【車の傷】リアバンパーを自分で修理!工程①水研ぎ下地編
今回は、車の傷を自分で修理するお話。
少し前に車で帰宅した際、我が家の駐車場を塞ぐように工事車両が止まっており、車の移動をしてもらおうと話しかけたところ、対向車が来たり自転車が来たりで、あれよあれよとカオスな状態。
三竦みの状態を何とかしようと私が動いたものの、何やかんやと避けているうちにゴンっ!!と…。
リアバンパー(フェンダー?便宜上、以降はバンパーで呼称)に、ガッツリと深い傷が…。※結構な音がしたので、割れたかと思ったほど。
車に乗って30年近く経ちますが、コンパウンドで消せる傷程度はあるものの、ここまで当てたのは初めてでガチ凹み…。
傷の状態と修理に出すか自分で治すかを判断する
とりあえず、傷を確認してみるとリアバンパーのコーナー部分の損傷が酷く、深い傷が入っており樹脂自体もエグれて毛羽立っている。
また、広範囲に渡り薄い擦り傷も入っており、全般的に修理しようとすれば5~8万円コースといった感じ。
20代前半まではバイクに乗っていたので、耐久アッパーの修復や自家塗装をして遊んでいましたが、あの時はひたすら耐水ペーパーと向き合う時間があった…。
傷の状態から、どの程度の時間と根気が必要なのか想像がつくので、業者に出してしまうのが一番楽ではありますが、長男君の入学や何やらで物入りが続き、できるだけ出費は抑えたい今日このごろ…。
最終的な判断として、とりあえず昔を思い出しながら自分でチャレンジしてみて、どうにもこうにも納得出来なければ修理に出す。
という事で、重い腰を上げ傷の修理を始める事にしました。
ポリッシャーを活用して水砥ぎを楽に!!
30年前には持っていませんでしたが、現在は手元にポリッシャーがある!!
これを活用して、何とか水研ぎを簡略化出来ないものかと考え、まずはポリッシャー用の耐水ペーパーを探してみました。
Amazonにて発見した、ポリッシャーで使える丸型の耐水ペーパーを購入。
いきなりリアバンパーを削るのも不安だったので、いつの間にか傷が増えていくフロントエアロの底面と側面にポリッシャーを掛けてみる事に。
結果的に、この耐水ペーパーが大正解!!
Amazonの『サンディングディスク 125mm 耐水ペーパー 81枚入セット』という商品なんですが、#240 / #400 / #600 / #800 / #1000 / #1500 / #2000 / #3000の耐水ペーパーが、各10枚入っていて2000円弱。
今回のような傷の修理に活躍する、1000番以下の番手も充実していて、この一箱で完結する事ができました!!
付属のアタッチメントとポリッシャーを接続。
※このアタッチメントがスポンジのような柔らかい素材で出来ているため、バンパーのコーナーにも密着するよう当てれました。
エアロの擦り傷をポリッシャーで水研ぎ!
一番最初は、粗研ぎに分類される”240番”の耐水ペーパーをセット。先程も書いた通り、とりあえずフロントエアロの下部で試してみます。
何気ない坂道でゴリっと擦ってしまう底面と、駐車券を取る時に擦ったような位置の傷に対し、ポリッシャーで水研ぎを行ってみます。
過去にも、薄く入った表面の傷やピッチタール等を、コンパウンドで磨く際にポリッシャーを使ったので、当時と同じような感覚で水を流しながら当ててみました。※コンパウンド研磨の記事はコチラ↓。
とりあえず、低速で様子を見ながら1分ほど研磨。
水を流して確認してみると…。
研磨した隣の傷と見比べれば一目瞭然ですが、ポリッシャーを1分ほど当てただけで、かなり傷が薄くなりました!!
これはイケる!!
という事で、シャワーで水を流しながら、低速のまま丁寧に傷を研磨すると、5分ほどでこんな感じ!!
多少深い傷は残っていますが、殆どの傷は研磨によって無くなり、800番の耐水ペーパーで仕上げると、手触りツルツルのスベスベ状態。
1分ほどで、この状態!!
若かりし頃、何時間も風呂場に籠もって耐水ペーパーと格闘していたのが嘘のようで、ポリッシャーを使えばあっという間に水研ぎが終わります。
※ただ、ポリッシャーを当てる角度によっては、全く関係の無い部分も擦れてしまうので、その辺りは注意が必要。
リアバンパーのガリ傷をポリッシャーで研磨!!
フロントエアロで試してみた結果、ポリッシャーを使えば耐水ペーパーの水研ぎも一瞬で終わる事がわかったので、満を持してリアバンパーの深い傷を研磨。
先程と同様、まずは”240番”の耐水ペーパーをセットし、粗研ぎからスタート!!
エアロに比べ、傷の範囲も広く深さもあるので、多少の時間は掛かっていますが、確実に水研ぎは行われ徐々に下地が見えてきました!!
1分ほど研磨(水研ぎ)し、状態を確認。
表面の塗装が無くなっているので、痛々しい感じもしますが、毛羽立っていた傷は、確実に研磨されていますね。
これならイケる!!
水研ぎでも残る傷はパテに頑張ってもらう事にして、240番から800番で研磨して仕上げてみました。
フロントエアロも同時に水研ぎしていたので、ポリッシャーを使っても3時間ほど(休憩込み)掛かりましたが、自分の手で耐水ペーパーを擦る労力を考えれば天と地ほどの差です!!
リアバンパーを自分で修理!水研ぎ下地編・まとめ
イレギュラーが重なり、ガッツリと当ててしまったリアバンパーの修理を始め、まずは傷に対する水研ぎを行い、下地を作る工程を終わらせてみました。
文中でも書いた通り、エアロの底面で試したところ、手持ちのポリッシャーが使える事が分かり、作業効率は一気に捗りました。
手で触りながら、ジックリと傷を確認して水研ぎを進めたところ、パッと見ていたよりも細かな傷が入っており、予想以上に広範囲を研磨する事になりましたが、とりあえず綺麗に仕上げる事が出来たと思います。
今回の修理費用
- 耐水ペーパー(81枚入セット)…¥1,899
※ポリッシャーが使えなければ、素直に業者に出していたか、そのまま放置かの二択だったので、この耐水ペーパーが本当に役立ちました。
次回は、パテを盛って傷をならし、下地作りを進めます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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