コアマン・VJ-28のインプレと使い方について!!
今回は、コアマンのVJ-28について。
先日購入した、コアマンの「VJ-28」ですが、スイムチェック開始20分ほどで、60upシーバスを釣らせてくれるという鮮烈なデビュー。
釣り場の状況が良く、カタクチが溜まっていた事も有り、条件的にはベストマッチだったのか。今年初の嬉しい釣果は、VJ-28が連れて来てくれました!!
※参照記事
『祝え!2019年&令和初のシーバス釣果!!』
実は、VJ-28を投げ始め、色々と気が付いた特徴が有り、思っていたよりも断然使いやすいなぁとビックリ!!
まだまだ使い始めたばかりですが、とりあえずファーストインプレッションとして、実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
VJ-28・バイブレーションジグヘッドについて
VJ-16の販売以来、多くの人を魅了し続けている『バイブレーションジグヘッド』シリーズですが、16g・22gに次ぐ28gが登場しました。
実は、ソフトルアーが苦手だった私が、釣行時にはVJを必ず持って行くほど、大きく価値観を変えてくれたルアーで、沢山のシーバスを釣らせてもらっています。
VJ-28 バイブレーションジグヘッド
多くの経験によって導き出されたジグヘッドデザインと、装着するコアマンワームとのマッチングで、ボディ全体が絶妙に揺れるバイブレーションを発生します。圧倒的な食わせ能力をもつワームが、より細かく振動してシーバスを強烈に誘う。しかもそれがまたぶっ飛びの飛距離なので、完全に反則レベルです。
28gのウエイト設定によって水深5mより下の中層~ボトムを得意とします。それにより確実に下のレンジをきっちりとトレースすることが可能です。
スレたシーバスをバイトにまで持ち込むことの出来るこのルアーが、新しい領域を拓きます。VJの圧倒的パフォーマンス。世紀末ベイト的ルアー!間違いないです。
※スイムバランスはワームを刺しかえることで調整してください。
今回のテーマである「VJ-28」は、ウエイト設定を重くした事により、他のVJシリーズよりも少し深いレンジ(5m~ボトム)辺りを引ける仕様との事。
バイブレーションジグヘッドの特徴
各シリーズ共通で、飛距離や一定レンジのキープといった特徴が挙げられると思いますが、個人的に思う一番のメリットは「速度変化」で起こせる食わせアクション。
ジグヘッド+ソフトルアーの組み合わせは多数販売されているものの、ス~っと泳ぐタイプかブリブリとアピールする両極端なイメージ。
例えば、タチウオやシーバスで流行ったワインド釣法「マナティー」は、大きく横っ飛びさせた動的なダートアクションで誘います。
一方、「R32」等のタイプは、静かに泳ぎつつテール部分がピリリと動き、スレたシーバスに効く静的なソフトルアーになっているかと。
そんな両極端なイメージですが、VJのソフトルアーを見てみると、ブリブリとアピールするシャッドテールの形状をしているものの、その泳ぎは派手過ぎずシャープ。
でも、キッチリと細かく強い波動を出しながら泳いでおり、動的・静的ソフトルアーのメリット部分を備えている。といった印象を受けます。
なので、ワインドのように強アピールでは無いものの、強い波動で静的ソフトルアーよりも魚を寄せる力が強く、過度にアピールしないので場も荒れにくい。
また、鉄板やプラのハードルアーと異なり、スレたシーバスにも簡単に見切らせない利点もある、良いとこ取りのルアーといった感じだと思います。
バイブレーションジグヘッドの強み
動的・静的と、両方のメリット備えているVJシリーズですが、この特徴が発揮されるシーンは「リトリーブ速の変化」にあるかと。
動的なルアーのように、ロッドアクションを入れる訳でも無く、静的なルアーのように他の要因で起きるアクションを待つ訳でも無い。
リトリーブを始めてから、ベイトに触れたり引き抵抗が重くなったり、「ココ!!」というタイミングでリトリーブ速度に変化を付けると、オートマチックに変化が入り、食わせのアクションを誘発してくれる。
※リトリーブ速度に変化を付けなくても、流れの変化などに差し掛かれば、ある程度オートマチックに変化してくれると思います。
よく「VJは釣れる」という話を聞きますが、釣り人側が無意識でも、何かしらの要因でリトリーブ速度や軌道が変化し、食わせの間を作っていると思います。
これは、動的・静的と両方のメリット備えているVJシリーズならではといった強みで、VJが使いやすいと思える最大のアピールポイントかと。
VJ-28の特徴とファーストインプレッション
今回、実際にVJ-28を使用してみて、16g・22gとの明確な違いがあったので、簡単にまとめておきたいと思います。
まず最初に、名前からも分かるように、シリーズの中で最も重い「28g」の仕様になっていますが、キャスト感も違和感は無く好感触。
