
海外ドラマ『メンタリスト』のあらすじとレッド・ジョンについて
今回は、海外ドラマ「メンタリスト」について。
今年の春頃から、何気なく見始めた海外ドラマ「THE MENTALIST/メンタリスト」ですが、深夜の空いた時間にコツコツと視聴し、半年ほど掛けて全7シーズン(151エピソード)を見終わりました。
Amazonのプライムビデオを確認すると、ファイナルシーズンの視聴が有料となっていたので、久しぶりにDVDを借りて一週間でイッキ見!!
メンタリスト
出典 :『©スーパードラマTV / メンタリスト』
海外ドラマのCMにて、チラホラと紹介されていたので、番組のタイトルは知っていましたが、こんなにも惹き込まれてしまうとは…。
今回は、見始めると止まらなくなってしまう海外ドラマ、「メンタリスト」についての紹介や、見終わった感想等について書いてみたいと思います。※以降はネタバレを含む部分があるので、これから見られる場合はご注意下さいませ。
海外ドラマ「THE MENTALIST/メンタリスト」とは?!
鋭い観察眼で人の心を読む「パトリック・ジェーン」は、自分の事をサイキック(霊能力者)と信じ込ませ、テレビにも出演していた。
その番組の中で、未だ逮捕されていない連続殺人事件の犯人「レッド・ジョン」について言及し、彼を挑発するような発言をしてしまう。
テレビに出演していたジェーン
出典 :『©The Mentalist Promo』
ジェーンが帰宅し寝室へ向かうと、レッド・ジョンのシンボルマークとなっている「血で描かれたスマイルマーク」と共に、惨殺された妻と娘の姿が…。
自らの発言によって、家族を死に至らしめた事を悔やむと同時に、詐欺師まがいの仕事から足を洗い、妻と娘を殺害したレッド・ジョンへ復讐するため、カリフォルニア州政府の捜査機関「CBI」のコンサルタントに就く。
メンタリスト / トレーラー
天性の観察眼を活かして人の心理を読み、事件関係者の行動を操りながら、枠にハマらない捜査で犯人を絞り込む。
様々な難事件を解決に導きながら、レッド・ジョンの情報を集め、復讐の機会を伺うジェーンですが、追い詰めたと思えば一歩先を行かれてしまう…。はたして、レッド・ジョンは誰なのか、ジェーンの復讐はどうなるのか…。
メンタリスト『パトリック・ジェーン』について!!
幼少期の頃、父親と共に各地を転々と渡りながら、観察眼を活かして詐欺師まがいのショービジネスで生計を立てていた。そういった経緯もあってか、マジックの腕はプロ級で抜群の記憶力を持つ。更には、ピッキングが出来たりスリもお手の物。
一方、現場での暴力沙汰には弱く、突入時は遠くで待機していたり、危険を感じる局面ではチームのメンバーを盾にしたりと、紅茶を好む臆病な非武闘派。
CBIチーム
出典 :『©スーパードラマTV / メンタリスト』
自由奔放な性格で、事件関係者の反応を読む為に、非常識な過激発言をして被害者を怒らせたり、チームに内緒で罠を張るのは序ノ口。
時には、法律を破るような際どい手法を用いて捜査を進展させ、チームのメンバーに迷惑を掛ける事も。ただ、レッド・ジョンへの復讐心は本物で、見つけ次第殺してやると公言する程。基本的には、CBI事務所のカウチで寝泊まりするも、稀に自宅に戻ると…。
自らの戒めか…
出典 :『©The Mentalist Promo』
妻子の血で描かれた、スマイルマークの元で眠ったり…。
普段はひょうひょうと明るく、お茶目な雰囲気を纏いながら事件を解決していくものの、どこかに影が落ちていて儚さや危うさを感じる。明と暗の微妙なバランスを保っているのが、メンタリストの主役「パトリック・ジェーン」だと思います。
レッド・ジョンを捕らえられるか?!メンタリストの見どころについて!!
主役でもあるパトリック・ジェーンについて書いたところで、今度は「メンタリスト」という番組の魅力やオススメポイントについてご紹介。
一般的な海外ドラマと同じく、根本には「レッド・ジョンを追う」というテーマがあるものの、他の事件を解決しながら進行する、一話完結の構成になっているので気軽に見る事ができます。それでは、個人的なポイントをリストアップ!!
絶対的なレッド・ジョンという存在
メンタリストというドラマを見ていて、単純に「凄いなぁ!!」と思ったのが、連続殺人事件の犯人「レッド・ジョン」の存在。
先程も書いた通り、一般的な事件を解決しつつ進行するので、毎回「レッド・ジョン」に関する事件が起きる訳では無く、1シーズンの中に数話だけ登場してくる事になりますが、この「レッド・ジョン」を追うだけで6シーズンも引っ張れる構成力。
レッド・ジョンのシンボルマーク
出典 :『©The Mentalist Promo』
基本的なあらすじとしては、自らの軽率な発言で妻子を殺害されてしまった、ジェーンの復讐がベースになっているものの、苦労の末レッド・ジョンを追い詰めたと思えば、重要な証拠や証人を消されたり、あと一歩のところでサラリと逃げられたり…。
意外な人物がレッド・ジョンの協力者?!
