【図解版】自動膨張式ライフジャケットのボンベ交換手順
今回は、ライフジャケットのボンベ交換手順について。
ボートシーバスの開始早々、海への転落を経験した我が家の長男君。一ヶ月前まではランドセルを背負っていた年齢で、足の届かない海へ投げ出される。本当に怖い体験だったと思います。
この件に関しては、当時のブログや落水への対策を書いた記事を投稿してあるので、詳細はそちらを御覧下さい。
さて、その長男君。
ライフジャケットの浮き輪が飛び出た状態で帰宅したので、メンテナンスを行い、ボンベを交換して再度使えるようセットしました。
過去にも、期限切れのボンベ交換は行った事があるものの、自動膨張式を再セットするのは初めてだったので、防備録的に書き残しておきます。
ライフジャケットのボンベを注文
まずは、交換するボンベが無いと始まらないので、使用しているライフジャケットメーカーのホームページをチェックし、型番に合ったボンベを取り寄せます。
今回は、マズメのライフジャケットなので、メーカーサイトでボンベの品番を確認してポチっと。
調べた結果、”マズメ スペアーボンベアッセンブリー TYPE 4 自動膨張タイプ MZLJ-279 (交換ボンベ 自動膨張用 ライフジャケット用)“を注文。
Amazonにて翌日に届きましたが、これにて3,300円。
浮き輪やハウジングを洗浄
まずは、ドップリと塩水に使ったライフジャケットの洗浄から。
浮き輪が開いた状態で戻ってきたので、ついでに浴槽へ浸け込み、空気漏れが無いかを確認しておきます。
ライフジャケットに触れてみると、さすが海水といった感じで、各部に塩が浮いていたり、ネッチャリしていたり。
最初の段階で、綺麗に洗浄しておきます。
浴槽の中へ押し込みながら、気泡が出ないかをチェック。
特に問題が無ければ浴槽から引き上げ、シャワーで流しながら各部の塩を落とします。※生地部分は念入りに流す。
この時、確実に洗っておきたいのが、ボンベを接続するハウジング回り。
ボンベのハウジングやクリアキャップには、海水が乾いて塩が浮き出しており、ここを綺麗にしておかないと後の作業に影響が出てしまいます。
今回取り外した使用済みのボビンと、ボンベキットに入っていた新品のボビンを比較してみました。
使用済みの方は、ふやけてますね。
どちらも、細かな白い塩が浮いて、触るとベットリネチャネチャ。シャワーの勢いを使い、丁寧に洗い流しました。
ここのところ、珍しく出番が多かったフィッシュグリップやプライヤーも一緒に洗いながし、換気扇をつけた浴室に丸一日放置。
翌日の入浴タイム前には、完全に乾いていました。
ライフジャケットの空気を抜いてボンベを交換
自動膨張のスイッチとなる、ボビンが触れる”ハウジング”や”クリアキャップ”が完全に乾いた事を確認し、ボンベの交換作業へ進みます。
まずは、膨らんだ浮き輪の空気を抜き、萎んだ状態に。
やはり、時間が経つと萎みますね。
浮き輪が萎んだ際、空気をチャージするための管(赤いストローのような物)のキャップを外し、キャップの裏側を空気弁に押し当て、浮き輪内の空気を押し出す。
その際、鉛筆や針など鋭利な物を使用すると、空気管を破損するおそれがあるため、付属のキャップ裏(出っ張りがある)を利用します。
※私は、親指の腹を押し当てて空気を抜きました。
今回はマズメのボンベ交換ですが、ボンベキットの台紙が説明書になっているので、特に分かりにくい項目も無いかと。
※浮き輪のたたみ方の解説は字が小さく、スマホで撮影して拡大しながら確認しました。まぁ、折り目が残っていたので問題無しでしたが…。
ハウジングとクリアキャップが完全に乾いているのを再確認したら、自動膨張のスイッチとなるボビンを設置します。
ブログ写真撮影のため、ボビンが上下逆になっていますが、ボビンとハウジングには凹凸が有り、入るようにしか入らない構造なので、向きを間違える事は無いかと思います。
キットに付属していた、緑色のインジケーターをはめ込む。
後は、ハウジングにボンベをねじ込めば、ボンベ回りの作業は終了。どれも簡単なので、説明書を読みながらでも5分あれば終わります。
個人的に、嫌いなのがココからの作業。
展開された浮き輪部分を折りたたみ、カバーの中に入れてファスナーを締めるのですが、こういった『畳む』作業が嫌いなんですよね…。
説明書にも書いてある通り、折り目に沿って交互に畳みます。
あとは、何とかかんとかカバーの中に入れ込み、ボンベの交換(ライフジャケットの再セット)は完了。手元にキットがあれば、15分程度で作業は終わるかと。
ライフジャケットのボンベ交換・まとめ
今回は、膨張してしまったライフジャケットのボンベ交換について書いてみました。普段触らない部分なだけに、戸惑う部分もありましたが、作業自体は簡単。
個人的な感想としては、使用後のボンベ回り(ハウジングやクリアキャップなど)をしっかり洗浄し、海水や塩を流しておく。浮き輪部分は根気よく畳むといった部分に注意すれば、困る事は無いと思います。
ライジャケを着用させてて、本当に良かった。
※ボートは着用義務ですけど。
実は、昨年の夏頃、長男君が学校の友達ファミリーと一緒に、淡路島への釣りに連れて行ってもらえるという事で、オカッパリながら本人専用としてライジャケを新規購入していました。
その時は、お守り程度の意識でしたが、実際に膨らんだ浮き輪をみると、本当に良かったと思う反面、万が一が起こっていたらと怖くなったりもします。
以前、ボンベを交換した際にも思った事ですが、はたしてキッチリと交換できたのか、次に落水した時は同じように膨張してくれるのだろうか…。と、自分の作業に不安になったりしますね。
気軽に、メーカー等で確認できると安心なんですが…。
兎にも角にも、釣行時のライジャケは必須。一回落ちたら、ボンベ代金3300円。これを常に心に刻み、安全な釣行を心掛けたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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