泳ぎに関しては、他シリーズよりも気持ち強くなっているのかな?といった感じですが、今までと同じような感覚で泳がす事ができます。
一方、ルアーが重くなったので沈下速度が上がり、ボトムまでのコンタクトにストレスが無くなる。それと同時に、ボトムまでのフォール中に、ルアーを見切られる機会を減らす事が出来ます。
そして、一番大きな特徴として驚いたのが、ルアーを通して周囲の状況を伝える「感知・伝達能力」の高さ。
使用当日は、VJ-28と同サイズのカタクチが溜まっている状況でしたが、フルキャストのフォール中からコツンっ!コツンっ!!と、カタクチがルアーにコンタクトしている感触が伝わってきました。
また、流速の変化も伝わりやすく、ルアーの引き抵抗に明確な差が出たのにも驚き。とにかく、手元に伝えてくれる情報が多く、釣りを組み立てやすかったです。
試しに、別サイズのVJもキャストしてみましたが、カタクチに触れた感触の大きさは、VJ-28がピカイチでした。※その時の状況が合致したのかも知れませんが…。
更に、VJ-16では浮き上がってしまうようなシーンでも、リトリーブ速度を保ったまま、しっかりと一枚下の層を安定して引けるので、見切られ防止にも貢献している印象を持ちました。
その性質上、普段遊んでいるようなドシャローの浜では、ボトムを拾い過ぎて使い辛いと思いますが、ある程度水深のある港湾部や沖堤では、VJ-28のメリットを最大限に活用出来ると思います。
VJ-28の使い方について
実際にシーバスを釣ってみた感想としては、水深の確保された場所でのオーソドックスな釣り、ボトムを取ってタダ巻きで引いてくる。というのが一番マッチしそうな印象を受けました。
その際、重点的に探りたいのが、リトリーブ感に違いが出た変化のある場所や、コツンっと手元に伝わるベイト反応のあったエリア・レンジ。
そういった場所を見つけた場合、リトリーブ速度に多少の変化を入れたり、瞬間的にストップさせてプチフォールを入れてあげる。
こうした「食わせの間」を作る事で、シーバスのヒット率も変わってきますし、ナチュラルな変化はVJシリーズが得意とする部分だと思います。
また、釣り場から反応が得られない場合は、他のシリーズと同様、着水後のカウントやリトリーブ速度の強弱によって、ルアーが通るレンジに変化を加え、捕食スポットを探すといった手法が有効かと。
※数日後、今度はVJ-28を使った岸壁VJにてシーバスが釣れましたが、それは別の記事にて書いてみます。
VJ-28のインプレと使い方について!まとめ
今回は、初めてVJ-28を使った感想・ファーストインプレッションを書いてみましたが、「感知・伝達能力」の高さは抜群で、手早くエリアを探れますし、釣りの展開も考えやすくなるかと。
サッと使ってみた印象としては、セオリー通りの事を、お手本のように再現してくれる、凄く素直で扱いやすいルアーといった感じ。
VJのセッティング
ちなみに、VJシリーズ共通の注意点ですが、上記動画にもあるように、VJが真っ直ぐ泳いで返ってくるかのスイムチェックは必須かと。
新品のVJを購入しても、稀に最初から斜めに泳いでる製品もあるので、まずはスイム姿勢のチェックを行い、ズレているようであれば微調整をしてから使う。
※前回購入したVJ-28ですが、最初から右斜めに泳いでいたので、微調整に時間が掛かってしまいました…(^_^;)
せっかく良いコースに投げていても、VJ自体が斜めに泳ぐとバイトのチャンスを潰してしまうので、スイムチェックはコマメにした方が良いかと。
また、他シリーズとの使い分けは、通したいレンジと引きたいリトリーブ速度に比例し、浅い場所を早く引きたいならVJ-16、レンジを入れて早く巻きたいならVJ-28、その中間ならVJ-22といった雰囲気で良いかも。
スローに引いてレンジを入れると、見切られてしまうケースも増えるので、水深のある場所ならVJ-28を有効に使いたいですね。
デビュー戦で早々にシーバスを釣らせてくれたVJ-28、デカカリシャッド(CA-06)のラインナップも多く、カラーローテを含めれば沖堤はVJ-28で押し通せる位のポテンシャルを持っていると思います!!(^^ゞ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
今回の投稿と同じ「インプレ」にある前後の記事は、下記のようになっております。お時間がある時にでもチェックして頂けると嬉しいです!!
また、11月28日現在「シーバス釣り」には「 201件」の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。
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