表情で映司を見つめるシーンがあった。
Twitterの盟友『ヒモユキ』さんも…
見たかったいつかの明日ではなかったのは確かですね。隣で見てた妻は首をかしげてました。未来のライダーが出てくる映画で未来から来たっぽいアンクが出てましたがなにかを隠してる態度があって、このシナリオは予め決まってたのかもと思いました。
— ヒモユキ (@himoyuki) March 17, 2022
同じ見解だったので、この「復活のコアメダル」から繋がった未来がMOVIE大戦MEGA MAXだったのか…。
その部分が気になり、帰宅後に『MOVIE大戦MEGA MAX』を見直しましたが、確かに今回の映画からの流れといっても受け入れられる。
お前達が本当にやりたいことなんだよな?!
インタビューの動画やパンフレットにて、俳優陣の方々も脚本には衝撃を受けたとありましたが、観ていた人々はそれ以上だったのかも…。
今回、事前のネタバレをシャットアウトし、内容を知らないまま映画館を予約したものの、予約画面での評価が異常に低く気になっていました。
これだけファンの多い作品だから、何かしら起こっているのだろうと予想はしていましたが、まさか上映直後から映司の死を知らされ、そのまま助かる事無くアンク達と死別する事になっていたとは…。
評価を見ると賛否両論で、「オーズこそのラスト!」と高い評価もあれば、「この作品が嫌いになった」と言う声も上がっているほど。
正直なところ、どちらの主張も分かります!
映画を見終わった後、オーズ(映司)ならこういった結末もあるだろうな…。と頭で理解できる一方、何年も待って何故こんな終わり方をっ!!と全力で受け入れたく無い自分も居ました。
実際、先程の『MOVIE大戦MEGA MAX』は勿論、『平成ジェネレーションズ FINAL』でのアンクとのやり取り、ジオウではアンクの登場は無いものの、胸に赤い羽根を付けるといった、アンクと映司の絆と友情…。
それが、開始早々サクっと映司の死を告げられ、その後はゴーダとして物語が進み、ようやく二人が再会し共闘するも映司と死別…。
ドキドキもしない変身でした…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
映画のラストシーン、アンク達の悔しく悲しそうな顔でエンドロールが始まったので、「Anything Goes!」が終わってから何かあるのかと期待に包まれた館内。
そして、何の映像も無く会場が明るくなり、戸惑いや首をかしげる人々の姿。我が家の子供達も、「映司は死んだん?」「主人公が死んだらアカンよなぁ!」とストレートな感想をブツブツと。
帰宅後に…
キャストのトークをみたところ、渡部君が「この結末が受け入れられるか気になる」と言ってたシーンがありましたが…。自分を含め、さすがにコレは受け入れられない人が多かったのでは?と思ったり。
個人的な感想…、現在の印象としては、制作陣がオーズを深く掘り下げ・突き詰め過ぎ、「オーズならこうだ!」を地で行ってしまい、長年「いつかの明日」を待っていた観る人達の事を忘れてしまったような感覚。
凄くピーキーな味付けをしたラーメン屋の店主が、「うちの味はこれだ!舌に合わないなら仕方ない!!」と頑固な料理を出してるような…。
会長は相変わらずでしたが…
出典 :『©Vシネクスト『復活のコアメダル』特報』
