釣り人にイチオシ!水族館”アングラー飼育員”による斬新な解説本!!

釣り人にイチオシ!水族館”アングラー飼育員”による斬新な解説本!!

今回は、釣り関連の書籍について。

先日、須磨水族館へ遊びに行った際、子供達がお土産を選んでいる最中に、ショップの販売書籍コーナーで面白そうな本を発見!!

その時は、目次を眺めた程度で読めず、帰宅後にネットで購入してみたところ…。控えめに言って、全ての釣り人にオススメしたい面白さ!!

それが、この本です!!

釣りの参考書・水族館の”アングラー飼育員”が解説する斬新な一冊!
釣りが大好きな全国の水族館のスタッフたちが、釣り魚の生態を徹底紹介!日常業務のなかで見た、試した、実践した釣り魚の情報が満載です。

タイトルにある通り、釣りを趣味とされている水族館のスタッフさんが、アングラー飼育員としての目線から釣りを解説した本。

レビュー評価が高く、興味本位で買ってみたところ、目からウロコの話しが満載で、新たな視点からの情報が本当に面白い!!

釣りのヒントが詰まった一冊!!

まずは、この本についての紹介ですが、冒頭にも書いた通り、水族館の飼育員をされているアングラーさんが、それぞれの経験や知識を元に、様々な魚の習性や特徴など”釣り魚への知識”を結集した本。

全国21の水族館から29名の“アングラー飼育員”が参加されており、今回遊びに行った”スマスイ”の飼育員さんも登場!!

水族館発!みんなが知りたい釣り魚の生態
水族館発! みんなが知りたい釣り魚の生態 −釣りのヒントは水族館にあった!?

目次-「BOOK」データベースより

  • 魚が見える!魚も見える!―渓流魚の視野とエササイズ
  • ピラニア釣りから学ぶ―音は捕食スイッチをONにする!
  • 水族館の周辺生物情報で釣りをランクアップ―干潟の生物環境から考える東京湾のスズキ
  • 深海魚、キンメダイの秘密!―輝く眼、垂直移動、向こうアワセ
  • 長竿&本流で狙う渓流魚―大物はニオイに敏感で居食いが基本
  • シーバスの素顔―テクニカルならマル、男の釣りならヒラ
  • 尺メバルへの流儀―早巻き釣法とシャローエリアで周年ターゲット
  • オトリアユも水族館の魚も元気が一番―輸送のノウハウをオトリ缶に応用!
  • 知って得する“まち海”の環境―釣りエサからポイント選びまで
  • タコにラッキョウを検証する―知的なタコは好奇心も豊か〔ほか〕

本書の冒頭「はじめに」で書いてありましたが、平成24年の10月にスマスイで開催された『科学から見たあなたの釣り~魚のキモチ教えます~』というイベントをキッカケに、書籍化されたとの事。

アングラーにとって、海の中は見えませんが、毎日それを眺めているアングラー飼育員は何を思うのか。という部分にスポットを当てて書かれた本になっています。

水族館発!みんなが知りたい釣り魚の生態のレビュー

本の紹介は前項の通りですが、ココから先の文章を書きたくてウズウズしていました!最初に言っておく!この本は、か~な~り面白い!!

ブログを読んで下さっている方はご存知だと思いますが、私はシーバスが専門で、他の魚種には興味が無く…。この手の本を買っても、他魚種(例えば渓流など)は読み飛ばしてしまう事が殆どなのですが…。

目次
水族館発! みんなが知りたい釣り魚の生態 −釣りのヒントは水族館にあった!?目次

この本を読み始めると、先程の「はじめに」からワクワクが止まらず、それぞれのジャンルを超えて、”飼育員さん目線からの釣り”という部分に特化しているので、どの章を読んでもメチャクチャ新鮮で斬新!!

普段なら読み飛ばす「渓流」というジャンルも、魚に関する知識を頭の中に直接ブチ込まれる感じで、「そうだったのかぁ~!」と目からウロコ!!

スマスイのアカメも登場!!
アカメ

その他にも、普段は「ピラニア」なんてスルーですが、”捕食スイッチをONにする”という部分を掘り下げており、日本の魚とピラニアの違いなんていう件も、ドキドキしながら読めてしまいます!!

