釣りにタモは必要!最適な長さと折らない使い方について

釣りにタモは必要!最適な長さと折らない使い方について

今回は、釣りに使うタモのお話。

先日、自転車釣行にも対応できるよう、コンパクトなタモ(ランディングフレーム+シャフト)を購入した記事を書きました。

シャフト自体は30cm程度、フレーム部分は折り畳めてコンパクトになるので、自転車に限らず電車での釣行にも便利な組み合わせです。

この組み合わせ!!
釣行に便利なコンパクトで折り畳める網とタモの柄!

参照記事

釣りに便利なコンパクトで折り畳める網とタモの柄!

上記の記事でも軽く触れましたが、最近は足場の高い場所で釣りをする事も無くなったので、新調したシャフトは3Mのタイプを選びました。

今回は、シャフト(タモの柄)を含む長さや選び方、折ってしまわない為のタモの使い方について、簡単にまとめてみたいと思います。

魚釣りにタモは必要なのか?!

まず最初に、よく検索されているワードの中に「タモ 必要か?」といった物があるのですが、個人的な見解を書いておくと、基本的には必要なアイテムになるかと。

アジやイワシ等のサビキ釣りでは不要なものの、サーフ以外で中~大型魚をターゲットする場合、無くてはならない物ですね。

中~大型魚で必須!!
2019年の初釣行は自転車でノンビリと!!

釣りを始められる場合、道具を揃える際にタモは後回しになりがちですが、リールやロッドと同じくらい重要な物なので、とりあえず安価な物でも入手される事をオススメします。その理由としては、下記の3つが挙げられるかと。

安全に取り込む

タモを使う最大の理由として、水面に手の届かないような高い足場で、釣った魚を確保する為に使用する。

魚をズリ上げられるサーフや浅瀬以外では、手を伸ばしても届かないような高さから確保する事になるので、魚を掬うためにタモは必須となります。

また、手を伸ばせば届くような石畳みでも、苔が付着していれば簡単に滑り、落水の可能性があるので、足場の悪い場所でもタモを使って下さい。

釣り針でのケガ防止

次に挙げられるのが、釣り糸や釣り針での怪我を予防する役目。

私がターゲットにしているシーバス(スズキ)の場合、タモを使わず素手でラインを持って抜き上げていると、不意の身切れでルアーが飛んで来る事があります。

また、釣り糸を手に巻き付けながら引き上げていると、釣った魚が大きくなればなるほど負担も大きくなり、手のひらがスパっと切れてしまう可能性も。

ラインブレイク防止

最後に、釣った魚を抜き上げていると、釣り糸や釣り針の結束部分に負荷が掛かり、突如としてパチンっ!と切れてしまう事があります。

そうなると、魚の口にはルアーや釣り針が引っ掛かったままになってしまうので、ラインブレイクしないよう、タモを使って確保して下さい。

タモの選び方

一口に「タモ」といっても、対象魚種や釣り場によって様々な物があるので、今回は港湾部や堤防にて使用される、オーソドックスなタイプを取り上げてみます。

一見、虫取り網のように見えるタモですが…。

大抵の場合、ネットの付いているタモ枠(ランディングフレーム)と、振り出し式になっているタモの柄(ランディングシャフト)の2パーツから構成されています。

タモ枠の選び方

コンパクトに折り畳める

タモ枠に関しては、基本的に釣りの対象魚が入るサイズで選べば問題無いかと。

例えば、シーバスを対象魚とするのであれば、タモ枠は50cm前後あれば十分ですし、このサイズを基準にすれば商品を絞れると思います。

※大抵の場合、商品スペックの中に対象魚も記載されているので、そういった記載を参考にしても良いかと。


タモの柄の選び方

テイルウォーク(tail walk) ランディングネット テイルウォーク(tail walk) キャッチバー 改 スーパーマイクロ 300

前項のタモ枠を接続し、振り出しながら使うタモの柄ですが、大まかに3Mまたは5Mクラスのラインナップが中心となっています。

その中から、普段通っている釣り場をカバー出来る長さを選ぶ事になりますが、大は小を兼ねるで長いタモの柄を購入すると、仕舞寸法が長く邪魔になったり、自重が重くなり持ち運びが億劫になったりとデメリットも。