レビューの中に、「オーズが嫌いになった!」「予約した商品をキャンセルした!」なんていう声もありましたが、ぶっちゃけ気持ちも分かる気が…。
何年も何年も待って、大切にしていた「いつかの明日」を、グッチャグチャにされたような気分にもなりました。
一方、映司ならこの結末も間違ってはいないよな…。と理解できる部分もあるのですが、本当に気持ちが追いついて来ない…。
ただ、一つだけ言える事は、このラスト…。
自分の待ち望んだ「いつかの明日」では無かった。
オーズ10th復活のコアメダル・レビューまとめ
冒頭でも書いた通り、オーズは一番好きな作品で、最終回のタジャドル以降は見るたびに涙ボロボロ…。映画やテレビで二人が出ると、心はワクワク。
ただのヒーローを通り越し、火野映司とアンクの絆には神々しい何かを感じていたからこそ、オーズの完結編としては喪失感しか残りませんでした。
脚本や大人の事情があるのかも知れませんが、コロナに戦争、人々が心に傷を負っている時代に、こんな結末は観たく無かった…。
発表は年甲斐もなくワクワクしたのに…
制作陣が「オーズ」という作品を自分達の物にせず、観る側の人の事も視野に入れてくれていれば…。この映画を作った人達の「オーズならこうだ!」という解釈を観せられただけで、何も残らない1時間を過ごしました。
※夢の無い話しですが、この内容でDVDやBlu-rayをタジャニティスピナーやゴーダメダルセット抱き合わせで売って、飛ぶように売れると思ったのでしょうか。他の方のレビューにもあった通り、買う気なんてサラサラ失せましたけど…。
明日のパンツも、嫌なフレーズに聞こえて来る…。
パンフレットを読んでいると、俳優陣の受けた衝撃とラストへの葛藤、戸惑いなどが伝わってきますが、これを受け入れず何とかならなかったのか本当に残念。※まぁ、俳優陣が変えられるシナリオでは無いのでしょうけど…。
確かに、スーパー戦隊シリーズに比べ、シビアなラストが多い仮面ライダーシリーズだけど…。テン・ゴーカイジャーみたいに、「これぞゴーカイジャー!」っていう作品を観たかったなぁ…。
パンフレットの中で、脚本家が「アンクが復活できる代償なんて一つしか無い」と豪語してましたが…。
アンク以外のグリードはサラっと復活してるし、オーズドライバーなんて2つあるし、都合よく女の子がフラフラ歩いてくるし、辻褄が合わない部分は沢山あるのに、なぜ映司が死ななくてはアンクが戻れなかったのか…。
更には、「火野映司という人の背負った「業」が深すぎて、そんなハッピーな結末は迎えられない」とありましたが、もう脚本家の傲慢なエゴとしか思えず、そのせいで自分の中の『仮面ライダーオーズ』という作品が死んだ…。
映画が終わった後、「確かに映司ならそうする…」と納得できる部分もありましたが、問題は”10周年のアニバーサリー映画”として、そういったシチュエーションが必要だったのか。
ここは、完全に個人の想いですが、オーズの最終回はアンクと再会する「いつかの明日」を夢見て旅立った。
綺麗な終わり方でしたが、手放しでのハッピーエンドという訳では無く、「いつかの明日」という形で繋いだ希望を、続編という形で待っていた。決して、その希望を完膚なきまでにブチ壊し、踏み躙る事が続編の意義では無いはず。
脚本家の「ハッピーな結末は迎えられない」という話しを推すなら、個人的なライトノベルか何かでやってくれ…。
オーズ10周年のお祝い映画では無く、10回忌の法要なのか??
