Pixel6 Proを購入!実際に使ったレビューとカメラ機能

Pixel6 Proを購入!カメラ機能と実際に使ったレビュー

今回は、Googleの新しいスマホ『Pixel6 Pro』について。

三年前、何気に使い始めたGoogleの『Pixel3』ですが、サイズ感や機能性などを気に入ってしまい、後継機へ機種変せず使っていました。

そんなある日、フリーズしたかと思えば、触っていないのに突如としてカメラが起動したり、再起動を繰り返しリンゴループのような状態に…。

こんな感じ

再起動を繰り返す症状は、2~3日後に出なくなったのですが、一ヶ月後に『Pixel6 Pro』が販売されると知り、思い切って機種変する事にしました。

今回はWEB予約を利用し、発売当日に受け取り完了。そこから色々と弄ってみたので、実際の使用感などファーストインプレッションを残しておきます。

ツートンカラーと本体サイズの感想

公式アナウンスを見て、ツートンカラーは微妙かと思っていましたが、入手した『Cloudy White』はパッキリと分かれている訳では無く。

透明なケースを着けてしまえば、単色ホワイトと間違えるほど。このカラーに関しては、違和感が殆どありませんでした。

Pixel6 Pro Cloudy White
Pixel6 Pro Cloudy White

ツートン部分
ツートン部分

付属品に関しては、かなりシンプルな構成になっており、ケーブルが1本とアタッチメントが入っているだけ。

※コンセントへの差し込みプラグは、別途用意する必要があります。(と言っても、殆どの方が持っていると思いますが)

セット内容
Pixel6 Proの付属品

本体を持った感触としては、「Pixel3と比べて随分大きくなったなぁ」という印象で、iPhone13辺りと似たようなサイズ感でした。

Pixel6 ProとPixel3
Pixel3とPixel6 Proのサイズ比較

両サイドのエッジ部分が曲面になっており、表示面は多少の丸みを感じるので、フラットが好みであれば慣れるまで時間かかるかも…。

ディスプレイの形状やサイズに関しては、最近のトレンドに近い仕上がりになっているのかと思います。

『ホーム』『戻る』ボタンが無くなった!!

Pixel3では、画面の下に『ホーム』『戻る』『切り替え』ボタンが表示されており、それぞれの目的を目視で確認する事ができましたが…。

Pixel6 Proでは、『ジェスチャーナビゲーション』が初期値に設定されているので、画面をスライドして作動させる事になっていました。

ホームボタンが無い

実際のところ、使い始めて大きくストレスを感じたのはこの部分で、画面をスライドすると意図しないアプリランチャーが表示されたり、1ページ前に戻りたいのに横スライドが反応しなかったり。

今までは、アプリを使い終われば下部ボタンをポチっと押すだけでしたが、思い通りに動作せずイライラが溜まりました。

ホームボタンが無い
ホームボタンが無い

使い始めて1時間ほどした頃、思い通りにならなさ過ぎて3ボタンナビゲーションへ切り替え。

ただ、何気ない動作でコツが分かったので、その後はジェスチャーへ再変更し、快適に利用しています。※ジェスチャーナビゲーションについては、後日別途記事を書いて投稿してみます。

Pixel6 Proの音質の感想

今まで使っていたPixel3と比較し、音質に関してはドンシャリ傾向が強くなったような印象を受けました。

※バックグラウンドで再生し、他のアプリを使い負荷が掛かると、多少音飛びのような症状が出たり。この辺りは、今後のアップデートに期待かと思います。

Amazon music
Pixel6 Proの音質

Pixel6の場合、音は全体から聞こえてくるものの、メインスピーカーは本体の下側にあるのか、スマホの握り(持ち)方によっては音がこもってしまったり。

スマホケース
透明のスマホケース

また、背面からもボンヤリと音が回っているので、こういったスマホケースを利用すると、少しだけ音の解像が鈍るような感覚も受けました。

ただ、それほど意識しなければ、音楽も動画も違和感無く聴く事ができるので、これはボリューム設定や慣れの問題かも知れません。

※ドンシャリと言うよりは、シャリ感がメチャクチャ強いように思います。

カメラ機能は使い勝手が抜群!!