なので、足場の高い場所で釣りをしないのであれば3M前後、港湾部・磯・沖堤防といった高さのある場所へ行くなら5Mクラスといった選択になるかと。

※3Mのタモの柄は思ったよりも短く、タモ網が水面まで届かず釣った魚をネットに入れられない。といったケースもありますので、不安な場合は5M以上が無難です。

タモの使い方

最後に、タモの使い方に関してですが、間違った(負荷のかかる)引き抜き方をすると、タモの柄が簡単にボキっと折れます。

なので、タモを使う時は釣れた魚を「掬い上げる」のでは無く、足元まで寄せた後に「タモの柄ジョイント部分を収納」しながら、真上に抜き上げてくるイメージです。

○:真上に抜き上げる
真上に抜き上げる

足元直下から、ジョイントを縮めるように抜き上げると、シャフトの弱い方向への負荷が掛からず、スムーズに確保する事が出来ます。

×:掬い上げる
掬い上げる

一方、シャフトが伸びた状態で、テコの原理を効かせながら上方向に持ち上げようとすると、タモ枠+魚の重みで簡単に折れてしまいます。

※多分、釣り歴の長い方であれば一度は経験しているであろう事案ですが、釣れた魚に夢中になり、急いで確保しようとすると起こりやすいかと…。

なので、極力足元近くまで寄せてからネットへ入れ、魚が入った後はジョイント部分を収納するように抜き上げてくる事。

釣りにタモは必要!使い方と長さについて!まとめ

今回は、釣りに使うタモについて書いてみましたが、対象が中型魚以上であれば、魚を確保するのは勿論、落水や怪我防止の為にも必須なアイテムだと思います。

実際、釣行にタモを忘れた場合は、予定変更して別の場所に行きます。

魚を釣りに来ているのに、「大きな魚が釣れたらどうしよう」と思いながら釣りをしていても、ワクワクせず楽しく無いですし…(^_^;)

使った後は洗う!!
タモの洗浄

最後になりますが、前項でも書いた通り、魚をタモ網に入れた後は急いで持ち上げようとせず、足元まで寄せてからシャフトを縮めながら引き抜くイメージで。
※実は、私も折った事があります。

釣れない時は出番も無く、持ち運ぶのが面倒なタモですが…。

いざ大きな魚が掛かった時に、タモを持っていないと必ず後悔するので、釣具を揃えるタイミングで購入される事をオススメします!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「テクニック」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、10月13日現在「シーバス釣り」には「 200件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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コメント
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  1. むぎわら より:

    まいどです!

    いや~このタモ選び、と言うよりシャフト選びは色々と苦労しますねー。
    私も色々と買い替えしてきましたが、一番印象に残ってるのがその長さが場合によっては足りなくなるって事でした。

    うっかりミスであり言われてみればってやつなんですが、満潮時と干潮時で水面までの距離に差が出るため、長さが足りずしゃがみこんで必死に手を伸ばしてランディングしたり浅いエリアまで移動したり・・・。

    大潮の時は要注意です!!笑

    • MACO MACO より:

      毎度です!!(^^ゞ
      早速ですが、全く同じパターンに遭遇した事があり…。

      十分届くと思っていたシャフトが、干満の差により絶妙なところで水面まで届かず…。その時は、何とか抜き上げる事が出来ましたが、以降は長めの物を使ってました…(^_^;)

      長すぎると重くなったり邪魔になったりしますが、短くても意味を成さない事になってしまいますし…。

      ※タモ枠も、小さめの物を使ってた事あるのですが、70cmクラスのシーバスが入りきらず、ランディング時にバラした事があるので、現行サイズを使う事にしました(笑

      結論から言うと、サーフで釣るのが一番楽です!!(笑

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