10周年の記念作品で、サブタイトルは「いつかの明日に手がとどく」。その結果、開始早々に主人公は死んでいて、最後は目を開けたまま死別…。こんなに光の当たらない、負の映画って…。
本編が始まった頃、映司は迷いもなく自分の命を投げ出してしまう人物像でしたが、アンクやヒナちゃん、皆と出会って「手を繋ぐ」事を知り、仲間や自分を大切にする物語で終わっていたはず。
なのに、映画が始まれば、今までの話が無かったように、何処からともなく現れた女の子を助けて即退場…。
映司を殺す事ありきで作られた10周年の記念映画。流石に、今まで応援し愛してきたファンの気持ちを蔑ろにし過ぎだと思います。
文中でも書きましたが…。アンクと再会しても、メダルを投げろと求めても、全てゴーダだと思うと何の感動も無いし喜びも無い。
ひょっとして、エンドロールの後に『第二部の制作決定!』なんていう告知が有り、今度は映司を復活させる為にアンクが旅に出るのか?と淡い期待を持っていたものの、何事も無く館内に照明が戻ってしまいました。
この作品を世に送り出した制作陣、脚本・監督・俳優の方々同士は手と手を繋ぐ事が出来たのかも知れませんが…。
私や子供達、アンクと映司の「いつかの明日」を楽しみに待っていた沢山の人達が、何年ものあいだ大きく差し出していた心の中の手には、残念ながら届く事は無かったようです…。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「映画」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、11月23日現在「テレビ&ムービー」には「 44件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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※書き込んだコメント内容は、管理者の認証を受けた後にブログへ表示されます。
はじめまして。コメント質問致します。私も全く同感な感想です。テン・ゴーカイジャーが想像以上に良かったので、同じようなものを期待していました。
それがどうでしょう、見事に裏切られて悔しくて仕方ありません。ただただ、優しくてかっこよくて明るい火野映司と、ツンデレなアンクのコンビを見たかっただけなんですよ。
映司の変身シーンすらないなんて異常です。アンクももはやBL(Boys Love)かと思うくらいキャラが崩壊してるというか、ふざけんなって感じです。
映司が死んでしまう結末だったとしても、それをもっと丁寧に、全てのファンが納得とまで言いませんが、ある程度の理解が得られるレベルの内容と筋がなければ到底受け入れることはできません!
こんな薄っぺらい話を完結編とか言いやがるのが腹立ちます。
仰ってる通りMOVIE大戦の時から想定されていた結末なのかもしれませんが、10年後にこんなのわざわざやる必要性を感じられませんし、それはそれとして、みんなが期待していた続編なのですからそれとは別のゴーカイジャーみたいな単純な展開にして欲しかったです。
それ以上に出演者の方々が無念で仕方ありません。10年後に期待を裏切る、作品を蔑ろにするなんて一体どういう神経してるのか全く理解できません。
すみません、突然のコメントで愚痴のようになってしまって(T_T)悲しすぎて視聴から1週間経った今も色んな方の感想を見て回って日に日に怒りが増してる状況です(笑)
コメントありがとうございます!!
実は、自分も映画を見終わってから数日経っても消化できず、パンフレットを読むたびに嫌な気持ちになるし、ふとした時に思い出してしまいます。
多分、それぞれがイメージしていた『いつかの明日』の内容で、映画の賛否が分かれているのだと思います。
自分のように、三人が手を繋いで幸せな『いつかの明日』を思い描いていた人には、本当に辛い映画になったかと。
同じように、数日経つごとに怒りに近い感情が増えてます^^;
酷い言い方をすると、いつかの明日(幸せな)を思い描いている人に対し、どうやればオーズをグチャグチャに踏みにじられるかを抽出し、それを凝縮に凝縮を重ね、一時間にまとめた。って感じに思えて…。
おっしゃる通り、映司が変身するのでは無くゴーダだし、皆が心から待ち望んだ「おかえり、アンク」を言ったのもゴーダ。さらには、映司が言わないような事もゴーダが言うし、グリード達は即退場。
少し期待させたバースXは役に立たないし、ヒナちゃんの想いは木っ端微塵。映司は目を開けたまま死に、そのまぶたをアンクが閉じる。アンク達の悔しそうな顔で幕を閉じ、エンドロールが始まれば「今日をちゃんと生きて明日へ行くため」の明日のパンツが墓標になってる…。
こうなると、いかにオーズファンの心をグチャグチャにするかに焦点を当てて作られた映画では?とさえ思えてきます。
ゴーカイも同じ10周年でしたが、序盤こそ「大丈夫か?」と思ったものの、ジョーやアイムが登場してからは「これが見たかった!」の連続で鳥肌ものでしたし、ラストの5人揃ったゴーカイチェンジは、BGMも昔のままで涙が出そうなくらい格好良かった。※更には、冒頭の戦いで敵にやられたと思っていたマベちゃんの目も、実はメバチコだったと優しい世界。
一方、オーズの映画は…。
先程も書いた通り、それぞれの思い描いていた「いつかの明日」で、受ける印象も変わる映画だとは思いますが、自分の思い描いていた「いつかの明日」。三人が手を繋ぎながら笑って、アンクは横を向いてアイスをかじってる幸せな時間は死んでしまいました。
一番好きな作品だっただけに、本当に残念で仕方ないですよね…。
お気持ち、全く一緒なので良く分かります!!