各章のレビューを書きたいモチベーションですが、ネタバレをしてしまうと楽しみが無くなってしまうので自粛。

勿論シーバスも!!
シーバスの素顔

ただ、一つだけ言えるのは、全ての章で新たな発見が有り、飼育員さん達も魚に口を使わせる(餌を食べさせる)のは、本当に苦労されているという事。

日々の業務の中で、マイワシとカタクチの遊泳姿勢の違いに気が付き、口を使ってくるアクション(泳ぎ方)を発見したり。

ワンダーの釣れる理由が分かったかも?!
LuckyCraft WANDER (ラッキークラフト・ワンダー)

また、今までは漠然と頭の中に入っていたセオリー(例えば「夏は潮通しの良い釣り場」など)も、その理由・現象から丁寧に解説してくれてあるので、自分の持っている知識を再確認する事が出来ました。

まだまだ書きたい事はありますが、これ以上は控えておこうかと…。

水族館”アングラー飼育員”による解説本!まとめ

今回は、ひょんな偶然から発見した『水族館発! みんなが知りたい釣り魚の生態 −釣りのヒントは水族館にあった!?』という本を紹介してみましたが、久々にメガヒットの本と出会えた気がします。

正直なところ、釣り関連の雑誌は沢山出ていますが、釣りのジャンルを問わず、この本を読むと吸収できる知識量が桁違い。※何度も繰り返し読むと思います。

水族館発! みんなが知りたい釣り魚の生態
釣り人にイチオシ!水族館”アングラー飼育員”による斬新な解説本!!

冒頭の数ページで一気に心が惹かれ、バババッっと読み終え、ダダダッと当記事を書いたので、至らない部分はあると思いますが、それ位「誰かに教えたい!!」と思える内容になっていました!!

それぞれの章を書かれている飼育員さんも、釣り歴数十年という猛者ばかりなので、釣り人目線から語られていて本当に面白かったです!!

参加水族館
参加水族館

原稿は”スマスイ”をはじめ、”名古屋港水族館”や”八景島シーパラダイス”、”京都水族館”に”海遊館”など、様々な方が書いているので実に興味深い!!

釣り場に関しても、”渓流”から身近な”まち海”まで様々。名古屋港水族館の『まち海』は、季節による海の変化を再確認できて、グイグイ引き込まれてしまいました!!
※といっても、殆どの章で引き込まれましたが…。

一般的はハウツーとは違い、アングラー飼育員さん視線というテーマが本当に斬新。新しい発見と再確認が沢山あって大満足ですし、釣り人なら読んで損は無い一冊だと思います!!(^^ゞ

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「インプレ」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、11月28日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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コメント
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  1. くわちゃん より:

    おはようございます
    赤目様の登場ですね(笑)
    水族館なのにおもしろい本出してるんですね(笑)
    ワンダーって釣れるのはいいのですけど、フックが弱々ですよね
    すぐにさびるし
    別のフックに交換して使ってますけど、それで動きおかしくなってないか不安ですけど、目視では問題なさそうだから使ってますけど
    オススメのフックとかありますか?

    • MACO MACO より:

      アカメ、やっぱり風格がありますよね~!

      この本は、全国の水族館のアングラー飼育員さんが、各章を担当して書いていて、今までの視点とは違った知識を得られたり、漠然と『セオリー』だと思っていた事に対して、裏付けや再確認ができたり、何度でも読みたいと思える内容でしたよ!!(^^ゞ

      フックに関しては、基本的にガマカツトレブル RB・SPを使い分けながら、パラガスや勝負ルアーにはSTX-58を使っています!!(^^)

      ※ワンダーに関しては、RBを使ってますよ~。
      最近投げて無いですけど…(^_^;)

  2. がーくん より:

    これは気になりすぎる!!
    ってことで早速ポチりました。笑
    魚は見るのも、食うのも、釣るのも大好きなマルチアングラー(自称)なんで、到着が楽しみです。

    • MACO MACO より:

      実際のところ、読んでいるとがーくんさんのビジョンが頭に浮かびました!!(笑

      今まで定説になっていたメソッドが、魚たちを観察していると違っていたり…。メバル・エギング・タチウオ等、そうなんだぁと思う事が多々ありましたし、他の魚種の章でも『魚』と『釣り』に共通する話題も多く、興味津々で読み込んでしまいました!!

      こうすれば必ず釣れる!みたいなハウツー本では無いですが、普段相手にしている魚の生態や特徴を知るには最高の本ですよ~!!(^^ゞ

      ※多分、読んでハズレと思う事は無いかと!!

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