常にジェーンの一歩先を行くレッド・ジョンですが、単独で行動している訳では無く、レッド・ジョンの為なら命を惜しまないという、複数の協力者が存在していたり。捜査妨害や証拠隠滅を計る際、本人は動かず協力者が実行する事も。
また、そういったシーンで驚かされるのが、今までは仲間だと思っていた人物が、実はレッド・ジョン側だったと発覚したり。
ローレライは強烈でした…
出典 :『©THE MENTALIST STAFFEL 6 – Trailer』
こういった協力者が残す、僅かなヒントを繋ぎ合わせ、レッド・ジョンに迫るジェーンですが、身近な人物に罠を張ったり、レッド・ジョンをおびき寄せる為の仕掛けをしたりと、これらの駆け引きが絶妙で見入ってしまいます。
ジェーンのスキルに魅せられる!!
メンタリスト最大の魅力として挙げるのは、何と言ってもパトリック・ジェーンの能力になるかと。鋭い観察眼を武器に、普通の人では気が付かないような証拠を見つけたり、人の心を誘導しながら、犯人を追い詰めていく過程は本当に面白い!!
手癖も悪く、ちょっとした隙を突いて違法スレスレの細工をしたり、自分の思ったまま行動するので、チームに迷惑を掛けるのが日常といった感じ。
ただ…
出典 :『©THE MENTALIST STAFFEL 6 – Trailer』
普段は優しい性格も、レッド・ジョンが絡むと様子は一変。レッド・ジョンを追い詰める為なら、一線を超えるような行為も…。
兎にも角にも、パトリック・ジェーンの持っている能力や人柄、ひょうひょうと心を操りながら謎を解いていく様子など、彼の存在が「THE MENTALIST/メンタリスト」の面白さに直結しているかと思います。
メンタリストを見終わった感想!!※ネタバレ注意
まず最初に、メンタリストを見た全ての人が違和感を抱いたと思われる、第6シーズンの中盤で描かれたレッド・ジョンの最後について。
今までは情報を小出しにして、5シーズンもの間引っ張り続けたレッド・ジョンの正体ですが、第6シーズンに入った途端、次から次へとレッド・ジョン関連の事件が起き、ドミノ式にレッド・ジョンへ近づいて行く。
シーズンまたぎで使われそうな重要案件が次々に発生し、今まで大事に積み上げてきた積み木を崩すかの如く、レッド・ジョンとの決着がついてしまう…。
集められたレッド・ジョン候補達
出典 :『©THE MENTALIST STAFFEL 6 – Trailer』
更には、ここまで引っ張ったレッド・ジョンの正体が、取ってつけたような感じで違和感が残り過ぎ。※今回のレッド・ジョンもフェイクで、シーズンの最後辺りに本物が登場する、メンタリストお得意の演出なのかと思ってました。
今までメンタリストを盛り上げてきた功労者でもある、「ビジュアライズ」のスタイルスも意味無く殺してしまうし、物語が突然雑になった感じ。
正直、ここで見るのを止めようと思ったほど、テンションが一気に下がりました。
レッド・ジョンとの決着がついた後、CBIは解散となったものの、何やかんやでFBIに所属しながらリズボンやチョーとチームを組み、今度は「虎よ、虎よ…」のブレイク結社を暴いていくのかと思いきや、その後は名前すら出てくる事も無く…。
舞台はFBIへ!!
出典 :『©THE MENTALIST STAFFEL 6 – Trailer』
正直なところ、ここまで引っ張ったのであれば、適当なシーズンの最後でレッド・ジョンとの決着をつけて、物語のフィナーレにしても良かったように思いますが、ファイナルシーズンの最終話を描く為には、その後のストーリーが必要だったのかも知れませんね。
CBIを解体した時・ジェーンを連れ戻した時のアボットは嫌な感じでしたが、徐々に友情を深めながら、良い関係を作れたように思います。
アボット
出典 :『©The Mentalist: Season 7 – trailer』
今から思うと、ジェーンを連れ戻しに行った頃から、既にジェーンのペースに巻き込まれていたのかも知れませんね。
6シーズンもの間、レッド・ジョンを追っていたドラマと考えれば違和感が残ってしまいますが、ファイナルシーズン中盤から終盤へ向かう流れは気に入りましたし、最終話も「これぞメンタリスト!」という終わりになっていて良かったです!!
メンタリストのあらすじとレッド・ジョン!まとめ
今回は、大人気の犯罪捜査ミステリードラマ「THE MENTALIST/メンタリスト」について書いてみましたが、パトリック・ジェーンが人の心理を操りながら、事件を解決していく痛快な部分や、レッド・ジョンを追い詰める過程は見もの!!
また、主役でもあるジェーンは男目線で見ても格好良いですし、ジェーンを含めた登場人物の日本語吹き替えも、違和感が無くバッチリです!!
サイモン・ベイカーのインタビュー
本文でも書いた通り、レッド・ジョンとの決着がついた時点で、メンタリストを見続けるか止めるかの山場が訪れると思いますが、最終話へ向けてのプロローグといった感じで見れば、いつの間にかFBI編も楽しくなってくるかと。
サスペンスやミステリー系のドラマが好きな人であれば、レッド・ジョンを追っているうちに、あれよあれよと夢中になってしまうと思います!!(^^ゞ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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