お返事ありがとうございます!
いろんな映画サイトのレビュー見る限り大多数の方が私たちのような感想を持っているようですね。そりゃそうですよね。
ゴーカイジャーの件は全く持って同じです!序盤の流れは今後なんも期待できそうもないと半ば諦めに近いものがありましが、アイムとジョーの登場で一変しました!
最後の変身の流れは当時のBGMといい完璧すぎる流れで鳥肌もでした。泣きそうになりましたわ…去年見た映画でダントツで一番面白かったです。
当然オーズにも自ずと期待が高まりますよね。ですがオーズは最初から最後まで不安なまま終わりました。最初に登場した時の映司の様子がおかしいあたりから嫌な予感しまくりでした。
映司が死んでしまう結末にだって、もっと丁寧に描いてもらえればここまで叩かれることもなかったかと思います…
少女を助けて死ぬのは最後の最後で、その後みんなが必死に映司を生かそうとするシーンがあったりすればまだ救いがありました…雑すぎるんですよ全てが(怒)ゴーダいらないんですよ!
キャストの方々もこの映画には納得していらっしゃらないようなので、こういう貴殿のようなブログなり、レビューなりを見て多くのファンも想いは一緒だと言うことを知ってもらえば幸いだなと思います。
ここまで気持ちを踏みにじられた映画は他にありません。間違いなくNo.1です。キャストが良いだけにほんとに複雑ですよ(T_T)本来なら胸アツになろう最後の戦闘シーンも、結局映司死んでるし、そこに行き着くまでの雑な演出の数々のお陰様で1ミリも盛り上がれませんでした。
レビュー見たり、貴殿のような同志の方と話すことでやり場のない怒りを鎮めている最中です(笑)雑な文章ですみません長々と。
お返事ありがとうございます!
ホント、テン・ゴーカイジャーは面白かったですよね~!!
でも、オーズの映画に関しては、一週間経った今でも消化できていません…。
今までの映画、『MOVIE大戦MEGA MAX』や『平成ジェネレーションズ FINAL』でアンクが登場するたび、幸せな「いつかの明日」が近づいていると感じていたので、やはり映司の死ありきで作られた映画は酷いですよね…。
脚本家の「火野映司という人の背負った「業」が深すぎて、そんなハッピーな結末は迎えられない」という話も、映司のカルマは善であって、他の人を傷つけたり侵略したり奪ったりといった悪では無いのだから、「ハッピーな結末」が迎えられないのは本当に救いが無いかと…。
そして、前にも書いたように、映画本編でも「おぉ!」と思うシーンの直後に、盛り上がった気持ちを落とされるの連続で、最後の最後までボロボロに踏みつけられたまま終わった印象です。
※ドラマ自体は見ていないものの、普段ならワクワクしながら見たであろう、アンク登場回の『科捜研の女』もスルーです…。
既に公開されてしまったので、何ともならない現状ですが、同じ気持ちの方と話せて嬉しかったです!!
