シーバス釣り・釣果の近道は他とは違う要素を探し出す事
今回は、シーバスを釣るためのお話。
かなり久しぶりの『シーバス入門シリーズ』ですが、以前シーバスの釣り場を自分で探す要点について書きました。
グーグルマップを見ながら、シーバスの釣れそうな場所の具体例を挙げたり、実際の釣行中に狙う要素についてまとめました。
手前味噌ながら、この記事には具体例と要点をガッツリと書きこんでおきましたので、まだ読んでいない場合は、先にチェックしてみて下さい。
今後、シーバスが釣れるとされている要素を幾つか書いて行こうと思いますが、その前に「シーバスを釣る」ための根本的なポイントを書き出してみます。
水路や街中にも?!シーバスの居る場所
まず最初に、冒頭のリンク先でも書いた通り、シーバスは海・川・水路など水が繋がっていれば、街中の意外な場所でも目撃する事ができます。
小さな水路であれば、狙いどころも絞りやすくなりますが、一方で沖堤や砂浜などのだだっ広い場所だと、何処にルアーを投げればいいか分かりづらい…。
こういった場合、立ち位置を中心とし扇状に投げて探るのもセオリーですが、その場合は時間が掛かったり・余計なプレッシャーを掛けてしまったりと、釣りの効率が落ちる事もしばしば。
そんな時、取っ掛かりとなるのが、他とは違う場所・違う部分を見つける事。
例えば、ドラゴンボールに出てくる『精神と時の部屋』のような場所に入り、「1時間座ってはイケない」となれば、何にも無い空間に直立しているよりも、壁にもたれながら立っている方が楽なハズ。
それと似たような事が水中でも起こっており、何にも無い所を泳ぐよりは、流れや地形変化に沿って泳いだり、だだっ広い中にポツンとある物に着いていたり。
他にも、ルアーの巻き心地が変わる場所や、水の色が変わっている所など、とにかく他とは違う何かを探してルアーを投げる。
それぞれの要素に、シーバスが着いたり反応する理由もあったりしますが、そういった細かい事は後追いで理解し、まずは釣り場を見渡し違和感のある部分を探す。後は、リトリーブしながら周囲を眺め、他と違う部分をガンガン探す。
実際、何も無いような場所をノベ~ンと泳いでいるシーバスを見掛けますが、そういったシーバスに口を使わせるのは難しく、何かの変化に着いているシーバスを探す方が勝負が早くなります。
ルアーに反応するシーバスの数
先程、何も無い場所を泳いでいるシーバスは難しいと書きましたが、見つけたシーバス全てがルアーに反応するとは限りません。
ルアーをゴミと同様に認識しているのか、全く興味を示さないシーバスも居れば、何かの要因(ルアーのアクション等)でスイッチが入り食ってくるシーバスも。また、一説によると…。
遺伝子レベルの話になってくるようですが、シーバスの群れがあった場合、ルアーに反応してくれるシーバスは僅かとの事。
これらを踏まえて考えると、限りある釣行時間の中で、シーバスの居る場所を絞り込み、いかにルアーを食わせるかが釣果への鍵になります。
シーバスのサイズが大きくなるにつれ、危険回避の知恵が付いているので、釣り上げるのは難しくなります。
例えば、橋の上から水面を眺めた際、70cmオーバーが沢山居るような場所でも、いざ護岸に降りて釣り始めるとセイゴサイズしか釣れない…。なんていう事も。
なので、全てのシーバスがルアーに食いつく訳では無く、固有の遺伝子や食い気といった、色んな要素が組み合わさった結果、反応してくる魚が居るという流れがベースになります。
シーバスを釣るための根本的な要素・まとめ
今回は、これから展開するセオリーの一番ベースとなる部分を書いてみましたが、一つ一つ『〇〇メソッド』といった詳細を覚える必要は無く、始めたばかりの頃は『違和感・他とは違っている場所』を探してルアーを投げる。
これが本当に重要で、この違いを見つけられるか否かで釣果も変わってきますし、こういった積み重ねが個人の引き出しになります。
こんな感じで、水の色が変わっている部分にルアーを投げたら、サクッとシーバスが釣れた。※偏光グラスをかけると、こういった違いを見つけやすくなります。
これは、茶色くなっている部分が浅くなっており、その部分から深場へとこぼれてくるベイトを狙い、シーバスがスタンバイしていたから。
同じ立ち位置からでも、これと言って違いのない赤丸部分を中心に投げていても魚は釣れない…。※実際は流れが効いてますがイメージ図として使用。
このように、同じ場所であっても、ちょっとした違いを見つけ、その部分を中心に釣りを展開していく事が本当に重要です。
極端な話し、夜間や深夜は細長い街灯1本が落とす影でも、その部分に変化が出来るので釣れる可能性は他より高くなる。
なので難しく考えず、まずは釣り場に立って周りを見渡し、他とは違っている部分を探してみる。釣行時の根本となる大切な事だと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「テクニック」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、10月13日現在「シーバス釣り」には「 200件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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