車の擦り傷を自分で修理!簡単キズ消しツール!!
今回は、車の擦り傷を修理したお話。
日が暮れた、とある日の夜。車の内輪差を確認するため、駐車場に障害物を設置し、助手席の窓から奥様に確認をしてもらいつつ進み始めると、奥様の「危ない!!」という掛け声と共にゴリッ!!っと。
いやいやっ!!当たる瞬間に「危ない!!」じゃなくて、障害物までの距離が短くなった時点で「そのまま進んだら当たるわ~」ってナビしてくれ…。
なんていう出来事が二度ほど起こり、全く必要の無い擦り傷を2ヶ所に付けてしまい気分は超ブルー。※後々考えると、奥様に車から降りて確認してもらうか、鉄製の障害物では無くプラスチックのコーンにしておけば良かったのに…。
塗装のクリアー層に汚れが付着した程度なら良かったのですが、キズの入った部分に触れるとザラザラ&細い凹みがある…。
車に乗り始めて20数年経ちますが、ドアパネルを擦ったのは初めて。かなりのショックで数日間立ち直れなかったものの、このまま放置しておく訳にもいかず、とりあえずはキズ消しにチャレンジしてみました。
ソフト99の「液体コンパウンドトライアルセット」を購入!!
キズを触った感触からすると、そこまでは深く無いものの、微妙にキズが入っているかといった感じ。この状態でショップに持ち込むと、軽く二万円前後は掛かりそうなので、まずは自分でキズ消しを行い、目立つキズが残るようであれば出費を覚悟。
とりあえず、クリアー層とキズに入り込んでいる汚れを落とすため、ソフト99の「液体コンパウンドトライアルセット」を購入。
この商品を選んだ理由としては、満足度が高い高評価のレビューが多く、右も左も分からない海外製品よりは、使い慣れたソフト99社の商品が安心だったから。
このコンパウンドを使ってみて、キズの残り具合を確認してから、タッチペンのような物で軽く誤魔化すか、カーコンビニ倶楽部にでも持ち込むかを決めようかと。
リバース研磨の法則にて作業を開始!!
パッケージの裏側に記載されている説明を読んでいると、ワンポイントアドバイスとして「リバース研磨の法則」なる手法が掲載されていました。
その内容は、通常の「粗」「中」「細」の順で研磨するのでは無く、「細」から始めて「中」から「粗」へ。更に「中」へと戻り、「細」で仕上げるといった感じ。
ソフト99の広報ブログ、「ドアの線キズ、コンパウンドで消せます!」という記事にも記載がありますが、要はキズが浅い場合「粗」を使わず「中」で終える事が出来るので、車へのダメージが少なく済むといった手法。
車のドアキズ消し作業の手順!!
外へ出ただけで頭がクラクラするような暑さの中、コンパウンド片手に作業を開始。パッケージに説明があった通り、リバース研磨の法則を利用し、まずは長細くキズが入ったドアパネル前方にある擦りキズからスタート!!
キズの質からすると、太さは無いものの少しだけ凹んでいる感触が指に残り、爪を滑らすと引っ掛かりがある状態。深くは無いが、汚れているだけでも無いといった感じで、多少のキズが残りそうな雰囲気。
まずは、鏡面仕上げで使用する「超鏡面用9800」を使って研磨を開始。付属のスポンジも三個入っているので、各番手によってスポンジを使い分けるようになっています。
キズの入っている部分を中心に、圧力を掛けるようスポンジを擦り始めると、徐々にキズの色が薄くなり、クリアー層に付着した汚れが落ちている印象。
細目で研磨しても変化は出ないだろうと思っていましたが、予想以上に薄くなったので、何とかなりそうな雰囲気が漂い始めました。
リバース研磨の法則に従い、次は「仕上げ用7500」で研磨を開始。細目の9800よりは、多少濃度がある印象。コチラも圧力を掛けながらせっせと擦ると…。
細目コンパウンドでの研磨と比べ、キズの目立ち具合が随分と薄まりましたが、ここで終了できる程では無く…。とりあえず、粗目も掛ける事にします。
多少の汚れとキズが残っている状態だったので、粗目に希望を託してせっせと研磨する事に。やはり粗目だけあって、汚れの落ち具合は一番といった感じ。
写真で見ると薄っすらキズが浮き出て見えますが、実際に見ると「ここにキズがある」と言わなければ分からない程度まで回復しています。
4.仕上げ用に研磨する!!灼熱の中せっせと研磨したかいもあってか、パッと見ただけでは分からない程度のキズ跡になったので、従来通り細かい番手を使って仕上げの研磨を行います。
粗目で研磨した状態から、劇的に改善する事はありませんが、それでも少しは綺麗になったのか。細い凹みは残ったものの、深い層まで入っていた汚れが落ちたので、殆ど気にならないレベルまで復活しました。
リバース研磨の法則にて作業を始めた際、超鏡面用9800を使って研磨した時点で予想以上に綺麗になったのを見て、「これはイケるかも?!」と思いましたが…。ここまで回復するのであれば、タッチペンやショップ持込みは不要かと。
ザラついた擦りキズもリバース研磨の法則で!!
細長く入った「擦りキズ・その1(赤色)」が綺麗になったので、今度は全体的にザラついた「擦りキズ・その2(青色)」のキズ消しにチャレンジ。キズの表面を触った感じでは、多少のケバ立ちを感じ「キズ・その1」よりも重症といったイメージ。
擦りキズ・その1よりも手強そうなので、最初から粗目のコンパウンドを使っても良かったのですが、一応は先程と同様「リバース研磨の法則」にて作業を進めて行きます。
多少のザラつきがあったので、キズ跡が残ると覚悟していましたが、擦りキズ・その1よりもスムーズに汚れが落ち、「キズ消し用3000」を使って研磨した時点で、全く分からないほどキズ消しに成功。ドアパネルへの凹みも無く、こちらは一安心といった感じ。
車の擦り傷!簡単キズ消しツール!!まとめ
ちょっとした不注意によって、全く必要の無い擦りキズを付けてしまいヘコんでいましたが、ショップへ持ち込むのであればと、ダメ元で買ってみたソフト99の「液体コンパウンドトライアルセット」が大活躍。
ボディーを擦った際、クリアー層に付着した汚れや、シュッと入った擦りキズ程度であれば、こういったコンパウンドで対処できそうですね。
最終的には、やはり「擦りキズ・その1」の方が重症だったようで、コンパウンドで汚れを落としてみると、薄っすら溝が形成されているのが分かりました。
ただ、実際に眺めてみると、「ここが擦った部分」と指差しても分からないほどキズ跡は目立たなくなっており、残っている汚れも綿棒等で丁寧に磨けば、より一層綺麗に仕上がると思います。
液体コンパウンドトライアルセットは、パッケージにスッポリ入れ直して収納しておきます。※二度と使わないで良い事を切に願う…。
今回のように、クリアー層に付着した汚れや細かなキズの場合、こういったコンパウンドで処置する事ができますが、写真のように深く入ったキズを埋める事は出来ないので、気になる凹凸があるのなら、パテ埋めかプロに任せた方が良いかと。
兎にも角にも、ショップに持ち込めば数万円の出費と覚悟していただけに、千円ちょっとで目立たなく出来たのは助かりました。同じように、車のボディーを擦ってしまった場合、まずはコンパウンドで試してみてはいかがでしょうか?!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
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