こんにちは 初めまして。突然コメント失礼します。私もおおむね同意見です。
まず、内容はさておき俳優の方々の演技は素晴らしかったです。特に英司もどき(ゴーダ)の妙な違和感のする英司君はうまいなーと思いました。私はアンクのファンなのでたくさん出てきてくれてうれしかったりもしました。
…ですがあれはないです。今でも全く消化しきれず、思い出しては泣きそうになっています。事前に評価を全く見ずに映画に行ったためラストの衝撃はすさまじく、家に帰宅してからしばらくは呆然とし、それから号泣してしまいました。
私個人の考えとして、死んで終わりというのは甘えというか一番簡単で安易な答えだと思っていますので、仮面ライダーの最後まで足掻くといいますか立ち上がるといいますか頑張ってしがみつく感じがせず非常に悲しかったです。ハッピーエンドが難しいからこそ見たかったのに…
英司は本編での成長が全くなくなってしまったような印象を受けました。自分も含めて全部救うんだという英司君らしい強欲さが見られず、欲望が薄かったように思えます。アンクに関しては英司の願い、欲望で復活したため人間らしさが増したと考えると私はあまり違和感は感じませんでした。
それにしてもいつかの明日に手が届くと書かれたらそりゃあ三人での未来を期待しますよね…手は繋いでいましたが…そうじゃない…
タジャドルコンボ「エタニティ」(永遠、永久)とか不死鳥っぽい見た目や、動揺するゴーダ、などから皆の願い・欲望をもって死にかけの英司君復活!三人で手がつなげる未来へ…完!とかだと思っていたのに…パンツが揺れている映像だけであんなに切なくなったのは初めてです。よく考えたらゴーダはともかく英司君だけのときもパンツ持っていませんでしたね…自分の「明日」への覚悟はないってことでしょうか…
喜びと悲しみと怒りと非常に複雑な気持ちです。とても好きな作品なのにどうして…
どこかに言いたくてコメントしてしまいました。支離滅裂な文章になっていたらごめんなさい。失礼いたしました。
初めまして!
コメント、ありがとうございます!!
自分の中で一番好きなシリーズでしたし、希望に向かって旅立つラストだったからこそ、10周年という時を経て、今回の映画で幸せな姿が観られると楽しみにしていたのですが…。
※あんなラストなら、「いつかの明日に手が届く!」ってビックリマークつけちゃダメですよね。「いつかの明日に手が届く…」とか「いつかの明日に手が届くが…」とかじゃないと。
ただ、俳優陣の再集結や演技は、本当に素晴らしかったと思います!!
あっという間に、オーズを見ていた頃の気持ちが蘇りましたし、大好きな伊達さんと後藤ちゃんの掛け合いも当時のまま。※自分もアンクが大好きなので、長く登場してくれてて嬉しかったのですが…。
上映が終わり、映画館の照明が戻った時、うちの子供達を含め「本当にこれで終わり?!」といった戸惑いと重苦しい空気は異常でしたね。
映画を見終わった直後は、受け入れたく無い反面、理解できる部分もあったのですが、パンフレットを読んだり時間が経過すると、怒りや悲しみといった気持ちが大きくなってきました。※現在進行形で消化できていませんが。
同じく、中盤から終盤に掛け映司が復活し、三人で手を繋いで終わる明日を期待していただけに、エンドロールの明日のパンツは本当に悲しくなりました。
本編や『MOVIE大戦MEGA MAX』、『平成ジェネレーションズ FINAL』を含め、今までの物語は何だったのか…。こんな後味の悪さなら、誰しもが10年間も応援しなかったのでは…。
「喜びと悲しみと怒りと非常に複雑な気持ち」本当によく分かります!!
上映されてしまったので、もう取り返しがつかないのでしょうけど、他シリーズのような形で「トゥルーエンディング」が作られれば…。※と言っても、見たいと思うモチベーションまで回復するかわかりませんが…。
しばらく、複雑な気持ちのまま過ごします~
本編がイマイチだったセイバーのVシネが傑作で本編が傑作だったオーズのVシネが微妙というのはなんとも皮肉というか…
コメントありがとうございます!!
セイバーのVシネ、傑作だったんですね!!
実は、セイバーの本編は開始早々にリタイアしてしまい、飛ばし飛ばしでしか見てなかったのですが、時間が出来たら一度ゆっくり見てみます!!(^^ゞ