【ショックリーダー】スムーズロックプラスの実釣インプレ!

【ショックリーダー】スムーズロックプラスの実釣インプレ!

今回は、ショックリーダーについて。

シーバス釣りを始めて以来、ショックリーダーはバリバスのフロロカーボンを使用してきました。

特にデメリットも感じず、気がつけば十数年間使っていましたが、先日PEラインを買った際のオススメ欄に、面白そうな商品があったのでポチっと。

それがコチラ!!
ショックリーダー スムーズロックプラス

愛用の『シーバスPEパワーライン』を販売している、東レの『ショックリーダー スムーズロックプラス』という商品。

その特徴が気になりお試しで買ってみたところ、思った以上に革新的だったので、実際に使ってみたレビューを残しておこうと思います。

しなやかな高衝撃吸収性とノットの高結束性能が特徴!!

商品説明を読んでいて惹かれたのが、スムーズロックプラスの特徴でもある「ナノスリット®」という構造。※最大の特徴「しなやかさ」では無かったのはご愛嬌。

公式サイトで『ナノスリット®』について調べてみると、要は「表面に超絶細かな凹凸を付け、接地面を少なくする事で滑りを向上させ、ノットの食い込みを良くしたよ」といった感じ。

パッケージ裏
高い衝撃吸収性としなやかさを備えたショックリーダー

できるだけラインブレイクを防ぎ、釣り場にゴミは残したく無いと思っていたので、ノット強度を高める事ができるのであればと購入してみました。

一応、公式の紹介は下記の通り。

衝撃強度×しなやかさ「柔」のリーダー!!

高い衝撃吸収性としなやかさを備えたショックリーダー専用設計。

細くて強いワンランク上の強力(LB)を実現。ナノスリット®搭載で、ルアーやPEとのノットで高い結束性能を発揮。

※「ナノスリット®」とはライン表面に1/1,000,000mmレベルの微細な凹凸溝を付与する技術。従来品と比較して、ラインの摩擦特性を向上させることができる当社独自の構造制御技術です。

引用元 :『東レ / スムーズロックプラス

ノットの食い込みが良くなるナノスリットの他には、フロロなのにしなやかな高衝撃吸収性という項目も気になるところ。

実際にノットを組んでみた感想!

商品が到着したので、早速ノットを組んでみる事に。

パッケージを開封し、スムーズロックプラスを触ったところ、まず最初に感じたのが「柔らかい!!」という感触。

普段使っているバリバスのフロロと比べると、ナイロンのショックリーダーに近いような曲がり方で、『しなやか』というキャッチコピーにも納得。

ノットを組む
スムーズロックプラスを実釣で使ったインプレ!!

実際にFGノットを組んでみると、やはりナイロンに近い感覚で扱えます。

普段なら、ピョンピョンと動くフロロリーダーですが、スムーズロックプラスの場合は適度に曲がってくれて馴染む感じ。

ただ、ノット強度の高まるナノスリットに関しては、この時点で体感して違いが分かる訳でも無く…。「カッチリ組めた気がする…」と、プラシーボ効果の範疇かとも思ったり…(^_^;)

バリバスのフロロとスムーズロックプラスの比較

ノットを組んだ後、せっかくなので今までのフロロと比較してみる事に。

使用したのは、オリンパス「TG-4 Tough」の顕微鏡モード。※スマホで撮れる顕微鏡もあるのですが、何処へ仕舞ったか行方不明で…。

比べてみよう!
スムーズロックプラスとバリバスフロロ

今回は、ずっと使用しているバリバスのフロロカーボンと、東レのスムーズロックプラスの表面を眺めてみました。

バリバス・フロロカーボン

バリバス・フロロショックリーダー

顕微鏡モード
バリバス・フロロショックリーダーの拡大写真

拡大写真
バリバス・フロロショックリーダーの超拡大写真

画質は少し荒くなってしまいましたが、バリバスのショックリーダーは、ツルンとした表面で綺麗な線になっています。

スムーズロックプラス

ショックリーダー スムーズロックプラス

顕微鏡モード
ショックリーダー スムーズロックプラスの拡大写真

拡大写真
ショックリーダー スムーズロックプラスの超拡大写真

一応、撮影前にホコリ等は取り除いたつもりですが、スムーズロックプラスの方は表面に白い粒やモヤのような物が見えますね。
※白い粒は、多分ホコリだと思います。

こうして見ると、肉眼では殆ど違いが分からず、唯一体感して分かるのは、手に持った時の柔かさ(しなやか)の違いくらいかと。

スムーズロックプラスの実釣レビュー!!

ショックリーダーを切り替え、実釣に行ってきました。

この時は、キビレにシーバスと好釣果でしたが、実際に魚を掛けてやり取りしていると、リーダー由来のメリットか判別はつきにくい…。

ロッドで溜めている最中、いつもより安定感があったものの、それはロッドから来るものか…。

ただ、色んな物が沈んでいるホームポイント。

実は、この日も1.5M近い謎の鉄パイプを掛けましたが、ボトムから引っ剥がしてラインブレイクする事無く波打ち際へ。

重たかった…
海底に沈んでいた塩ビパイプ

多分、普段使っているバリバスのフロロでも同じように寄せる事は出来たと思う反面、確かにノット部分からラインブレイクするような不安は少なく、ゴリゴリと寄せる事が出来ました。

一方、シーバスを掛けた際、リーダーが魚体に触れた感覚が有り…。

リリース後に確認してみたところ、それほどザラついた感触は無く、とりあえず帰宅したら組み替えようと思っていたところ…。

顕微鏡モード
スムーズロックプラスの使用後

拡大写真
スムーズロックプラスの毛羽立ち

拡大すると、結構なダメージが入ってますね。※写真のような毛羽立ちの他に、クルンっとめくれ上がったような部分もありました。

この状態で、よく鉄パイプを寄せれたなぁと感心したり…(^_^;)

釣行後に思った事

実釣中は、今までのフロロとの違いを意識・体感するほどの事は無かったのですが、魚を掛けた時や根掛りした際、「ひょっとしたら切れるか?」といった心細い印象は全く無く、ノット部分の食い込みが良くなった恩恵か…。

また、ライン自体が柔らかい(しなやか)なので、ルアーへの追従性も良さそう。

今までは、伸縮性や操作性を重視し、バチシーズンに限りナイロンリーダーを使っていましたが、このリーダーであればラインの硬さからくるデメリットも無くなりそうですね。

スムーズロックプラスのインプレ

今回は、ネットショップのオススメに掲載されていた『スムーズロックプラス』を試してみましたが、思いのほかシックリと馴染んだのでビックリ。

フロロなのにナイロン(とまではいきませんが)に近い柔らかさが有り、ルアーの泳ぎに与える影響も軽減されそうな印象。

謳い文句が気になった『ナノスリット』は、今後も使いつつ検証する必要があるものの、ファーストインプレッションとしては結束部に不安を感じませんでした。

ナノスリットについて

ちょうど、公式ページにナノスリットの解説があったので掲載。

動画を見てみると、やはり凸凹によって結束の接点が面から点となり、滑りが良くなる事で最後までキッチリ締まるといった感じ。

冒頭でも書いた通り、今までのフロロに不満はありませんが、ノット強度が高められるという事であれば、1スプール使い切ってみたいと思います。

ショックリーダーのノット部分に不安がある方、軽いルアーで繊細な釣りをされる方、一度スムーズロックプラスを試してみても良いかも知れません。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

今回の投稿と同じ「インプレ」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!

また、1月2日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。


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