オーシャン(フィッシュ)グリップのメンテナンスについて

フィッシュグリップの洗い方とメンテナンスについて

今回は、フィッシュグリップのメンテナンスについて。

魚が釣れた際、口を挟むのに使用するフィッシュグリップですが、個人的には釣行に欠かせないマストアイテムとなっています。

基本的に、手は綺麗なまま遊びたい派なので、掛かっているフックを外す時も便利ですし、リリース前の回復時にも役立ちます。更には、ボラを掛けた場合でも、フィッシュグリップでソッとリリースする事が出来ますし。

現在愛用しているのは…
オーシャングリップ

6~7年前に買ったオーシャングリップ。仕事を頑張ったご褒美として、自分の誕生日に自分で買ったので、それ以降は愛用している付き合いの長いアイテム。今回は、フィッシュグリップのメンテナンスについて、簡単にまとめてみたいと思います。

定期的に洗剤と熱湯で丸洗いして干す

釣行頻度の違いはあるものの、砂が噛んだり塩水に浸けたりと、釣具の中ではタフに使っている分類かと。人それぞれメンテナンス方法は異なると思いますが、自分なりに行っている方法を書いてみます。

フィッシュグリップを使っていて、一番気になるのがサーフでの使った後の砂噛み。レバーを引くとジャリジャリした感触が伝わり嫌な感じ。

リールの場合、温水や洗剤で洗うとグリスが流れてしまうので、流水処理が鉄則になりますが、フィッシュグリップの場合は、砂利が油分に抱え込まれている状態になっているので、油分を流すイメージで洗剤と熱湯を使い洗います。

レバーを引いて開閉を繰り返し、砂の感触が無くなるまで熱湯で流す。その後は、直射日光に当たらない風通しの良い日陰を利用し、1~2日陰干しを行い水分を切っておきます。

KURE 5-56(クレ556)を軽く吹き付ける

通常であれば、グリス等を塗っておきたいところですが、内部のサビ取りや可動部をスムーズに動かす目的で、ごく少量のクレ556を吹いています。※前項でも書きましたが、グリスを使用すると砂噛みが激しくなり、ジャリジャリ感が続いてしまうので。

グリップ側の可動部も少量
クレ556を軽く吹き付ける

可動部にシュっと少量
グリップ側にも556

側面からもシュっと少量
サイド面からも556

この工程は、フィッシュグリップを使用する環境で、グリスにするかクレ556にするかを決めれば良いと思います。後は、何度かレバーを引いて開閉を繰り返し、ジャリジャリ感が無くなり滑らかになれば完了です。

フィッシュグリップの洗い方とメンテナンス・まとめ

今回は一例として、フィッシュグリップのメンテナンスについて書いてみましたが、お湯や洗剤を使わず、リールのように流水処理で終わらせる方も居れば、グリスを使って保護する方もいらっしゃるかと思います。

私の場合、お湯と洗剤を使って油脂分が抱え込んだ砂を洗い流し、内部のサビ取り対策としてクレ556を使っています。

また、フックを外すのに使用するプライヤーも、開閉部分の接合点がサビると固くなってしまうので、フィッシュグリップと同様にクレ556を吹いています。

ついでにプライヤーもシュっと!
オマケでラジペンも556

こんな感じで、何にでも使えそうなクレ556ですが、油脂分を溶かしてしまう事もあるので、既にグリスアップされている道具(リール内部など)には使用できません。イメージとしては、サビで固くなってしまった可動部を滑らかにするといった用途かと。

メンテナンスの頻度としては、サーフで使用しジャリジャリと砂噛みすれば洗うといった程度ですが、今のところ7年近くトラブルレスで使えています。

海水に浸けたり潮風に当たったりと、過酷な環境で使うことが多いツールですが、定期的にメンテナンスを行っておけば、長期間の使用にも耐えてくれそうですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「釣り関連の話」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、11月28日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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コメント
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  1. SBJ特攻隊長 より:

    こんにちは。初めまして、関東の利根川でシーバス釣りを楽しんでいる者です。

    いつも楽しく読ませていただいてます。

    フィッシュグリップのメンテナンス非常に参考になりました。

    早速試してみようと思います。

    • MACO MACO より:

      コメントありがとうございます!!
      いつも読んで下さっているとの事、本当に嬉しいです!!(^^)

      さて、フィッシュグリップのメンテナンスですが、使っているメーカーや素材によって対処法が異なると思います。

      購入時に入っている取り扱い説明書を確認して、そこにメンテ方法が書いてあれば、その通りにメンテナンスするのが間違いないかと。

      フィッシュグリップの状態によって、今回書いたクレ556が良いのか・グリスアップするのが良いのか、選択肢が色々あると思いますので、ご自身にあったメンテナンス方法を見つけて下さいませ!!(^^ゞ

  2. さっちー より:

    タックルの記事って、なんでこんなにワクワクするんでしょうね〜 笑
    私も清水の舞台から飛び降りる気持ちでマコさんと色違いのオーシャンにしました
    単純かつ堅牢で所有感も満たしてくれる最高のグリップですね
    私の腕前ではオーバースペックなのはわかってますが、いいんです!
    カッコいいのが持ちたい!笑

    • MACO MACO より:

      皆がブログ書いてた頃の全盛期に比べ、さっちーさんも釣行回数が減ってるので、釣り具を眺めるとワクワクするんですよ!!(笑

      近隣の釣果情報は、皆様のブログやTwitterを見れば「あぁ、釣れてるんだな」と満足な気持ちになりますが、道具は別腹って感じですね!!(^^ゞ

      多分、6~7年前に今のオーシャンを買いましたが、当時は今よりも選択肢が少なく、特価のグリップか高価なグリップかの2パターンしか無かった気がします。

      で、限定カラーになってた現在のを買いましたが、やっぱり使い心地も良いですよね!!

      70~80UPのシーバスを釣った際、首振りに合わせてグリップ部分がカシャカシャと揺れる感覚がたまりません!!※マニアック過ぎるか(笑

      -追伸-
      先日話していた椅子ですが、2~3年酷使したからか、あの直後にリクライニング周りのビスがボッキリ折れて、現在は「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」状態に…。腹筋に効いて良いかと思ったんですが、腰には悪そうなので新たに買い換えるか検討中です…(^_^;)

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