機種変の翌日、スマホ片手にコスモス園を回ってみましたが、カメラの機能に関してはこれといった不満は見つからず、今までよりも使いやすくなっています。

一番最初に驚いたのは、被写体となる物への食いつきの良さで、一度フォーカスを合わせると、対象が動いても追従してピントを維持してくれます。

食いつきの良いピント
ピントを合わせたオレンジ色のコスモス

この日は風が有り、色んな方向へ動くコスモスを捉え続けてくれる。

今までは、多少動いてしまうと、直ぐにフォーカスをパージしていましたが、動く物を被写体にしても構図を決めやすくなりました。

※指でフォーカス部分をタッチしなくても、スマホを構えるだけで被写体を選んでくれる確率もグンっと上がったように思います。

幅広いズームレンジ

本体の背面を見れば分かるように、Pixel6 Proはカメラ機能が特徴の一つになっていますが、光学4倍のズーム域は便利で使いやすい。

コスモス園で、立ち位置・カメラポジションを変えず、それぞれで撮り分けた写真は下記の通り。

×1
Pixel6 Proのカメラ×1倍

×2
Pixel6 Proのカメラ×2倍

×4
Pixel6 Proのカメラ×4倍

×0.7
Pixel6 Proのカメラ×0.7倍

動画版

4倍までのズームに加え、広角側も利用する事が出来るので、立ち位置が制限されている場合なんかでも活躍しそうです。

ただ、広角側に関しては、写真の端が歪んでしまう事も有り、緊急避難用として使う事になりそうな気もします…。

×0.7で撮影
広角側で撮影

写真の端が歪む
斜めになったコーン

こればかりは仕方ありませんが、選択肢の一つとして考慮できるので、写真撮影の幅は広がるように思います。

人物を除去できるツールも便利!!

観光地やショッピングモールなど、様々な風景やディスプレイを撮りたいと思っても、絶えず人が入れ替わり、なかなかシャッターをきれない。

なんていう事は良くありますが、編集項目の『消しゴムツール』を使えば、写真に写り込んだ人物を数秒で除去する事ができました。

写り込んだ人物を選んで…
Pixel6 Proの消しゴムツール

除去
人の写り込みを除去

Photoshopで言うところろの『コンテンツに応じる』塗り潰しのような機能で、人物を除去して周囲の景色で補正してくれます。

写真の違和感をなくすには、拡大しながら丁寧にツールを当てるしか無いのですが、この機能が写真を選ぶだけでサクっと使えてしまうのは本当に便利。

※自動選択の制度や、その後の補正方法など、まだまだこれからといった部分はありますが、SNSを利用する際には本当に便利かと。

スマホゲームやアプリの負荷にも耐える!

カメラ機能と並び、もう一つの目玉としてGoogle初の独自開発プロセッサが挙げられますが、こちらに関しても現在のところは快適そのもの。

最近、よく遊んでいる『ドラクエウォーク』。実は、Pixel3で近隣を回っていると、大抵の場合は30分ほどで熱ダレが発生し、それ以降はカクつきが酷く、一つの動作に通常の数倍待つ状態でした。

ドラクエウォーク
ゲーム画面(ドラクエウォーク)

Pixel6 Proへ変更し一番驚いたのは、二時間以上連続で遊んでも安定して動作しているゲームかも知れません。

本体は発熱するものの、熱ダレが発生する事は無く、ゲームのプレイ中に別のアプリ(カメラ等)を起動しても、タイムラグが起きる事は無くスムーズに使える。

長時間のゲームや複数アプリの起動により、負荷が掛かり過ぎていると、通話中にわずかに途切れる・音楽が音飛びのようになる感覚を受けましたが、この辺りは今後改善されそうな気がします。

Pixel6 Proを購入!レビューまとめ

新しくしたスマホ『Pixel6 Pro』について書いてみましたが、実際に使ってみると写真を楽しみたい人・ゲームで遊びたい人にはオススメの機種かと。

謳い文句になっている「Google初の独自開発プロセッサ」が効いているのか、多少の負荷程度であれば、発熱はあってもスムーズに処理してくれます。

個人的な『Pixel6 Pro』の感想

  • Cloudy Whiteのグレーは白に近く違和感無し
  • カメラの出っ張りは傷が付かないか少し心配
  • 思っている以上にサイズは大きい
  • ディスプレイはラウンドエッジになっている
  • ホームボタン(3つ)が無い
  • ジェスチャーナビは動作にコツが必要
  • ジェスチャーナビは慣れたら快適
  • 音質はドンシャリに近い
  • 下部のスピーカーを塞がないようにする
  • スマホケースで音の聞こえ方に違いが出る?
  • カメラのフォーカスは食いつきが良い
  • 光学ズーム・広角側の撮影共に使いやすい
  • 消しゴムツールは便利
  • 発熱するもゲームの処理も安定してこなす
  • 複数アプリの起動も耐えられる
  • 負荷が掛かり過ぎると音飛びが発生する?

といった感じ。

ファーストインプレッションとしての個人的な印象をリストアップしてみましたが、ホームボタンが無いストレスも、ジェスチャーナビのコツを掴めば快適に使えますし、今のところ大きな不満・トラブル無く使えています。

※通知音などの細かな設定やクセについては、今後『Pixel6 Proシリーズ』として投稿しておきます。

充電中
Googleスタンド

Pixel3で使用していた充電スタンドも流用できました。

また、ショップで行ったデータ移行も、登録Wi-Fiやシステムといった大抵の設定を引き継ぐ事ができ、数個のアプリを再ログインするだけで手軽に完了。

最後になりますが、『Pixel6 Pro』の特徴は、カメラ性能とアプリ起動時の安定にあると思います。※フォートナイトなんかも熱ダレせず遊べそう…。

しばらく使ってみて、良い所も改善点もでて来ると思いますので、その都度思った事を書いてみたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「デジタル製品」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、11月27日現在「ガジェット」には「 70件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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